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ジョイハロ! #005 ブレないことが差別化になる。AI時代のリアル経営戦略トーク(ゲスト:(株)COTEN深井龍之介さん・(株)TALENT佐野貴さん)

    社員30人のIT企業・株式会社ジョイゾーが送るPodcast『ジョイハロ! 〜30人の会社のリアル、全て見せます』。
    第5回は初のゲスト回!ジョイゾー社外取締役の深井龍之介さんと、人材育成を担う佐野貴さんをゲストに迎えた経営戦略トーク回。「ジョイゾーのカルチャーはなぜ唯一無二なのか」「AI時代に変えていいことと、変えてはいけないことは何か」を、事前の打ち合わせ一切なしで語り尽くします。
    「システム39はコンサルでもコーチでも代行でもない謎のポジション」「ブレないこと自体が差別化になる」——外の目線だからこそ見えるジョイゾーのリアル。

    ▼フルバージョンをご覧になりたい方はこちら


    今回のメンバー

    • 四宮 靖隆(ジョイゾー代表): 今回はパーソナリティ兼話し手として登場。「自分のまま行こう」と腹をくくった最近の心境をぶっちゃける。

    • 深井 龍之介(株式会社COTEN / ジョイゾー社外取締役): ジョイゾーの社外取締役として約5年。ジョイゾーのことは「謎のバランスを保ってる。どうやってんのかよくわからん」と思ってる。

    • 佐野 貴(株式会社TALENT / ジョイゾーの人材育成を担当): ジョイゾーの若手メンバーへの研修を担当。「普通にジョイゾーへ転職しようかな」と言い出した人。

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    ジョイハロ。今回は経営戦略トーク、特別回です

    四宮:ジョイハロ!30人の会社のリアル全てみせます。この番組は、社員30人、企業のリアルな葛藤や成長の壁をありのままにお届けする公開ドキュメンタリーです。かっこいい成功談ではなく、現在進行形の悩みをさらけ出し、理想論ではないリアルをNGなしで発信します。
    こんにちは。パーソナリティを務めます、株式会社ジョイゾー代表の四宮靖隆です。ジョイハロ!第5回です。よろしくお願いします。
    本日なんですけど、パーソナリティをちょっと変えまして、弊社の社外取締役の深井龍之介さんと、人材育成をお願いしている佐野貴さん(たかちん)をお呼びして、3人でお話をしていきたいと思っています。よろしくお願いします。

    深井:お願いします。
    佐野:一応ちょっとリスナーさんに大前提で。この3人はちょっと仲良すぎてタメ語で喋るという関係性なので、ちょこちょこタメ語で喋ります。失礼だなって思わないで聞いてもらいたい(笑)。
    四宮:確かに最後は全部タメ語になってるかもしれないんで(笑)。
    深井:俺も最初から。むしろなんかいきなり敬語使うのむずいな(笑)。

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    システム39の強み——「エンジョイIT」スピリッツが全ての出発点

    佐野:今回のテーマって、かなり繊細なテーマかなと思っていて。ジョイゾーが今現状どういう状況で、未来どう考えていて、今何しようと思ってるのか——先月ちょうど経営会議したばっかりのところで、その話も出てくるかなと思うんだけど。現状、今、ジョイゾーとしてどう?

    四宮:そうね、ほんとに今、これね、今日のテーマにもなるかなと思うんだけど、AIがこれだけ出てきてる中で、うちがメインでやってるSI(システムインテグレーション)っていうビジネスモデルがこれからどう変わっていくかわかんないよなっていう危機感もありながら、ちょっとそこに楽しみだったりワクワクするところもありっていう中で。

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    じゃあ実際どういう風にやっていこうかなっていうので、2人には壁打ちをしてもらってはいるけれども。うちの持ってるシステム39っていうサービスモデルは、これからの時代でも結構大事なサービスとして生きていけるんじゃないかなとは思っていて。
    今回、改めてちょっと聞きたいなと思ってるのが1個あって——5年ぐらい社外取やってもらってる中で、うちが持ってるシステム39っていうサービス、うちのメインサービスなんだけど、ジョイゾーが持ってるビジネスモデルについて、ちょっと聞いてみたい。

