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Photo byikumi_art

湖岸にて【ポエム】【詩】 70


    あの子はいつも  迷った時に この湖に来る。

    自分の中の内なる声に 耳を澄ます為に。

    小石を投げてみる。

    小さな波紋が、ふたつ、みっつ。 輪を広げていく。

    投げられた石は  音もなく静かにゆっくりと沈み込み、

    やがて見えなくなる。

    (さっきの石は、どこまで行くのだろう。)


    今度は強く投げてみる。

    水面をかすめて ジャンプしながら落ちて行った。

    そうだ。

    答えが出たような気がした。

    誰かに あと押しされたように 背中が 熱くなる。

     

    やがて 雨が降りだして あの子はまた どこかへ歩き出した。

    【後記】
    ↓  この詩が浮かぶ元となった クラシック曲、リストの「コンソレーション第3番」の動画です。途中まで です。

    フルを録画しようとしましたが、スマホが固定できず、諦めました(笑)。
    また機会があれば挑戦します。