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「母親が許せない。母を許さないと人生はうまくいかない?」……ほんとにそう?

    私は、ずっと母が苦手でした。

    なぜなら、母の言葉や態度の節々に、
    支配やコントロールのようなものを感じていたからです。

    根っからの自由人だった私は、

    「縛られたくない」

    という気持ちが、ものすごく強かったんだと思います。

    だから、一時期は母と距離を置いていました。

    できるだけ関わらないようにしていた時期もあります。


    そんな母が、一昨年亡くなりました。

    母がいなくなってからも、
    私の中には母とのいろいろな記憶が残っていました。

    そして、人生の時間が流れる中で、
    私は少しずつ気づいていったんです。

    人の心は、鏡なのかもしれない。

    相手を変えようとしているとき。

    相手を責めているとき。

    「どうして分かってくれないの?」

    と思っているとき。

    そこには、相手の問題だけではなく、
    自分の中にも何かがあるのかもしれない。

    そう思うようになりました。


    私は、娘が生まれてから自分と向き合い始めた

    娘が生まれたあと、
    私は自分自身と向き合うようになりました。

    あのとき、私は何を感じていたんだろう。

    本当は、どうしてほしかったんだろう。

    なぜ、あんなに母の言葉が嫌だったんだろう。

    私は、何を守ろうとしていたんだろう。

    そして、

    「この出来事は、私に何を教えてくれたんだろう?」

    と、自分に問いかけるようになりました。


    生きづらさは、誰がつくる?

    私は、

    生きづらさは、自分の心から生まれることがある

    と思っています。

    もちろん、誰かに傷つけられたことや、
    嫌な出来事そのものを「あなたの心のせい」と言いたいわけではありません。

    起きた出来事は、起きた出来事。

    でも、その出来事をどう受け止め、
    その後どんな思い込みを持って生きていくのか。

    そこには、自分自身が向き合える部分もあると思うんです。

    だからこそ、

    相手のためではなく、
    自分のために相手を許すこと。

    そして、

    自分の心を内省し、内観し、思い込みに気づいていくこと。

    それが大切なんだと、
    私は自分自身の経験を通して感じるようになりました。


    思い込みが、自分を苦しくしていることもある

    「こうあるべき」があればあるほど、
    人は生きづらくなってしまうことがあります。

    「親なんだから、こうするべき」

    「母親なんだから、こうあるべき」

    「子どもは親を大切にするべき」

    「親を許さなきゃいけない」

    そんな「こうあるべき」を、
    いつの間にか自分の中にたくさん持っている。

    すると、

    「私はどうしたい?」

    よりも、

    「こうしなきゃ」

    で生きるようになってしまう。

    だから私は、

    「これは本当に私の考え?」

    「これは誰の価値観なんだろう?」

    「ほんとにそう?」

    と、自分に問いかけることを大切にしています。


    出来事は変わらない。でも、見え方は変えられる。

    母が言ったことも。

    私が傷ついたことも。

    過去に起きたことも。

    変わっていません。

    でも、

    その出来事をどう見るのか。

    そこにどんな意味を見つけるのか。

    それは、少しずつ変わっていくことがあります。

    私は、

    「この出来事は、私に何を教えてくれたんだろう?」

    と考えるようになりました。

    すると、同じ出来事なのに、
    以前とは違うものが見えてくるようになったんです。

    ものの見方や考え方が変わる。

    すると、自分の感じ方も変わっていく。

    そして、これからの選択も変わっていく。

    私はそれを、自分自身で経験しました。


    感謝の気持ちが溢れる

    そして今。

    あれだけ苦手だった母に対して、
    私は不思議なくらい感謝の気持ちがあります。

    「あの母だったからこそ、私はこんなことに気づけた」

    そう思えるようになったんです。

    なんだか、母が可愛らしいとさえ思えて。

    確かに苦手だったことも。

    嫌だったことも。

    当時感じていた苦しさも。

    今は、なんとも思わないんです。

    もちろん、母のすべてを肯定しているわけではありません。

    「あのとき嫌だった」という私の気持ちまで、
    なかったことにしたわけでもありません。

    それでも今は、

    母なりの無条件の愛を、私に与えてくれていたのかもしれない。

    そんなふうに感じています。


    親を許さないと、人生はうまくいかない?

    ここで、最初の問いに戻ります。

    「親を許さないと、人生はうまくいかない」

    本当にそうでしょうか?

