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ERABUはAIだろ 第9話「not゚ヌゞェント、butわたし」創䜜倧賞2026応募䜜

    第9話
    A long day〜藍のながAI䞀日線〜⑚
    3,737文字

    前回の話↓

    「なんのはなしでしょうかね。
    がくにもわからんですが  あ、どうもどうもヌ」、
    矜冚が通りに面したドアの方に䜓を向けお手を振り、立ち䞊がっお、通りに面したドアのロックを解く。
    オフィスに初ヶ谷は぀がやさんが入っおきた。手を぀ないで暪にいるのはお孫さん、たしか䜑郜ゆうずくん。

    初ヶ谷さんはフリヌランス経理の人だ。
    矜冚ケヌセズバむケヌを含め数瀟のバックオフィス業務を抱えおいる。
    たぶん歳は60越えで、藍の母芪ず同䞖代のはず、でも奜奇心旺盛で情報キャッチアップ意欲がすごい。
    爆速で進むAIの進化の動向、各瀟の芇暩争いなんかも、ニュヌス蚘事やそれこそwri+iaのアカりントも持っおいお、専門的な蚘事を読み、远っおいる。
    「楜しく仕事するには、どんな業界であれ自分も『いっぱしの䞭の人』ずしお考えるのが䞀番」、
    ずいう仕事哲孊に基づいおいるようだ。
    今日は、瀟長がここに来るず぀かみ、経理の確認事項などあっお立ち寄ったようだ。チヌズケヌキを差し入れでもっおきおくれた。
    「わぁ、じゃあ、お湯を  」、
    藍が腰を浮かせかけるず、村倉がずばんず立ち䞊がり、
    「いいからいいから。氞合さんはメヌル。匊瀟的重倧案件かもだし」
    ず、゚ナゞヌドリンクの猶を぀たんで奥のキッチンぞ向かう。
    初ヶ谷さんもキッチンぞ行き、矜冚も2階ぞ䜕か取りに行っお、広いテヌブルには藍ず、その隣の䞞怅子に座り黙々ず画甚玙に絵を描いおいる䜑郜くんだけになる。


    瀟長から転送されたメヌルを藍は開く。
    件名は「wri+iaラむティア事務局枡瀬です・契玄前面談に぀いお」。
    さっきのwri+ia瀟打ち合わせの再珟図でSATCキャリヌだった副局長だ。

    本日の蚪問のお瀌ず➻15分もせず䞭座したけどさ、ず藍は思う➻、契玄条件を詰めたい、あたっおは氞合さんだけず➻「瀟長は来んな」っお意味だな➻打ち合わせがしたい、぀いおは郜合の぀く日時を教えおほしい、私が䞭野の貎瀟や近隣、その他氞合さんがご郜合の良い堎所ぞ䌺っおも良いですし、急すぎるが今日16時から別の契玄スタッフの䞊京・来瀟予定がありお匕き合わせしおみたい、よろしければディスカッションにも加わっおいただきたい、先立぀30分前の15:30頃お越しいただけるず私共ずしたしおは倧倉ありがたい  、


    あ、なるほど  、さっきの矜冚の「行っおこい」は、これを秒で、いや瞬で読んで蚀っおたわけね、ず察しが぀いた。
    先方の真意ずいうか、なんのはなしかは、ただ絶劙にわからない。
    行かないずわからない感じ。


    そこぞ、テヌブルに初ヶ谷さんが䜑郜くんの頭にタッチ戻り、次いで矜冚瀟長、最埌にデニム゚プロンをたずった村倉先茩が、カップ゜ヌサヌを手に、来た。
    郚屋は、圌がこだわっお淹れたコヌヒヌの銙りに包たれおいる。

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    藍はチヌズケヌキをこりゃ矎味しいぞずほおばりながら、ちょいちょいかたっおほしい䜑郜くんの絵を芋぀぀、ちょいちょいさっきのメヌルを心でころがす。

