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Photo byhimukai_an

この夏「わたし」がやりたい10のこと。

    この夏、子どもたちとやりたいことは書いた。
    ちあきさんの企画のおかげで。


    でも、この夏「わたし自身」がやりたいことって、なんだろう。

    もちろん、子どもたちと思い出を作りたいし、家族でいっぱい楽しいことがしたい。
    それも、やりたいことのひとつ。

    だけど、そうじゃない「わたし」のことを、すっかり忘れていないだろうか。
    わたしという個人の思いに耳を傾けてみる。

    今一度、「わたし」に焦点を当てて、この夏のことをゆっくり考えてみることにした。


    ①特別な本を読む

    まず、思いついたのが「本を読む」だ。
    「夏」という少し余裕のある期間に、ふだんは読めないような本を読む。
    夏の読書チャレンジがしてみたい。
    数ではなく、質のいい読書。

    読む本は、仕事や育児に追われている日常では手が出しにくい、長編や古典がいい。
    「この夏は、〇〇を読んだよ」
    夏が終わったら、誰かに言いたい。
    そんな夏を毎年繰り返したら、毎年一回はチャレンジングな読書ができるじゃないか。

    問題は、何を読むかだ。
    難しい。
    夏が本格的に始まるまでに、何を読むか検討しておこう。


    ➁ひとりで出かける

    今年度に入ってから、美容院か病院以外の用事でひとりで出かけたことがあっただろうか。
    携帯をひらいて、スケジュール管理アプリをひらいてみる。

    __うん、ないな。
    一度もなかった。

    育休をしているときも、そんな日は少なかったが、ときどき夫に頼み込んで、子どもたちを見てもらって、買い物に出かけた。
    自分のペースで店をまわって、服を試着し、疲れたらカフェで休む。
    それが、どんなに幸せなことだったか。


    この夏は、絶対にひとりでどこかに出かける。
    買い物もいいけれど、できればそれ以外の「プチ一人旅」みたいなことができたら、とてもいい。
    涼し気な神社とか。
    子どもがいると行きづらい美術館とか。
    電車に乗って、すこし遠くの町に行くとか。

    仕事も育児もすべて忘れて、このときだけは「わたし」になって。
    いつもは着ないお洒落な服を着て、本を一冊持って、ふらりと旅をする。

    そんな贅沢の第一歩を踏み出せたらなあ。



    ③いちばん着たい服を買う


    最近買った服といえば、職場に着ていける動きやすい黒いズボン。
    それから、息子たちと公園や川遊びをしても大丈夫なTシャツ。
    それらを着ながら、虚しいなあと思う。

    これが本当に、わたしの着たい服だろうか。
    全身鏡を見る。
    ああ、わたしったら。
    毎日、おなじような恰好で生きている。


    学生時代は、服が好きだったのに。
    カラフルで、自分の好みかどうかだけを頼りに、どんどん服を買っていたあの頃と違って、今は「必要かどうか」「仕事や育児の場面で使えるか」で選ぶようになった。

    夫はときどき、「かわいい服買って」と言う。
    わたしだって。
    爽やかな色のワンピースが着たい。
    でも、すっかりファッション迷子なのだ。

    この夏はせめて一着、仕事とも育児とも無縁の「かわいい服」を着たい。
    ・・・わたしの好きな色って、なんだったっけ。


    ④美味しいものを食べる

    子どもたちのためにご飯をつくる。
    それは、親なのでやるしかないことと分かっているけど、自分で作るご飯はどうしても心から「美味しい!」と思えない。
    「自分で作る」という行為の中に、否定的な感情がこもってしまっているからかもしれない。

    でも、美味しいものが食べたい。
    できれば、「これ美味しい!」と驚くような新鮮な食材を口にしたい。
    夏なので、新鮮な採れたて夏野菜とか!

    実は、いくつか候補があって。
    近所、新鮮な野菜を使ったお弁当を売るお店があるのだ。
    そうだ。
    この夏は、そこの弁当を絶対買おう。
    そういう「ここぞ」というお店を見つけておくのって、大事だなと思うこの頃。


    ⑤温泉に入る

    自分のことなのに、忘れがち。
    わたしは実は、「お風呂」や「温泉」が好きなのだ。

    家でもゆっくり浸かることがままならない毎日。
    この夏は、自分のためにゆっくりお湯につかりたい。
    気のすむまであたたまったら、のんびり丁寧に髪や体を洗って、ほっとしてから、風呂を出る。

    家の風呂でもいいけれど、やっぱり温泉の染みるようなあたたかさは、特別な幸せをくれるようなあ、としみじみ思う。
    近所に温泉がないので、少し遠出して行ってみるのもアリかもしれない。
    平日の昼間から、人気のない温泉に入り浸れたら、どんなにいいか。
    __年休使おうかな。


    ⑥ゆっくりお酒とおつまみを楽しむ

    家でお酒を飲むことが減ってしまったけど、ときどきこれをやりたくなる。
    とうとう、缶ビールが飲めなくなったので、他に自分好みのお酒を探すところから始めなければ。

    決して、家で常時お酒を飲むようになりたいとは思わない。
    でも、週末に「今夜はやっちゃうか!」と自分の特別な日を演出できるようになれたら、楽しいかなって。


    ⑦映画を観る

    子どもができてから、「映画をぶっ通しで観る」って贅沢だよなあと思うようになった。
    2時間以上も、ずっとひとりでいられる。
    家でアマプラを眺めるんでいいから、何かひとつゆっくり楽しみたい。

    希望としては、夏のある日に突然大雨降って、外に出られなくなった午後に、薄暗い部屋で映画を楽しむ、ってのがいい。
    雨音をバックに、お菓子とジュースをお供にして。


    ⑧いっぱい書く

    まあこれは、夏だからというわけではないけれど。
    ペースを取り戻せるのは、この夏のまとまった期間がちょうどいいタイミングだから。


    ⑨夏以降の仕事について準備する

    したい事かと言われたら微妙なラインだけど。
    しておかないと、わたしの気分が滅入ってくるから、仕事を進めよう。



    ➉夫とデート

    この夏、一回でいいから、二人で出かけたい。
    「焼肉を食べに行こう」って約束してるのに。
    いつ実行できるのやら。


    ◇◇◇


    最後のほうは、急ぎ足になっちゃった。
    でも、10個はすらすらと思いつくことができた。

    そして、「この夏、叶えてやろう!」と思うと同時に、「そんなにすぐ思いつくことなら、夏にこだわらずに、さっさと叶えてやれよ自分」と突っ込みたくなった。

    夏じゃないと、できないことはひとつもない。
    だったら、普段でもできるじゃないか。


    だけど、わたしは「夏」というきっかけがないと、自分のやりたいことに目を向けることもしなかっただろう。
    だから、この夏するんだ。

    きっと、良い夏になる。
    __欲張りな夏になるといいな。


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    るい

     
     
    6歳と4歳の息子の育児中。 育児、家族、暮らし、書くこと、読書したことなど、自分の「好き」や「自分らしさ」を宝箱に詰め込んで。 育休から復帰した小学校教諭。          noouchiさんのアイコンメーカーとてもかわいい。

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