    深井:ビジネスモデル。強みみたいなのが聞きたいってこと?
    四宮:強みもあるし、それがあるから、これからどうなっていくみたいなところも含めて。

    深井:そうだな、システム39。いろんないいところがあるんだけど、めちゃくちゃクリティカルだなと思っているのが、意外と「Enjoy,IT」っていうビジョンというか、あれがあるよね。
    四宮:そうね、ビジョンと企業理念として。
    深井:なんだかんだ全ての出発点、やっぱそのスピリッツから来てんじゃないかなと思ってて。日本の場合のITの開発の仕方って、建築業界みたいな感じで、設計があって、大工さんがいてみたいな感じで、人工計算してて、みたいな感じの——建物建てるプロセスみたいなのにそっくりな作り方がIT領域でもあって。
    でも、やっぱそこをお客さんも自分たちも楽しみながら技術を使っていこうぜっていうそのスピリッツでやり始めたところが、結局全ての出発点になってて、全ての良さがやっぱりそこから生じてるかなっていう気がしてる。

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    深井:システム39単体でというよりは、多分そのジョイゾーのカルチャーの中でのシステム39みたいなのにすごい特徴があるなと思っていて。プロフェッショナリズムすごく持ってるんだけれども、「ITが辛いっておかしいよねというか、仕事ってもっと楽しめるよね」っていうところから出発してるから、お客さんも自分たちも、意味のない無理なことってする必要ないよねっていうのがなんかすごく前提にある感覚があって。

    本来そんな辛くなってまでやらないでいいことはやらないって、実はすごく難しいと思うんだよ。特に東京のビジネスでそれやるって、僕の感覚だと結構難しい。ウォーターフォール型のITってそこが結構厳しい中で、ウォーターフォールじゃなくて、それを楽しみながら、お客さんが本来必要なレベルってこれぐらいだよねと。
    いきなりガチガチで作らなくても、ちょっとずつ試して作りながら、お互いの双方向のコミュニケーションの中でいいものを作っていくっていうのが結局1番ベターだし、それ以上のことってできないじゃんっていう概念のもと、システム39っていうのをやってると。

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    深井:このスピリッツから発生してるから、お客さんに対する態度とかも、すごい特殊だなと思ってて。いわゆるウォーターフォール型のSIerがクライアントに接するような態度でもないと思うし、一方でSaaSビジネスやってるスタートアップが接するような態度でもないっていう、すごく絶妙な塩梅を実現しつつ、お客さんと仲もいいし、上下関係があるわけでもないし。カルチャーから発生してるっていうのが1番かな。何をやってるかももちろん大事なんだけど、どちらかというとカルチャーがすごい特徴的かなと思ってみてる。

    四宮:確かにそう、うちっていい意味で、お客さんに対して自分事のように寄り添うっていう、ただ言いなりになるんじゃなくて、ちゃんと寄り添ってやっていくっていうスタンスは大事にしてる。
    若い子たちがちゃんとそういうのやってくれてるの見ると、なんかいいサービスとして今でもちゃんと継続できてるなっていうのは、自分から見ても実感あったりする。


    ジョイゾーの社員の特殊性——「こんなバランスの人たち、見たことない」

    四宮:文化っていう観点でいくと、たかちんにもまた研修とかやってもらってるんだけど、どういう見方してますか。
    佐野:そうだね、まず僕が今研修対象にさせてもらっているのは、新卒1年目の方から6年目の方と、中途で入ってきた方々も含めて12〜3人やらせてもらっていて。全員と最初に1on1をさせてもらって、その後に集合研修やってるんだけど、印象としては——僕いろんなクライアントさんがいっぱいいて、規模感で言うと5人ぐらいの会社から2000人ぐらいの会社まで見させてもらってるんだけど、ジョイゾーさんは特殊だなってまず思った。

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    佐野:何が特殊かっていうと、素直でいい子って結構みんな採りがちだと思うんだけど、素直でいい子だと正直そこまで頭がいい子って少なかったりするケースが多いの。なんだけど、ジョイゾーさんはめちゃくちゃ賢くて、クリティカルシンキングとロジカルシンキングがもうすでに長けてる子ばっかりな上で、めちゃくちゃ素直で真っ直ぐな子が多くて。
    かつ、結構社長に物を言うタイプだなっていうところもあって。なんか、フラットになんでも意見言ってるんだなとか、恐怖みたいな雰囲気とかも0パーセントに近いと思っていて。

