
すれ違いの一瞬に -何気ない優しさが、心に灯るとき
たった一言で、朝の空気が変わることがあります。
おはようございます。
今日は1月10日、土曜日です
昨日の早朝、まだ身体が完全に目覚めきらない時間帯に、静かな住宅街をジョギングしていました。
狭い歩道ですれ違った、愛犬を連れた初老の女性。
私が歩道を外れようとしたその時、その方は少し先で立ち止まり、「あなたの後ろから車が来ているから、こちらを使って」と、私に歩道を譲ってくださいました。
声は穏やかで、動作も自然でした。
ほんの一瞬の出来事です。
けれど、その行動と言葉に、冷え切っていた身体の奥に、ふっと火が灯るような感覚がありました。
特別なことは、何も起きていません。
ただ、誰かが誰かを気遣った。
それだけのことです。
それでも、その朝の散策は、気がつくと、少しだけ温かな時間に変わっていました。