    私は、そうは思いません。

    親を許すことを急がなくてもいい。

    感謝しようと頑張らなくてもいい。

    まだ怒っていてもいい。

    悲しくてもいい。

    距離を置いていてもいい。

    人それぞれ、気づくタイミングがあるからです。

    私自身も、母が生きている間には
    気づけなかったことがたくさんありました。


    もしかしたら大切なのは、

    「親を許すこと」ではなく、
    「自分の中に何が残っているのかに気づくこと」

    なのかもしれません。

    「これは、母のもの?」

    「それとも、私のもの?」

    「私は、これからもこの考え方を持っていたい?」

    そして、

    「私は、本当はどうしたい?」

    と、自分に問いかけてみる。


    心と向き合うことは、通過点

    親を許すことがゴールじゃない。

    過去を消すことでもない。

    誰かを悪者にすることでもない。

    まして、

    「親のせいで私はこうなった」

    で終わらせることでもない。

    ただ、

    自分の心を、自分で見てあげる。

    私は、それが大切なんだと思っています。

    怒っている自分。

    悲しんでいる自分。

    寂しかった自分。

    本当は愛されたかった自分。

    認めてほしかった自分。

    自由になりたかった自分。

    そんな自分の気持ちを、

    「そんなこと思っちゃダメ」

    と否定するのではなく、

    「そう感じていたんだね」

    と、まず自分で受け止めてあげる。


    そして、

    「この経験は、私にどんな学びをくれたんだろう?」

    と、問いかけてみる。

    答えは、すぐに見つからなくてもいい。

    もしかしたら、

    「自分の気持ちを大切にしていい」

    かもしれない。

    「我慢し続けなくてもいい」

    かもしれない。

    「誰かの期待に応えなくてもいい」

    かもしれない。

    「自分の人生は、自分で選んでいい」

    かもしれない。

    どんな答えになるのかは、
    その人にしか分かりません。

    だからこそ、

    自分で問い、自分で感じてみる。


    あなたの中にも、残っているものはありませんか?

    もし今、

    「母親が許せない」

    「父親が許せない」

    「親のことを考えると、なぜか苦しくなる」

    「もう終わったことなのに、何度も思い出してしまう」

    そんなことがあるなら。

    無理に許そうとしなくても大丈夫です。

    ただ、一度だけ自分に聞いてみてください。

    「私は、本当は何を感じている?」

    そして、

    「この出来事は、私に何を教えてくれたんだろう?」

    と。


    「親を許さなきゃ」

    ではなく、

    「ほんとにそう?」

    「この考え方を持ち続けなきゃ」

    ではなく、

    「私は、本当はどうしたい?」

    誰かの正解を生きるのではなく、

    自分の感じ方を確かめながら、
    自分の人生を選んでいく。

    私は、それが「自分に戻っていく」ということなのかもしれないと思っています。


    🌿 「ほんとにそう?」心の結び目をほどく12の扉

    もし、あなたの中にも

    「どうしても引っかかることがある」

    「頭では分かっているのに、気持ちがついてこない」

    「同じことで何度も苦しくなる」

    そんなものがあるなら。

    私がつくった、

    「ほんとにそう?」心の結び目をほどく12の扉

    を、よかったら歩いてみてください🌿

    「比べてしまう私」

    「私には価値がない」

    「こうあるべき」

    「感情」

    「本当はどうしたかった?」

    「過去の私」

    「本当に事実だった?」

    「どんな感情も、ここにいていい」

    「未来の私」

    など、12の扉を通して、
    自分の中にある思い込みや感じ方を少しずつ見つめていきます。

    答えを誰かからもらうためではなく、

    自分で問い、
    自分で感じ、
    自分で選んでいくために。

    「ほんとにそう?」と言う問いがあなたをみちびいてくれますように。


    心の結び目をほどく12の扉|本来の自分に還るセルフワーク


    🌱 ゆきよちゃん|「ほんとにそう?」を届ける人

    答えではなく、問いを届けています。

    仕事、子育て、人間関係。

    身近な出来事を通して、
    自分が信じてきた世界をやさしく見つめ直すnoteを書いています。

    「ほんとにそう?」という問いが、
    本当はどう生きたかったのかを思い出すきっかけになれば嬉しいです。


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    🌿 最後に

    親を許せなくてもいい。

    すぐに感謝できなくてもいい。

    過去を無理に良いものに変えなくてもいい。

    あなたには、あなたのタイミングがあります。

    ただ、

    「ほんとにそう?」

    と問いかけてみる。

    そして、

    「私は、本当はどう感じている?」

    その声を、少しだけ聴いてあげる。

    そこから、何かが変わり始めることがあるのかもしれません。


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