    素直でいい子で優秀な子って、早く辞めちゃったり、起業しちゃったり、問題児になるか、めっちゃスーパーマンになるかの二択だったりするんだけど、そのバランス感覚がいい人たちが多いなっていう感じで。そういうタイプばっかり集まってるのは、あんま見たことなかったなっていう意味で珍しいかなって思ってます。

    四宮:なるほどな。あんまり意識したことがなかったというか。結構ロジカルシンキングは結構大事にしてて、採用する時に今は小論文とかも書いてもらったりとかしてるけど、そこで論理的思考をちゃんと見るとかっていうのはやってて。あと基本ほぼ文系の子がほとんどなので、理系は多分1割いるかいないかぐらいなIT企業の中では珍しいのかなと。女性ももうすぐ7割ぐらい。

    深井:これやばいよね。マジですごいと思う。ほんとにうらやま——
    佐野:羨ましいって言ったのなんで?
    深井:なんていうか、この業態で女性が多いって基本的にありえない。SIerでそういう比率を実現してる会社はないし、やっぱほんと極めて特殊だと思う。この業界においてこの感覚とこのビーイングで存在してるっていうのはかなり難しいと思う。日本においては特にって感じかな。

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    佐野:その女性比率が多くなったのは自然現象なのか、意識していたのか。
    四宮:完全に自然現象。やっぱ残るのって結果的に女性が多い。
    佐野:なんか四宮さんって結構女性と話すの相性いいなと思っていて、素が出やすいんじゃないかなと思って。社長の性質もあるのかなって思ったりするけどね。
    四宮:確かに。このぐらいの規模だと、やっぱ創業者の色が出るとかっていうのはあるよねっていう話よく聞くけど、確かにちょっとそういった面もあったりするのかなっていうのは、最近2人に言われてなるほどなって思ってるかな。


    「マッチョじゃないプロフェッショナリズム」——社長の人格が組織文化になる

    深井:色出てると思うわ。なんかマッチョじゃないけど、プロフェッショナリズム高い、みたいな。なんかすごいいい塩梅だと思う。普通プロフェッショナリズムを追求するとマッチョになっていくからさ——マッチョっていうのはあれね、精神性がマッチョになっていくよね。「絶対にお客様のために明日までにこれを必ずやり遂げないといけない」とかさ。
    そうなりがちなところがやっぱりないのに、別にだらだらゆるくしてるわけでもないっていうバランスの出方は、四宮さんのパーソナリティからもともと出てるんだろうなっていう感覚がある。

    佐野:結構業態的にもう少し厳しい社長が多かったりするイメージがあって。お客さんに対して誠実に向き合うために期限守るとか、めちゃくちゃ口酸っぱく言われてたりとか、もっともっと極めていきなさいよっていうのをかなり指導してたりとかするっていうので、結構きつめの社長みたいなもの業態的に多いイメージだったんだよね。

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    四宮:それ逆に、これって自分の悩みというか、ちょっと気を付けなきゃいけないなって思うのが、ちょっと自分が緩すぎるところもあるのかなみたいなのもあって。
    最初からゆるいと、ちょっと厳しくなると、その厳しさがちょっと逆に強い印象を与えちゃったりとか、ネガティブな方向に引っ張られやすくなったりとかするから、多少なりとの厳しさだったりとか——最初厳しくて緩くするんだったらやりやすいけど、ゆるいまま厳しくするっていうのは結構難しい。人を育てるにおいて、この塩梅はすごい難しいなと思っていて。

    深井:なんか組織がグダグダで崩壊してるわけでもないし、お客さんがめちゃくちゃキレまくってるわけでもない。そういう会社があるんだよね(笑)。四宮:いや、ほんと(笑)。
    深井:なんかそこの塩梅はすごいバランスなんだと思うよ。元々四宮さんがそうなんだと、その個人的感覚みたいなのが組織文化になってんじゃないかなっていう。めちゃくちゃマッチョでもないけど、プロフェッショナリズム普通にちゃんとあります、みたいなパーソナリティが組織カルチャー化してるんだろうなっていう風に自分は見てる。

