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自信をなくした心が書きなぐった「未来の下書き」なんか清書しなくていい

いつもなら流せるひと言に、
あり得ないほど深く傷ついてしまう。
小さな失敗なのに、心の中では大事故…。

そういう日ってあると思います。

“自分を信じる力が、急に見えなくなる日”というものが。

そんな時に一番こたえるのは多分
失敗した事実より、
縮こまった自分を見てしまうことのほうなのかもしれません。

ああ、自分はこんなに弱かったんだ。
こんなことで揺らいでしまうんだ…。


そんな発見が刄(やいば)になって
後からじわっと胸の奥に突き刺さっていく。



いつもならこんなこと、平気なはず。
もう少し、ましにやれているはず。

そんなふうに、調子良くこなせている時の自分と比べ始め、自分で傷口に塩を塗ってしまったり。


でも、思うんです。
〈自信をなくした日=能力が全部消えた日〉
なんかじゃない。

からだと心が、うまく晴れてくれない時

ほんとは
それだけのことかもしれないと…。

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・

例えば霧がかかっている日。
遠くまで見えないのは普通のことです。

雨が降りしきる日。
足元がよく見えなくて、ちょっとした段差でつまづいたり、ちょっと滑ってぐらつくことだってあるかもしれません。

けれど私たちは
「見えないこともある自分」まで責めたりする。

生身の人間とは、天気や季節と同じく
日々移ろう「コンディション」を携え、
生きる存在。

なのにそのことを見ようとも、
認めようともせずに…。


・
・

向いていないのかもしれない。
もう無理かもしれない。
自分には、何もないのかもしれない…。

自信をなくした時、
人は起きた出来事そのものより、
「発見の刃」が貫いた心の奥から湧き出す言葉に傷ついたりします。

でもそれは「弱った心」が反射的に書きなぐった、落書きにもならない未来の下書き。
そんなものまで、わざわざ清書しなくていい。 

自信って、胸を張れる華々しいことだけから
産まれるんじゃない。

うまくできなかった後に、
自分を雑に扱わないこと。

「無様だな。みっともないな…。」
そうとしか思えない時も、
「自分の席」を勝手に取り上げないこと。

そんな真摯な態度を
自分にとってあげられるとしたら、
そっちのほうこそよほど「胸を張れること」。

本当の《自信の拠り所》だと私には思えるのです。


立ち直ろうとしなくていい日。
取り戻そうと急がなくていい日。
終えるだけで十分な日…。
人生には、そんな日があって当たり前。

ゆっくり眠る。
温かいものを飲む。
静かなほうへ寄る。

そのくらいでいい日。
そういうことこそ何より必要な日が、
人生には山ほどあるのではないでしょうか。

そしてそんな時、「何より忘れちゃいけない」と思うのは
本当に人生が動き出す時って
たいてい「痛み」から始まるってこと。
それは「命の誕生」が
陣痛という「産みの苦しみ」から始まるのと同じように。

自分自身の過去を振り返って
私はいま、心の底からそう感じています。

・
・

自信はすぐには戻らないかもしれない。
でも、なくなったままでもない。

胸を張れなくてもいい。
でも、自分の味方だけはやめないでいること。

自信とは、そうするうちに少しずつ、
気づかないくらい密やかに
心へ還ってくるものなのだと思います。

必死になって戻すものじゃなく、
傷んだ心に、もう一度なじんでくるもの。
そんなふうに思います。。。
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©︎𝐽𝑜𝑦𝑓𝑢𝑙 𝐶𝑜𝑙𝑜𝑟


先日、孫たちの家で洗いものをしながら
なぜか次々浮かんだ
20代の頃の「苦しかった思い出」。

当時の記憶に重ねるように、
あふれてきた心の声をゆっくり書き留めるうち、
気づけば一本の記事になりました。

二十歳で再発した喘息が悪循環を繰り返し、
季節の変わり目ごと、年中行事のように発作で眠れなくなる日々がやって来る。
咳が止まらず、やりたい気持ちはあるのに身体がついてこなくて、何をやるにしても結局は強制終了。本当に何もかもが中途半端…。

30代前半くらいまで、そんな時期を過ごしていました。(そんな中で娘を授かったことは、本当に奇跡だと思っています)

自分の「能力」を試すよりも先に、(たとえ一歩踏み出したとしても)健康を理由に物事を諦めざるを得なくなる悔しさ。
怯えと諦めに心を絡め取られ、
先が見えなくなることもあったあの頃…。

でも、
自分をとことん情けなく思っても、
「何で自分はこうなんやろう」の連続でも、
自分の味方だけはやめないでいる。


この「ささやかな約束」が持つ力を
50代後半を生きる今、しみじみ感じています。

病気と歩いてきたからこそ、出逢えたこと。
味わうことなどなかったかもしれない喜び。
今日までどれほど沢山の方々に支えられ、
生きてこれたかということも。

何だか長い後書きになってしまいました。

今日も私のnoteに訪れてくださり
最後までお付き合いくださって
ありがとうございました。。。

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▷𝒃𝒍𝒐𝒈
▷𝐼𝑛𝑠𝑡𝑎𝑔𝑟𝑎𝑚
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