ぼくは、この20秒を忘れない。
思わず、涙がでました。
たった20秒の動画でした。
でも、その20秒が、ぼくの心を動かしたんです。
先日、ショート動画でこんな映像を見ました。
その動画は、学校の教室内の映像だったんですけど。
地震で大きな揺れがあったんですね。
そしたら、みんな一斉に廊下に逃げ始めたんです。
頭に手を当てて、教室の前のドアからひとり、また一人と逃げるんですけど、
その中でね。
人の流れに逆らって教室の奥へ走る生徒が一人いました。
その先には、車椅子で動けなくなっていた友達がいました。
その子は迷わず車椅子を押しました。
すると、周りの子たちも自然と集まり、
ドアを押さえる子。
一緒に付き添う子。
出入り口付近の机を動かす子。
誰も指示なんてしていないのに、
気づけば、
車椅子のまわりには何人もの生徒が集まっていました。
その子は、自分が逃げることより、友達を助けることを優先したんです。
周りの目なんか気にせず、
ただ、純粋に「助けたい」という感情だけで動いたんです。
そこには、損得感情なんてものはありませんでした。
あったのは、友達を助けたいという想いだけだったんです。
ぼくは今まで、どれだけ小さなことで悩んできたんだろうって本気で思いました。
誰かと比較したり、誰かの言葉に反応したり、
人から嫌われないように、みんなと同じように、
って、そんなことばかり気にして生きてきたなって。
ぼくは、この生徒の行動に心が震えました。
あの子は、とっさに動けました。
じゃあ、ぼくだったら動けるだろうか。
正直、自信がありません。
そう思った瞬間、ある出来事を思い出したんです。
先日、新宿駅で人がたくさん行き来するなか、突然年配の方が倒れたんです。
そのとき、周りにはたくさんの人がいたんですけど、みんな通り過ぎて行ったんです。
ぼくが「あっ」と思った瞬間、一人の女性が駆け寄りました。
その行動の速さに、ぼくは「すごい」と思いました。
正直に言うと、
ぼくは怖かったんです。
倒れた方の近くへ行く勇気がありませんでした。
「救急車を呼ぶ?」
「駅員さんはどこだろう?」
頭の中ではいろいろ考えていました。
でも、本当は違ったんです。
考えていたというより、怖くて動けなかった。
今振り返ると、そう思います。
あの日の動画は、
「助けたい」と思ったら、まず動くことを教えてくれました。
もっと自分が感じたままに動けるようになりたい。
もっと誰かを助けられる人になりたい。
そんなことを感じた20秒でした。
それから、数日後、交差点で信号待ちをしていると、目の前で自転車に乗った女性が転倒しました。
そのとき、ぼくは、
「大丈夫ですか?」
って、その女性に声をかけることができました。
新宿で倒れた男性に素早く駆け寄った女性。
友達のために動いた少年。
あの2人のおかげで、ぼくも一歩だけ前に出ることができました。
誰かの勇気は、また次の誰かの勇気になる。
今度は、ぼくがその一人になれたらいいなと思っています。
前回ご紹介した
ゆんママさんとCandiさんの記事に、
「スキ」を届けてくださった皆さん。
本当にありがとうございました。
こうやって、誰かの「好き」が、
また誰かの「好き」につながっていく。
そんな「スキ」が循環するマガジンにしていけたら、うれしいです。
そして、
先週放送した「夢は、1600円でもいい。」が、スタエフでずっと目標にしていた50いいねを達成することができました。
聴いてくださった皆さん、そして応援してくださった皆さん。
本当にありがとうございました。