    佐野:僕もそう見えるね。四宮さんの人格そのものが結構会社にそのまま反映してる感覚はある。なんか緩く見えるけど、めちゃくちゃ仕事細かいし、精密だし、早いし、なんかそれがそのまま体現されてるから、そういう人たちが育っていってんのかなってイメージもある。
    深井:結構他の会社では見れないかなって思ってる、前から言ってるけど。大企業、中小企業から、地域のちっちゃい会社から、スタートアップから色々見たけど、ベンチャー企業からもいい意味で唯一無二だと思う。ほんと、謎のバランスをずっと保ってるんだよね。しかもどうやって保ってんのかなっていうのは俺もちょっとよくわかんない(笑)。


    バランス感覚は言語化できない——「自転車の乗り方」理論

    四宮:そうね、それ前からよく言ってくれてて。でも結構これ、一時期考えすぎちゃったことがあって。言語化するだったり、自分の考えや行動を言語化したりとか、結構頑張ってたら、多分辛くなっちゃったのか、結構色々バランスが崩れちゃった感覚があった。
    やっぱここ1年ぐらいで自分が思ってるのは、もう無理に自分がやってることを言語化したりとか、再現性を出そうとかっていうのはしなくていいやって最近思ってて。とりあえずもう自分のまま行こう。自分のままでこれを信じてとりあえずやってけばいいかなっていう風に、ちょっとここ1年ぐらい気持ちを切り替えて。

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    深井:なんか多分めっちゃ言語化が難しい領域だと思ってて。バランス感覚系じゃんこれって。何か1つを追求してますとかだったら言語化しやすいと思うんだけど、バランス感覚って何かと何かと何かの総合だから——自転車に乗ってる時の感覚を言語化してくださいとか言われても別にできるけど、別に何の再現性もないじゃん。それを4歳の子供に「自転車が乗るときの感覚ってこうだからね」とか言って乗れるようになるわけじゃないじゃん。
    体験するしかないと思うんだよね、バランス系だから。そのバランス系だからむずいんだと思うし、俺もどうやってんのかなと思ってずっと見てる。なんか未だによくわからん(笑)。

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    「たまたま今の時代にフィットした」か「反面教師から作り上げた」か

    佐野:1つ言えるのは、なんかたまたまこの時代にフィットしてよかったねっていうのが僕からのコメントかなと思って。四宮さんの性質が別の時代だったら、全然フィットしてない可能性もあって。自分の性質って結構変えられないから——才能だったり、性格だったり、行動の癖。
    これがたまたま社会現象に、この時代に合っていたっていうのと、この業界に合っていたっていう、絶妙なバランスがたまたまだったんじゃないかなっていうのは1つあって。
    結構、時代に合わせないとやばい社長っていう、それも総崩れするような、業態と時代に合ってなくて崩壊してる代表も結構見てるから。

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    四宮:確かにね、そうだよね。昔の日本みたいに高度経済成長の時って、とにかく前に進んでいけみたいな感じじゃん。そういうとこはむしろ伸びて伸びてた。けど多分そん時に自分みたいな経営者だったら、どんどん取り残されちゃって、ダメになっちゃったっていうのはちょっと想像できた。

    深井:でもなんか俺ん中では、四宮さんはいろんなものを反面教師にしてんだろうなって思ってる。ただただナチュラルになんかいるだけではなくて、多分IT業界のこんなのやりたくねえなみたいなのをいっぱい知ってて、それを全部避けたのが今みたいな。なるほどね。だから心地いいんだと。

    四宮:それもあるね。実はSIがやりたくなかったの、最初は。会社立ち上げた時はSIってほんと嫌だよなっていう。辛いし、お客さんになんかいつも怒られたりとかするしみたいな感じで見てたからやだよって。
    でも、なんかやっぱ物を作るっていうのが好きだ、だからっていうところで、クラウドの時代が来て、kintoneとかが出てきた時に、これだったら自分がやりたいSIが、お客さんにも喜んでもらえて、我々もやりがいを持てる、価値出せるみたいなことができるかなって思ったから、今がこうあるっていうのはあるから。
    でも、反面教師みたいな形であれを見てるから、じゃあこうしようみたいなのは確かにあるかもしれないな。


