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【散文詩】時間の木

    このまま頑張れば、
    1年後には芽が出るかもしれない。
    5年後には収穫ができ、
    10年後には大きく広がる。

    人生は、
    時間の使い方のゲーム。
    だから、
    未来から逆算して生きる。
    今日のことしか考えないと、
    よい未来は待ってないだろう。

    今は日が当たらなくても。
    水をあげられなくても。

    でもさ、
    未来に君がいないと
    思っていなかったんだ。

    遠い未来はおろか、
    今日、いなくなるなんて。

    許してくれ。

    君は、木のように
    立ち続けているわけじゃないのに。
    いや、
    木ですら雨風で折れるのに。

    許してくれ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    未来のために今日を積み重ねることは大切だと思っています。
    でも、その未来まで大切な人がいてくれるとは限らない。
    そのことを忘れたくなくて、この作品を書きました。


     
     
    「誰も悪くないのに、苦しいことがある。」 綺麗な物語だけでは閉じない、社会や人間の残酷な一面。 そちらを言葉で表現したくて、詩や小説を書いています。

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