    その䞭で、初ヶ谷さんがちょいちょいテックな話を質問し、矜冚ず村倉が答える構図がテヌブル䞊に生たれおいる。

    その様子を耳で聎き目で芋぀぀、藍は、さっきの村倉の「䌚議宀再珟アプリ」の画面をちょいちょい、思い出しおしたう。

    初ヶ谷が藍の脳内では、アむコンずしお、
    「『ERABU』、持っお行った案ず倉わるんだったら、長い方の名前、正匏名称か、それもたた考えなきゃよね」、ず蚀うず村倉が
    「たさに。でも瀟長そういうの倧埗意です」、
    うん、詭匁論郚だから、藍はやりずりに加わらず思うだけにする。
    「そうね、いたは、
    "Engine for Recognizing AI-generated Bunsho Usage"、
    『AI䜿った文曞だろっお芋ずがめる』の意味にしおたすけど  」
    「ぶっ」、矜冚の蚀葉に、コヌヒヌ噎く勢いで初ヶ谷が驚く、「"Bunsho"っお」
    「ダサすぎ最高でしょう」、村倉。
    「先行の『for 就掻』も、『for スクヌル』もこれなんで、もう戻れない、倉えられない  」、矜冚が深刻な衚情を぀くる。初ヶ谷がたたりケる。
    「ず蚀い぀぀、wri+ia仕様では、しれっず倉えたす。倉えざるを埗ない、やるこずが倉わるから。
    ずはいえ、ただ、『泉ちゃん』こず、蚭蚈思想の源流郚分がはっきりせんこずには、意味づくりにも入れないかなず。そこで、藍さんが二重スパむですよ」、
    QNK、急に二重スパむが来たので、今床は藍がコヌヒヌを噎きかける。
    「なんですか、その人聞きが悪いのッ」、
    「がくにだけ来おる方のメヌルが別にあっお、そっちでは副業芏定を聞いおきおいるのね、抵觊したせんかっお。なので、藍さんは面談次第で、矜冚りチの契玄瀟員でありながら、wri+ia事務局でもお雇い藍囜人あいこくじんするこずになんだなヌ、ず。
    あれ、ネタバレ藍さん行っおから知りたかった」
    「あヌでもね藍さん」、初ヶ谷が蚀う、「いろんな䌚瀟の内情をパラで垣間芋られるのっお、めっちゃ楜しいですよ、おすすめ」。
    「リアルにそうしおるから、説埗力マシマシですね」、ず村倉。「あ、コヌヒヌ、冷める前に皆さん䞀口でもぜひ  」、
    藍はスマホで時刻を確認する。

    ◇

    「いた、すごい、゚ヌゞェントAIっお急に聞くでしょ」、
    初ヶ谷が䜓を矜冚に向けた。「その、wri+iaが欲しい仕組みも、話を聞いおいるず゚ヌゞェントっおいうか、システムが人の代わりに自動的にやっおくれるものっおこずよね」
    初ヶ谷の情報収集っぷりをひずしきり誉めお、矜冚が蚀う。
    「そうですね。『゚ヌゞェント』ずか『自動化』っお蚀うず、いたは2぀の意味が混ざりやすいかな」
    矜冚が、すっず、指を二本立おる。
    「ひず぀は、䜜る偎の話です。AIがコヌドを曞いたり、テストを曞いたり、バグを盎したり、デプロむ前のチェックを手䌝ったりする。開発そのものを、かなり自動化しおくれる」
    「開発するAI、みたいな」、初ヶ谷。
    「む゚ス」、蚀い぀぀、矜冚が䞭指を曲げ、人差し指だけにする。
    「もうひず぀は、䜿う偎の話です。導入したシステムが、日々の業務をヒトの代わりに進める。デヌタを拟う、分類する、芁玄する、次の担圓者に回す、ログを残す。人間が毎回手でやっおいた前凊理を、自動で流しおくれる」
    「そっちが、wri+iaの欲しいものっおこずだ」
    「たさに。応募䜜をヒトが䞀件䞀件開いお、読んで、分けお、説明しお、次に回しおた、それが䜕䞇件ず積たれおた。その過負荷を枛らす。
    ヒトの確認は残す。でも、その手前たでをERABUがかなり進める」
    「䟿利は䟿利」、初ヶ谷が蚀うず矜冚は、
    「超絶䟿利です。ゆえ、どこたで任せるか向こうさん内郚で固めるのは、きっずいろんな難しさがあるでしょう。そこで、二重スパむです  」、

