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【185】 コアラの街

    【このブログの目次はこちら】

    (写真は双前歯目コアラ科コアラ属コアラ)

    小さな国の 大きな木に登り
    最近はずっと ここで暮らしている
    たまに雨が 降るのも悪くはないが
    晴れて欲しいと 毎日祈っている
    『コアラの街』(作詞:奥田民生)

    *

    1980年代は、空前のオーストラリアブームだったように思う。

    1981年 『ふしぎな島のフローネ』
    1981年 西濃運輸 カンガルー採用
    1982年 『南の虹のルーシー』

    1984年3月 コアラのマーチ発売
    1983年4月 『レディジョージィ』(いがらしゆみこ)
    1984年7月 『ふしぎなコアラ・ブリンキー』

    1984年10月 『コアラボーイ・コッキィ』
    1984年10月 コアラ初来日

    1988年5月 『センチメンタル カンガルー」(渡辺美里)

    ブームから10年遅れの1994年、中日ドラゴンズのドアラ誕生。イギリスの帽子ブランド「KANGOL」は50年近く古い1938年誕生。

    *

    コアラはかなり奇妙な動物だ。オーストラリア南東部にしかおらず、クスクス同様、夜行性の樹上性で、原則としてフトモモ科(代表はユーカリ)の葉や芽しか食べず、水は飲まない。一日20時間くらい寝ているのに、雄はハーレムを作り、同性間交尾もする絶倫である。ゆるキャラのイメージとは程遠く、西洋ではコアラを販促キャラやロゴに用いたブランドはない。

    またカンガルー科は60種くらい、クスクス科は20種くらい、ウォンバット科ですら3種いるのに、コアラ科は1種しかいない。山火事などで個体数は減り続け、絶滅が危惧される動物である。

    日豪友好の象徴として日本はオーストラリアからコアラをもらい、お返しにオオサンショウウオを贈った。コアラはパンダのようなレンタル費はかからない。借りているのではなくもらったので。有償で動物を貸す国、借りて喜ぶ国、こんなアホな国々が、他にどこかあるのだろうか?

    と思って一応調べたら、数カ国あった。内容はいずれ述べる。

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    双前歯目カンガルー科クアッカワラビー属
    クアッカワラビー
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    双前歯目ウォンバット科ウォンバット属
    コモンウォンバット

    ちなみにチャイナ名は以下である。

    カンガルー:袋鼠
    クスクス:袋貂
    ウォンバット:袋熊
    コアラ:樹袋熊

    カンガルーはネズミ、クスクスはテン、ウォンバットとコアラはクマだ。

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    Amazon Kindle でトリに関する本や写真集を出版しています。 昭和後期のサブカルチャーの研究をライフワークにしています。

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