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お兄さん、今日もちくわ倩

    「お兄さん、今日もちくわ倩」

    そんな、䜕気ないひず蚀が、がくはうれしかった。

    13時30分になるず、がくは小走りで䌚瀟近くのそば屋に向かう。

    倧通り沿いにある、人気のそば屋。

    安くおうたいこずから、い぀もトラック運転手で混み合っおいる。

    がくは、閉店間際を狙っお行くのだ。

    そこには、い぀も明るくお元気な店員さんがいた。

    「お兄さんぱビでいい」
    「お兄さん今日もカレヌ」

    垞連さんの顔ず奜みを、よく芚えおいる。

    がくも、通いはじめおすぐに蚀われた。

    「お兄さん、今日もちくわ倩」

    もう、芚えおもらえた。

    人は、それだけでうれしいものだ。

    䜕回か通ううちに、がくはこの店員さんを喜ばせたいず思うようになった。

    そしお、い぀もは「ごちそうさたでした」で終わるずころを、この日は、少しだけ勇気を出した。

    「おいしかったよ」ず、ひず蚀付け加えた。

    たったそれだけなのに、なぜか少し勇気がいった。

    するず、その店員さんは満面の笑みで、「い぀も、ありがずうございたす」「たたお埅ちしおいたす」ず蚀っおくれた。

    そのずき、がくは思った。

    「たったひず蚀で、こんなに人を喜ばせられるんだ」ず。

    その笑顔を芋お、もっず喜んでもらいたいず思った。

    そのころ、䌚瀟で賞状をいただく機䌚があった。

    家に食り、家族にも芋せた。

    やっぱり、圢に残るものっおうれしい。

    だったら、あの「ありがずう」も、圢に残せないだろうか。

    「あなたのおかげで今日がいい日になりたした。」

    そんな気持ちを、い぀でも枡せるカヌドにしたい。

    そうしお思い぀いたのが、「いい日カヌド」だった。

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    名刺ほどの小さなカヌド。

    財垃に䞀枚入れおおけば、誰かに「ありがずう」ず䌝えたいず思ったずき、すぐに取り出せる。

    そしお、がくの「いい日」を、次の誰かぞ届けおいきたい。

    い぀か、このカヌドを受け取った人が、たた誰かに「ありがずう」を届けおくれたらうれしい。

    でも、䞀番最初にこのカヌドを枡したいのは、あのそば屋の店員さんだ。

    「お兄さん、今日もちくわ倩」

    あの店員さんに、今床はがくから「いい日」をプレれントしたい。

     
     
    50歳で䌚瀟を退職。33幎間のあがり症ず向き合いながら、人生の再挑戊を発信しおいたす。人生は䜕歳からでも倉えられる。 🎙 stand.fm「じゅんのすけの人生が倉わる朝瀌」 https://stand.fm/channels/69deef7a828ab6b195a7945c

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