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⑦ 『おれの地球の歩き方 』パタヤで待ち合わせ2025

    いざ、パタヤへ。

    バスは9時30分ちょうどに乗客を乗せ始めた。

    俺の席は進行方向右側の通路席。

    先に乗り込んだのをいいことに、何食わぬ顔で窓側に座る。

    もし何か言われたら素直に移動するつもりだった。

    しかし隣に座ったタイ人女性は特に気にする様子もなく、本来の俺の席に座ってくれた。

    こうしてバスは定刻を少し過ぎた頃、パタヤへ向けて走り出した。

    やはりバンコクの渋滞はひどい。

    ノロノロ進んでは止まり、また少し進んでは止まる。

    ところが高速道路へ入った途端、それまでが嘘だったかのようにスイスイ走り始めた。

    しばらくするとスワンナプーム空港の離発着が見える場所に差しかかる。

    俺はこの景色が結構好きだ。

    巨大な都市バンコクを抜けると、すぐに田舎の風景が広がる。

    この辺りにはどんな暮らしがあるんだろう。

    窓の外を眺めながら、ぼんやりそんなことを考えていた。(後日知ることになる)

    移動中でも俺は寝ない。

    タイを身体中で感じたいからだ。

    移動時間であっても、俺の中の「寝たら負けゲーム」は続いている。

    遠くには寺院が見え、工場が見え、畑が見える。

    そこには人々の生活があり、力強く生きている姿がある。

    パタヤに近づくにつれ、小高い山々が見え始めた。

    この辺りは海上コンテナを引いた大型トラックが多い。

    きっと日本行きのコンテナもあるだろう。

    もし困ったらここから日本へ帰らせてもらおう。

    そんなくだらないことを考えながら、場所だけはしっかり覚えておいた。
    (割と本気)
    やがてパタヤの街並みが見えてくる。

    だが、いつも思う。

    パタヤは見えてからが長い。

    到着が近づくほどワクワクとドキドキが大きくなる。

    通り沿いには、噂のエッソ裏と呼ばれる場所も見えた。

    今回の旅で行きたい場所リストに入っていた場所だ。

    そしてノースパタヤバスターミナルへ到着。

    ソンテウに乗り込む。

    乗客は俺を含めて7人だった。

    面白いことに、その7人全員が日本人。

    何度もパタヤへ来ている老夫婦。

    関西弁で話す男女4人組。

    そして俺。

    どうやら4人組は初パタヤらしい。

    おすすめの場所を聞かれたが、

    「俺、いかがわしい店しか知らないんですよ、パタヤってそんな街だから」

    と正直に答えておいた。

    やがて宿の近くに到着し、俺は一足先に降りる。

    「狭い街だから、そのうちどこかで会うでしょう。その時はよろしく」

    そう伝えて別れた。

    今回の宿はSoi13/2。

    2023年に泊まった宿のすぐ近くだ。

    このSoiは俺のお気に入りである。

    そこまで騒がしくない。

    それでいてバーもあり、エロマッサージ屋もありローカル寄りの店もあり、独特の空気感がある。

    歩いているだけで懐かしさが込み上げてきた。

    まだチェックインはできなかったが、荷物だけ預かってもらい街へ出る。

    目の前には海。

    バーがあり、ショッピングモールがあり、バンコクとはまた違った都会の雰囲気がある。

    やはりパタヤは魅力的だ。

    この街に戻ってきた。

    そんな実感が、ゆっくりと湧いてきた。

    パタヤに着いたことを友達カップルに連絡した。

    二人はラン島で一泊していたらしく、ちょうどバリハイ桟橋に到着したところだった。

    せっかくだから迎えに行くことにした。

    ウォーキングストリートを抜け、桟橋へ向かう。

    しばらく歩くと、人混みの向こうに見慣れた二人の姿が見えた。

    それだけでなんだか嬉しくなる。

    一人旅は気楽だが、知っている顔に会える安心感はやはり別物だ。

    俺は駆け寄り、挨拶を交わした。

    「久しぶり!」

    (と言っても数週間ぶりなのだが、海外で会うと妙に久しぶりな気がするから不思議だ)

    そのまま三人で昼飯を食べに行くことになった。

    入ったのはタイレストラン。

    注文はタイ人彼女がすべてタイ語でやってくれた。

    こういう時、本当に頼もしい。

    俺たちはメニューと写真を眺めながら適当に指差すだけでいい。

    旅の苦労が一つ減る瞬間だ。

    料理を食べながら近況や旅の話をする。

    ラン島の話やバンコクの話。

    特別なことを話したわけではないが、こういう時間が案外楽しい。

    昼飯を食べ終えると、友達カップルはジョムティエンの宿へチェックインとのことだった。

    俺はセントラルパタヤ方面。

    ここで一旦別れることにした。


    短い再会だったが、なんだか少し元気をもらえた気がした。

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    噂のエッソ裏と言っても今はエッソじゃない
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    元エッソの裏にはどんな風景が広がっているのか
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    セブンイレブン色の向こう側
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    早く着かないかな
    長く感じる
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    ブランド品も豊富
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    パタヤ慣れてます、の雰囲気を出してスカして降りたら 間違って一本手前で下車soi13/1
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    やっと着いたsoi13/2
    ほんとはガクブル
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    昼飯はここ
    タイ料理だけじゃなくいろいろある
     
     
    おれ的視点でタイ旅の思い出を書き綴っていきたいと思います 表現方法や感じ方はいろいろあると思いますがよろしくお願いいたします。 #バックパッカー #タイ旅

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