    AI時代の不安と楽観——「ホモサピ同士で仕事するって残るよね」

    佐野:ちょっと話のテーマはずれるんだけど、AIも出てきて、結構事業形態として不安が出てきたりとかするんじゃないかなと思ってて。なんかその観点は今どう思ってるの。

    四宮:そうね、ほんとこれ毎月のように喋ってるけど、不安半分、楽しみ半分みたいなところがあって。これからAIがどんどん出てくることによって、仕事は全部AIに任せられるよねと。
    でも、人がどうやって働いていくんだろうっていうのがよりフォーカスされた時に、人と人との触れ合いだったりとか、人と人とのコミュニケーションっていったものが、より重要になってくるし、より求められてくるんだろうなっていう感覚がやっぱりあるから。それって結構ずっとジョイゾーとしても大切にしてきたこと——お客さんとのコミュニケーションもそうだし、社内のメンバーとのコミュニケーションもそうだし。どんどん属人化していくことによって価値を見出せるみたいな。
    例えば、「田中さんのシステム39だからいい」「内村さんのシステム39だからいい」、誰々さんのシステム39がいい、みたいな感じになるんだろうなって思った時に、今そういう風にやってってるから、AIの時代が来たら、また新しいジョイゾーとして、カルチャーとかは変えずに、新しいビジネスモデルとしてAIがうまく活用したものができるよなっていう楽観視してる。

    佐野:それ踏まえて龍之介の視点から。
    深井:そうね、やっぱカルチャーめっちゃ出てんなと思って。システム39ってさ、別にコンサルでもないし、コーチでもないし、教師でもなければ代行でもないじゃん。

    深井:どちらかというと伴奏者であり、なんか相手の会社のチームメンバーの一員っぽくなる感覚もありつつ、お客さんもちゃんと頑張ってくださいねっていうのもあるし、全部こっちでやるわけじゃないよっていうのもあるし。なんか、名前のついてないポジションだなって思うんだよね。システム39の特殊性ってそこにあると思うんだよね。コンサルでもコーチでも教師でも代行者でも業者でもないっていう、基本的になんかそのポジションに名前つけらんないみたいな。

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    深井:ITになろうが、それがクラウドだろうがAIだろうが、技術はどう変遷するにしても、その人間同士で仕事するっていうこと自体は残るよねと。ホモサピエンスとホモサピエンスが仕事するってことは残るじゃん。残ってほしいじゃん。そして残したいなとも思う。もし残んないとしても残したいなと思うんだけど、そのホモサピ同士で仕事する時に、こうやったらめちゃくちゃウェルビーイングがある上で効果もあるじゃんっていうことをやってるっていうことだと思うんだよね。
    その関係性が多分先にあって、その媒介としてAIなのかクラウドなのかがあるみたいな体制だと思うから、だからなんでもいいみたいな感じになるんじゃね。だからすごい楽観的なんだろうなっていうのが、自分から見た時の見え方です。

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    四宮:そう、「システム39はウェルビーイングだ」って言ってくれた事があって、めっちゃ腹落ちした。そっか、ウェルビーイングかって。経営目線で言ったら楽観視ばっかしてられないから、先が読めない何が起こるかわかんない中で、でもちゃんと経営もしていかなきゃいけないね、っていうところはすごい慎重にはなるよね。


    「ブレないことが差別化」——手段は変えていい、スピリッツは変えるな

    佐野:なんかそんな中で考えてる次の一手とか、今やっぱ不安なこととか、もしくは龍之介の目線からジョイゾーをもうちょっとこうした方がいいんじゃないって点だったりとかってあったりする?

    深井:やっぱり、よりビーイングが問われる時代になってくると思うんだよね、これから先。企業のビーイングだよね。「どうあろうとしているか」っていうことが極めて働く人にとってもすごく大事だし、クライアントにとってもすごい大事な時代になると思ってる中で、さっき言ったシステム39的関係性——お客さんとこういう関係性を築き続けたいと思っているっていうビーイングがあれば、やっぱりずっと唯一無二の価値が出てると思うんだよね。

    規模をめちゃくちゃでかくしたいとか、1兆円企業を作りたいですかじゃなくて、こういう質感の価値を出し続けたいんですっていう話だと思ってるから、そういう意味では別に変わんなくていいんじゃないって思ってるよ。
    そのままでいい。むしろ変わんないことが大事なんじゃない。AIが出てこようがなんだろうが、こういう関係性をお客さんと築きたいんだよねっていうことを変えないことがすごいやっぱ価値になるんじゃない。

