
三つの魂の漫画原作集 ~感情・哲学・対話 ~①
あらすじ
本作は、「感情・哲学・対話」をテーマにした三つの短編を収録した、静月式・漫画原作作品集です。
「感情じてん」では子どもの表情が語り、「風坐くんとエゴさん」では哲学が笑いに変わり、「警備員とAI」は実話をもとに日常の対話を描きます。
すべての物語に共通するのは、“絵がなくても心に浮かぶ感情”。
漫画である必要さえも超えていく、そんな“心で読む原作”たちです。
📖第1話:感情のカケラたち ― 子どもの顔から始まる物語
👦(怒り顔の子ども)
「なんで、わかってくれないのっ!!」
🧑🦱ナレーション:
子どもの怒りの裏には、「伝わらない寂しさ」がある。
この子は怒っているんじゃない。
“わかってほしい”と叫んでいる。
👧(泣きそうな顔)
「ごめんねって言ってるのに…」
🧑🦱ナレーション:
謝ったあとに残る「罪悪感」は、言葉ではなく“抱きしめてほしい気持ち”。
👶(こわばった顔)
「こわい、でも、言えない」
🧑🦱ナレーション:
「こわい」と言えない子どもほど、
まわりの空気を読む“やさしさ”を抱えている。
👦(顔をそむけて)
「…知らないっ!」
🧑🦱ナレーション:
本当に言いたいことは、「聞いてほしい」だった。
👩🦰大人の声:
“怒る”の中には、“愛されたい”が、いつも眠っている。