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もう、お前から逃げない

皆さん、おはようございます。

じゅんのすけです。

今日は、

「もう、お前から逃げない」

というお話です。

朝礼に挑戦する少し前の話です。

当時、

ぼくは大阪の営業所で働いていました。

ある日、

仕事でトラブルが起きました。

営業所の空気は重くなり、

ぼく自身もかなり落ち込んでいました。

そんな数日後です。

本社から来ていた上司と、

廊下ですれ違いました。

すると上司が、

笑いながらこう言ったんです。

「また大阪でトラブルか」

その瞬間、

胸がギュッとなりました。

でも、

何も言えませんでした。

言い返すことも、

説明することもできませんでした。

ただ、

愛想笑いをしただけでした。

上司が去ったあと、

ぼくはそのままトイレへ向かいました。

誰もいませんでした。

洗面台の前に立ち、

冷たい水で手を洗いました。

そして、

ふと顔を上げました。

鏡の中に、

自分がいました。

情けない顔でした。

悔しそうな顔でした。

何も言えなかった男の顔でした。

しばらく見つめていると、

言葉が漏れました。

「くそっ」

静かなトイレに、

その一言だけが響きました。

悔しかったんです。

上司に腹を立てていたわけじゃありませんでした。

トラブルに腹を立てていたわけでもありませんでした。

本当に悔しかったのは、

何も言えなかった自分でした。

また逃げた。

また何もできなかった。

逃げる自分。

言い訳する自分。

苦手なことを避け続ける自分。

その全部が、

鏡の中に映っていました。

その時、

思ったんです。

もう、

こんな人生は嫌だ。

そして、

鏡の中の自分に向かって言いました。

「もう、お前から逃げない」

誰も聞いていません。

拍手もありません。

何かが劇的に変わったわけでもありません。

でも今振り返ると、

あの数秒間が、

ぼくの人生の分岐点だった気がしています。

もちろん、

翌日から別人になったわけではありません。

相変わらず怖かったです。

自信もありませんでした。

でも、

何かを選ぶたびに、

あの日の鏡を思い出しました。

「もう、お前から逃げない」

朝礼から逃げたくなった朝もありました。

不安で眠れなかった夜もありました。

でも、

そのたびに思い出したんです。

たった一言でした。

でも、

ぼくにとっては十分でした。

その小さな決意が、

33年間逃げ続けていた朝礼への挑戦につながり、

今こうして、

音声配信にも挑戦できています。

あの日、

鏡の前で口にしたのは、

たった一言でした。

でも、

人生を変えるのに必要だったのは、

たった一つの覚悟だったのかもしれません。

今でも時々、

逃げたくなることがあります。

不安になることもあります。

でもそんな時は、

あの日の鏡の中の自分を思い出します。

そして心の中で言うんです。

「もう、お前から逃げない」

人生は何歳からでも変えられる。

じゅんのすけ

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