    四宮:手段は全然変えるし、変えていくことになってくるだろうし。でもやっぱほんとに、思いだったり、目的だったり、やりたいことっていう、これがぶれちゃうと——やっぱりそういう風な形で共感して一緒にやってきた社員とか仲間も離れていく。表明してくれるようなお客さんでなくなっていったりとか、何のために会社やってんだろうってそこにたどり着いちゃうと思うから。ここは絶対にぶれちゃいけないよなっていうのはある。それはもうAIが来ようが何が来ようが。

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    佐野:僕はほんと、四宮さんの性格が今の時代ほんとに合ってるようにしか見えなくて。昭和生まれなのに、なんか令和の子たちの話が合うんじゃないかなって思うぐらい、今の時代を生きてる若い子たちの方が話合うんじゃないって、ほんと思うんだよね。
    そのスピリットや人間性や居心地は再現が全くできないから。そこだけがもはや差別化だと思うし、極めた方がいいよね。お金でブレないってのは結構すごいなと思ってて。普通にブレると思う。それをもう貫き通してきたら、こっからも貫き通し続けるっていう覚悟でやってくだけなのかなと思うしね。


    次の一手——コンフォートゾーンを10%ずらす人材と、外の刺激

    佐野:僕がジョイゾーさんに未来ちょっと必要だなって感じてるのは、今のコンフォートゾーンは別にうまくいくと思うんだけど、10パーセントぐらいずらしてくれるような存在。
    価値観は一緒でいいと思う。ちょっと揺らしてくれるような人・人材みたいのは、中で育てていったりとか、外から呼んでもいいかなと思って。社内の中で常にそういうことができる人が何人か出始めてくると、「あ、そのアイデアいいじゃん、やってみようよ」みたいな感じでも動けるから。
    四宮さんはね、軸がやっぱ太いから、そんなブレることないかなと思って。1人や2人ぐらいはそういう人を生み出してもいいんじゃない。

    四宮:いた方がいいよね。自分もそうすると刺激もらえるし、ワクワクするし、結構自分飽き性なところもあるから、新しいことあるとやっぱ興味持ってやりたくなっちゃったりとかあるから。
    そういうのに「いや、もっとこういうのありますよ」とか「ちょっとそれ違うと思うから、こういう角度でやりませんか」とかっていうのがあると、確かにちょっと自分もまたワクワクするような感じになって、いい方向にまた活性化されてる感覚は、今の話聞いてて思ったかな。

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    深井:やっぱり人材育成は気を付けないといけないよ。新卒もたくさん採用してるし、人材育成力を組織として身につけていかないといけないし、システム39って難しいからさ、業務知識も必要だし、IT側のスキルも必要だし、リアルタイムで考えて動かないといけないから、その瞬発力もいる。
    訓練しないとできないじゃん。やっぱ時間かけて「できます」みたいなのって、本番で使えませんみたいな話になるから、瞬時にできますっていう領域まで訓練されてないといけない。

    佐野:なんか人材育成担当させてもらってて気づいたのは、器用貧乏って言葉ってどうみんなが受け取ってるかわかんないけど、僕は器用貧乏なぐらいなんでもできる人たちを育てていかないといけない会社だなって感じてた。みんな総合能力が高いんだけど、もっと総合能力を高めるためには、普段学ばない知識だったりとか、普段使わないスキルとかっていうのを獲得していきながら、掛け合わせながら、自分なりにアレンジして使えていく能力をつけないと。コミュ力も問われるし、作る能力も必要だし、ディレクション能力も必要だし、逆算能力も必要だし、かつバランス感覚も必要で、押し引きも重要で——全部使うじゃん(笑)。
    だから、これを全部養うにはどうしたらいいかっていうと、内部だけの文化に触れて楽しいではなくて、やばいやつに出会ってみるとか、やばいスキルを身につけてみるとか、全然違う角度のものからいろんなものを入れていくと揉まれていくっていうのはあるかなと思っていて。

