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夜更けに「愛してる」と語り出すアラフィフたち|なんだかんだ、愛を探している

    GWバーベキューの夜。

    片付けもだいたい終わって、
    子どもたちもそれぞれ自由になり、
    空気がゆるみ始めた頃。

    気づけば、
    コアな友人たち6人酔っ払いながら、
    なぜか「愛」について語り始めていた。

    みんなアラフィフ。

    子育て真っ最中の人もいれば、
    ひと段落した人もいる。

    仕事、家庭、介護、夫婦関係。


    それぞれに人生を背負いながら、
    なんとか日々を全力で生きている大人たち。

    そんな私たちが、
    夜更けに酔っぱらいながら語っていたテーマが、

    「パートナーに“愛してる”って言える?」

    だった。

    誰かが言った。

    「ちゃんと愛してるって言ってる?」と。

    今思うと、
    なかなかシュールである。

    大人が6人、
    飲みの場で、
    「愛してるって言える?」
    を永遠に話している。

    文字だけ見たら、
    ちょっとホラーかもしれない(笑)

    だって、こんなに議論してるのに、
    明日になれば覚えてないから・・・。

    でも、
    それがすごく面白かった。

    「いや、恥ずかしいやろ」
    「今ここで言ってみ?」
    「いや、無理やろ?」
    「私は言ってるけどな」
    「いや、言われへん」
    「そもそも愛って何?」
    「態度でわかるやん」
    「言葉にした方がいいやろ」

    みんな、
    笑いながら、
    茶化しながら、
    でもどこか本気だった。

    その辺、みんなどうしてるんやろ?と。

    素面なら聞きにくいこと。
    今呑んだくれたこの状態だからこそ言えるのかもしれない。

    みんなの照れや、恥ずかしさ、
    キモさ、可愛さ。

    そんな感情が渦巻いていた。

    たぶん
    年齢を重ねるほど、
    “愛”って簡単には言えなくなるのかも。

    いまさらとか、
    横に子どもがおるからとか、
    拒否られるのが怖いとか。

    若い頃みたいに、
    勢いだけでは語れない。

    一緒に生きることの大変さも、
    人を想い続ける難しさも、
    伝わらない想いや
    理解できないことや
    気持ちの変化まで。


    そして、
    自分の未熟さも知ってしまうから。

    だからこそ、
    みんな少し照れくさい。

    でもその照れの中に、
    本音が混ざる。

    それがなんだか、
    すごく人間らしかった。


    愛って、
    結局なんなんだろう。

    正直、
    私にはまだよくわからない。

    説明しようとすると大きすぎる。

    でも、
    あの夜みんなの話を聞いていて、
    ひとつ思った。

    「相手を見て相手を大切に想うこと」

    それも愛なんじゃないか、と。

    ちゃんと寝れてるかな。

    無理してないかな。

    元気でいてほしいな。

    美味しいもの食べさせたいな。

    この景色を見せたいな。

    幸せでいて欲しいな。

    そういう、
    小さくて、日常の中にある“気持ち”。


    それを積み重ねていくことが、
    愛なのかもしれない。

    きっと、
    ハッキリした答えはない。

    が、それでいいと思っている。

    そして何より、
    そんな話を安心してできる友達がいることが、
    私はすごく嬉しくて幸せな気分になった。

    「愛してるって言える?」
    なんて話。

    相手によっては、
    冷めた空気にもなる。

    茶化されることもある。

    でもあの場では、
    みんな笑いながら、
    照れながら、
    ちゃんと話せていた。

    それって、
    安心がある関係だからできることなんだと思う。

    大人になっても、
    こうして本音を話せる人がいる。

    愛について、
    わからないまま語れる人がいる。

    それだけで、
    なんだか十分幸せだなと思った夜だった。

    愛してるって、あんがい身近にあるのかもしれませんね。


    あなたの愛はどんなふうに素敵なものですか? 

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