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完璧じゃないけど、それも“母らしさ”で”私らしさ”と思えた【子育てエッセイ】

    母になって、自分の「ここが好き」って言える部分が、ちょっとずつ増えてきた気がする。


    昔の私は、失敗がすごく怖かった。
    実は、小学生の算数から、具体的にはかけ算九九の七の段からつまづいている。で、再テストのたびに恥ずかしくて、泣きたくて。実際に泣いて。親には呆れられて。優秀ないとこたちと比較して、自分は“できない”と思うのが悲しかった。

    だから、必死で失敗やできないことを隠してきた。
    算数は進研ゼミとお父さんにみっちり教えてもらって授業に食らいついた。持久走大会は、朝早起きして走って練習した。「できない」は許されない。努力で「できる」には到達しなくても「できないを隠せる」レベルにはなれると思い込んでいた。


    でも、結婚して妊娠して出産して。
    子どもたちと暮らす毎日が当たりまえになってから、そんな私にもちょっとずつ変化が現れた。



    朝の支度でうまくいかなくても、
    夜ごはんのメニューが偏ってても、
    終わった洗濯物が山になってても、
    掃除ができなかった日も、
    できない私を隠そうとするのではなく「まぁ、そういう日もあるよね〜」と思える日が出てきた。



    きっとそれは、子どもたちが毎日見せてくれる「できなかったけど、できるようになる」成長の姿を、すぐそばで見ているから。

    スプーンを落としても、次は上手にすくえたり。
    失敗ばかりのトイレトレーニングが急に卒業したり。
    意地でも食べなかった葉物野菜が、味見程度食べられたり。
    転んでも、またすぐ立ち上がって走っていったり。

    そういう子どもたちの小さくて色とりどりの成長を見ていると「できない」は「まだできない」なだけと自然と思える。

    だから、私自身のできないこともいつかできるようになることとして受け取れるようになった。



    子育ては、うまくいかないことの連続。

    だけど、そんな毎日の中で「失敗を笑える自分」や「できなかったことを許せる自分」が育ってきた。

    今の私は、前よりずっと自分に優しくなれた気がする。

    そんなふうに思えるようになった私が、私は大好きだ。



    今日も失敗するかもしれない。怒っちゃうかもしれない。でも、ちゃんと立ち止まって考えて、また明日を迎えようとする私という母を、ちゃんと好きだって思いたい。



    明日も、いい1日になりますように。

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    子育てしながら在宅ワークするフリーランスライター✍️元保育士×ママ視点で更新中|毎日更新1100日突破|100日note継続メンシプ主催|第一子(21.8)第二子(23.2)第三子(26.6)【実績】月間PV1億のライフスタイルメディア・子育てメディア執筆 🍼

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