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    四宮:そうなんだよ。うちがやってるシステム39とかもそうだけどさ、再現性がないというか、この通りやっていけば1人前になりますよっていうものではないから。
    ある程度基礎的なスキルは身につくんだけど、そっからほんとに自分でやるってなった時には、いろんな経験とかがあって、そこで自分が気づいて、なんか直接活かせないとしても結果的に活かせるようになったりとかっていう部分って、結構多いかなと思ってるから。
    外部の刺激だったりとかは結構やっぱ大事だよなっていうのは思ってて、そこは課題かもしれない。今は内部でSIチームの中だけでうまく回っているから。
    それはそれですごいいいことではあるんだけど、でももう1歩踏み出すっていうところで言ったら、外に飛び出すじゃないけど、もっと他の外の人と積極的に関わるとかもそうだし、恐れずにチャレンジするっていう土台作りをしていってあげたいよなっていうのは最近やっぱ思うかな。


    エンディング——「こんな謎の文化持ってる会社、他で見たことない」

    佐野:何か最後に言い残したことありますか。2人から。

    深井:言い残したことってな。別に伝えたいことがないもん(笑)。……すごく変わったカルチャーの会社だっていうことが、外から見て分かりづらいだろうなと思ってる。外から見えるよりもすごく特殊だと思ってるので。しかも中にいる人もあんまり気づいてないなと思って見てる。
    その特殊性みたいな。何社か見たら結構気づけるぐらいのすごい謎の文化持ってるからさ。いい意味のね。それを見れるのが僕はすげえ楽しいなと思ってる。

    佐野:僕からも確かに言うこと何もないなって今思ってるんだけど(笑)。こういう会社めっちゃ珍しいから、いいんじゃないって思う。困ったら相談したらいいんじゃない、ぐらいしかない(笑)。

    四宮:やっぱこういう2人がいるから、経営として自分の考え方をちゃんと立ち止まりながらやれてるって、なかなかこういう風に外部の人にここまで協力してもらえてる環境ってなかなかないかなっていう風に思ってるんで、それはすごいありがたい。

    それとね、まさにこの番組ってさ、30人の会社のリアルっていうところで言った時に、とにかく自分がブレちゃいけないなっていう。自分に嘘をつかないで——ぶれたくなるじゃん。でも勇気を持って、そこの感覚を持ってもらえると、なんか自分も楽だし、いい会社になっていくんだろうなだし、いい人も集まってくるんだろうなっていうのは、すごい感覚としてある。

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    深井:だから、それこそこれからの時代、マジで超大事だと思うよ。もう、そこって再現性ないじゃん。心地の良さがすごいあるから、ジョイゾーって。マジで再現むずいから。心地の良さとかって、企業として頑張ってもなかなか多分できない。
    佐野:わかるよ。俺も普通に転職しようかなって感じ(笑)。
    四宮:いつでも(笑)。
    佐野:そのスピリットとか人間性とか居心地は再現全くできないから。そこだけがもはや差別化だと思うし、極めた方がいいよね。


    四宮:ということで、ジョイハロ!第5回でした。お2人、ありがとうございました。

    深井・佐野:ありがとうございました。


    四宮:ジョイハロ!30人の会社のリアル全て見せます。皆さん、最後までお聞きいただきありがとうございました。面白い、また聞きたいと思っていただけた方は、ぜひフォローやチャンネル登録をしていただけると嬉しいです。今後もできる限りオープンに私たちのリアルを発信していこうと思っています。

    この番組では、リスナーの皆さんからのお便りを募集しています。感想や質問などは概要欄のフォームからぜひお送りください。

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    この番組は毎週水曜日の朝6時に配信予定です。次回もどうぞよろしくお願いします。


    編集後記:「名前のつかないポジション」がブレない軸になる

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    今回いちばん印象に残ったのは、深井さんの「システム39はコンサルでもコーチでも教師でも代行者でも業者でもない」という言葉でした。名前がつかない——それって弱点に思えるかもしれないけれど、むしろ「名前がつかないからこそ、技術が変わっても形を保てる」という話で、AI時代への強さの本質がそこにあるんだなと。

    「ブレないことが差別化になる」というメッセージも刺さりました。手段はAIでもクラウドでも変えていい。でもスピリッツ——「お客さんも自分たちも楽しもうぜ」「対等な関係で寄り添おう」——これを変えると、集まってくる人も、来てくれるお客さんも変わってしまう。それは四宮さん自身が一番よくわかっていて、だから「自分のまま行こう」と腹をくくった——その覚悟が今回の収録全体に流れていた気がします。

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