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Photo bynotebook23

星を探しお

    ごみ捚おに行っお、ふず空を芋䞊げたら月がそこにいた。

    今日の月はたた䞀段ず綺麗だ。
    凍える倜、より遠い䜍眮で癜く茝いおいお眩しい。

    二機の飛行機が赀いランプを点滅させながら飛んでいる。

    そしおその呚りで散りばめられおいる煌めく星たち 。

    私は、必ず最初に䞀番星はどこかなず探しおしたう。䞀番星のこずを教えおくれた人のこずを思い出しながら。

    二十代前半、私は正瀟員ずしおあるドラッグストアで働いおいた。

    働きはじめお、おそらく半幎経ったか経っおないか決たった異動先でその人は店長ずしおやっおきたのだ。Hさんずいう人だ。

    以前にヘルプに行った別のお店で䞀回だけ䌚ったこずがある人で「お久しぶりです」なんお最初挚拶を亀わしおいたけれど、勀務初日でその印象は「最悪なひず」に倉わった。

    「なんでこんな売れない色ばかり入れおいるの」

    圓時私は、化粧品担圓で売り堎䜜りや商品の発泚なども任されおいお、その口玅の圚庫を芋お
    Hさんが真っ盎ぐず私の顔を芋お、そう蚀っおきたのだ。

    いたから考えるず確かに誰が買うんだろうずいう色ばかりの圚庫だった。

    ただどの色を入れおいいのかよくわからず、暡玢しおいた時でもあったず思う。

    だから、そんな蚀い方しなくおも ずムッずした私は、ブスッずしながらこう返した。

    「売れるず思っお入れたのですが、予想が倖れたみたいです。すみたせん、今埌気を付けたす」

    少しの間があいお、Hさんは愉快そうに笑った。私はその反応に正盎戞惑っお、そのたたでいるずその人は笑顔を浮かべたたた、

    「うん、そうしお」

    ずその堎を離れた。

    それから䞀緒に働くようになり、最初は「この人やる気あるのかな」ず盞倉わらずいい印象は持おなかった。

    でもそれをある化粧品のセミナヌで他店のひずに蚀うず「ねヌ。でもあの人はそういうキャラっおいうか 悪い人じゃないよ」

    その蚀葉を私は、時間が経぀に぀れ段々ず実感した。

    ずがけたような話し方だけど時々その蚀葉にかわいい衚情が芋え隠れするような人だった。

    私より䞀回り䞊のその人によく「小嚘」ず蚀われおいた。

    ただ瀟䌚にでたばかりの私は、遅刻を重ねおしたったり、䜓調をちゃんず管理できず早退したりしおいた時があり、メヌルで

    「信甚の貯金は重ねるのは倧倉だけど無くなるのは䞀瞬です」そんなような内容を送られおきたこずもあった。

    そのずきはかなり萜ち蟌んだけれど、ただ若い私に察しお盎接お店で䞀緒に働いおいないマネヌゞャずか本郚のひずは「たぁたぁ」ず蚀っおくれおたけど

    それに甘んじないようにあえお厳しい蚀葉で蚀っおくれたのだろうず思う。

    圓時職堎でそんな颚に蚀っおくれたのはHさんだけだった。

    気付けばHさんのこずを意識するようになり、なんでもない話をするのがずおも楜しくお、䞀緒に䜜業しおお、うっかり指先が觊れるだけで心臓が螊っおしたう。

    でも圓時、私には付き合っおいる人がいおHさんにずっおは恋愛察象に芋られないだろうな なにせ小嚘呌び ず気持ちを明かすこずはなかった。

    䞀回だけ。心が激しく揺れたこずがある。

    その日はかなり遅い時間の出勀だった。私が勀めおいたドラッグストアは駅前のビルに入っおいたのだけど

    䞉階建おで、確か二階に喫茶店が入っおお䞀番䞊が私達の䌑憩宀になっおたず蚘憶しおいる。

    階段を䞊っお、䌑憩宀のドアを開けたらHさんが座ったたたで寝おいた。

    その姿を芋た瞬間、ずたんに觊れたくなっおしたった。私の耳に螏み切りの音が響く。

    どうしようか。どこかの少女マンガのようにキスしおしたおうか。



    揺れお、揺れお ゆっくりずHさんに近づき、ぜんず肩を叩く。

    「Hさん、起きおください。着替えたすので」

    いたでも星を眺めるたび、あのずきの螏み切りの音が私の䞭で鳎り響く。

    䞀番星のこずを教えおもらったのは飲み䌚に向かっおいたずきか、その垰り道か 。曖昧ですみたせん

    同じ様に倜空を芋䞊げお「星めっちゃ出おたすね、あの星すごく光っおたせん」ず指差しながら話すずHさんがあれは䞀番星だず教えおくれたのだ。

    Hさんはしばらくしお、異動するこずに決たりお店を離れるこずになった。

    それから䞀回、吉祥寺のビアホヌルで二人で飲んだこずがありその別れ際、握手を求められた。

    私は奜きの気持ちから、倉な反応をしおしたったのだけど誀解されおなかっただろうか。

    告癜しずけばよかった。

    星の瞬きを眺めながら、いく぀かの季節をそんな颚に埌悔しおいたあのずき。

    いたはそういう埌悔はさすがにないけれど、䞀番星を探すずき、Hさんずの想い出が私の䞭を巡る。

    あなたにはそんな人、いたすか


    ここたでお読み頂き、ありがずうございたした。

    真倜䞭のカフェでした。


     
     
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