
子どものコミュ力が眩しすぎる。言葉の壁を軽々と越えていく2歳娘と4歳男の子の話
この前、娘と一緒に児童館で遊んでいたら、4歳くらいの男の子が流暢な英語で話しかけてくれた。
もーーのすごく、きれいな英語。
……うん、私の語彙力がなさすぎる(笑)。
言っている内容はなんとなく聞き取れる。でも、こちらから英語で自然に返すことができない。
その子はたくさんのおもちゃを抱えて持ってきて、娘と一緒に遊ぼうとしてくれた。
娘は不思議そうな顔で、
「ママー、なんか変な言葉しゃべってるー」
と言う。
「これは英語っていう言葉だよ」
そう説明しながら、私は男の子の言葉を娘に簡単に通訳した。
お母さんは日本人で、お父さんはカナダ人。今は一時帰国で日本に来ているらしい。
そんな話を聞きながら、子どもって本当にすごいなと思った。
たとえ言葉が完璧に通じなくても、すぐに一緒に遊べる。
笑い合ったり、指を差したり、おもちゃを「どうぞ」と手渡したり。
それだけでちゃんと、
「あなたと仲良くなりたい」
という気持ちが、言葉の壁をすり抜けて伝わっていく。
大人になると、つい言葉に頼ってしまう。
言葉が通じなければ仲良くなれないような気がしてしまう。
さらに、「共通の話題」がなければ仲を深められないような気さえしてしまう。
でも、子どもたちは違う。
相手の言葉が分からなくても、まず一緒に遊んでみる。
まず笑ってみる。
まず一歩近づいてみる。
その姿を見ていると、人と人がつながるために本当に必要なものは、案外もっとシンプルで温かいものなのかもしれないと思う。
そして、その男の子との出会いは、私自身のある記憶を呼び起こした。
人生で一番、
「英語が話せたらなぁ」
と思った日のこと。
異国の空港で、不安と恐怖に押しつぶされそうだった私を救ってくれた、ある人のことだ。
その話は、また別の記事で書こうと思う。