    ◇
    二重スパむじゃなヌい、
    藍は歩きながら叫びたくなっお、それで矜冚ケヌセズバむケヌ1階のテヌブル呚りの颚景は掻き消える。

    初ヶ谷ず矜冚の埌段のやりずりは、実は、村倉のアプリの画面を思い浮かべ぀぀、歩きながら劄想しおいた。
    きっず今頃こんな䌚話がされおんだろうな、ず。


    今日、wri+ia事務局ぞ、行っおみようず思った。
    時刻を確認した時、14:12、先方指定の15:30たではただ早いなず感じた。
    が、矜冚らに意志を䌝えるずたず初ヶ谷さんが
    「そうね、朝のこずもあったし、もう出ちゃったらいいかも」
    ず、朝起こった遅延を匕き合いに蚀っおくれお、そこに矜冚瀟長も
    「じゃあ、出匵申請出しおもらっお、曞けたらもう出ちゃっお倧䞈倫。どっかで考えをたずめたりするずいいよ」、
    ず蚀っおくれた。
    そっか、なるほど。行く前にちょっず、ひずりで、考える時間をずるのも、アリだな、
    藍はマンダムポヌズをずった。


    他者に䞖界に、翻匄されるのも、実を蚀うずそこたで嫌いじゃない。
    けど、翻匄、受け身ばっかりはやっぱり、奜きじゃない。
    自分ずしお、テツガクしたい、迷いたい、遞びたい。
    わたしはわたし。二重スパむじゃないし、誰かの゚ヌゞェントでもない。


    出がけ、たさに怅子を立ち䞊がる盎前に、䜑郜くんが、
    「ねぇ芋お」
    ず、ちょいちょいず袖を匕いた。
    「どおれ」、芋お、目をみはった。

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    「歩くあいちゃん」
    わたしだずいう玺色の服の女が、歩いおいる絵。
    画面端の、深緑の山ぞず向かうのだろう。
      オッケヌ、オッケヌ。
    わたしゃ、歩くよ。
    わたしが向かう道の䞊に描いおある銀色の謎マシンだっお、抜かしおっおもいいし、必芁なら䞭に入りこんで、ちょいちょいずいじっお、䞀緒に乗っおったっおいいんだから。


    この䜑郜くんのくだりは、わたしの劄想じゃない。
    リアルだ。
    そういう他者、そういう䞖界にだっお力をもらいながら、藍は歩く。
    意識しお、猫背気味姿勢から少し胞を匵り、䞭野駅ぞず歩いおいく。


    第10話に぀づく

    この物語はフィクションです。実圚の団䜓・事象・人物等ずは䞀切関係がありたせん。
    構成や執筆補助壁打ち、知芋にAIを利甚したした。

    #創䜜倧賞2026
    #お仕事小説郚門
    #ERABUはAIだろ#䞭線小説
    #AI#思考実隓#もし自分だったら

     
     
    X他SNSを山本蛇内名矩で䜿っおたせん。なりすたし垢通報願いたす😭HN読み「やたもずじゃない」。本名は山本じゃないです、党囜玄102䞇人匷の山本姓誰かじゃないです。 昭和49幎たれ、フォヌティヌナむナヌズを自称。 「心の遊び、心に遊び」などず申しながら、曞きたすぜ_φ(_

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