
「夫婦喧嘩が減らないのは、夫が悪いから」って、ほんとにそう?
「なんで、こんなこともできないの?」
「私がやったほうが早い」
「ほんと要領悪いよね」
夫に対して、心の中でそう思ったことはありませんか?
そして気づいたら、
夫のことを心底バカにしている。
そんな自分に、あとから嫌な気持ちになったり。
もちろん、本当に夫の行動に問題があることもあると思います。
でも、もしも。
夫のちょっとしたことに、
必要以上にイライラしてしまうのだとしたら。
一度、自分に聞いてみてもいいのかもしれません。
「私は、何にこんなに反応しているんだろう?」
「それ、鏡かも?」と思ったこと
以前、
「夫を見下してしまうのは、
自分が抑圧している部分を夫の中に見つけているからかもしれない」
という話を聞いたことがあります。
たとえば、
自分はずっと、
「ちゃんとしなきゃ」
「人に迷惑をかけちゃいけない」
「自分のことは自分でやらなきゃ」
「休んじゃいけない」
と頑張ってきた。
そんな人が、
のんびりしている夫を見ると、
「なんでそんなに呑気なの?」
「もっとちゃんとしてよ」
「甘えてるんじゃない?」
と、ものすごく腹が立つことがある。
もしかしたら、
自分自身には絶対に許してこなかったことを、
夫がやっているからなのかもしれません。
でも、もちろん、
「夫に腹が立つ=自分も同じ」
という単純な話ではありません。
本当に夫側に問題があることもある。
だからこそ、
「夫が悪い」
「私が悪い」
と決める前に、
「ほんとにそう?」
と、自分の反応を見てみる。
私は、そこが大事なんじゃないかなと思っています。
でも、そもそも「余白」がないんじゃない?
私は以前、家事代行の会社の広報をしていました。
そのときに、
家事代行を利用することで、夫婦喧嘩が減った
というデータや声に触れたことがあります。
そのときは、
「なるほどなぁ」
くらいに思っていたのですが。
今になって考えると、
これって結構おもしろいことだなぁと思うんです。
だって、
夫婦喧嘩を減らすために、
「夫がもっと家事をやればいい」
だけじゃないんですよね。
そもそも、
夫婦の間に余白がないんじゃない?
ってことだから。
共働きって、家に帰ってからも仕事がある
今は、共働きの家庭も多いですよね。
仕事から帰ってきたら、
ご飯を作って。
洗濯して。
片付けて。
子どものことをやって。
明日の準備をして。
やっと寝る。
そして、また朝が来る。
仕事には、
「今日は休み」という日があります。
でも家事や育児には、
「今日は家事を休みます!」
とは、なかなかできない。
もちろん、サボることはできます。
でも、サボったら、
あとで自分に返ってくる。
洗濯物は増えるし、
食器もたまる。
だから結局、
「やらなきゃ」
になってしまう。
専業主婦だって、休みがない
そして、これは専業主婦も同じだと思うんです。
専業主婦だから、
時間がたくさんあって楽。
そんな単純な話でもない。
家事や育児には、
終業時間も休日もないから。
朝ご飯を作ったら、
昼ご飯がやってくる。
昼ご飯を片付けたら、
夕飯のことを考える。
洗濯したら、
また洗濯物が出る。
掃除したら、
また汚れる。
やってもやっても、
終わらない。
😂
家事って、やっても「積み上がった感じ」がしにくい
仕事なら、
「今日はここまでやった」
という区切りがある。
お給料をもらったり、
誰かに評価してもらったり。
休日もある。
でも家事って、
一生懸命やっても、
「元の状態に戻っただけ」
に見えやすい。
洗濯物がなくなったと思ったら、
また出てくる。
ご飯を作って、
食べ終わったら片付ける。
片付けたと思ったら、
また散らかる。
そして、
また明日もやる。
動いても、
お金をもらえるわけでもない。
感謝されるとも限らない。
もちろん家事や育児には、
家族の生活を支える大切な役割があります。
でも、
「やって当たり前」
になってしまうと、
心の中にモゾモゾが出てくることもあるんじゃないかな。
「なんで私ばっかり」が生まれるとき
「こんなにやっているのに」
「なんで私ばっかり」
「私は休めないのに」
「あなたは何も考えてないよね」
そんな気持ちが積み重なっていったら。
夫が洗濯物をたたむのがちょっと雑だった。
食器の洗い方が自分と違った。
子どものことを忘れていた。
そんな小さなことまで、
「なんでこんなこともできないの?」
と、猛烈に腹が立ってしまうこともある。
もしかしたら、
夫への怒りだけじゃないのかもしれません。
その奥には、
「私には余白がない」
という心のモゾモゾがあるのかもしれない。
だから、家事代行という選択肢
そこで私は、
「夫にもっと家事をやってもらえばいい」
だけじゃなくて、
「家事を外に出してもいいんじゃない?」
と思うんです。
家事代行を頼む。
外食する。
お惣菜を買う。
毎日掃除しなくてもいい。
完璧にやらなくてもいい。
そうやって、
暮らしの中に余白をつくる。
それだけで、
「なんであなたはやってくれないの?」
という夫婦の戦いから、
少し降りられることもあるかもしれない。
「夫を変える」じゃなくて、「暮らしを変える」
夫婦喧嘩が起きると、
「夫がもっとこうしてくれたら」
と思いますよね。
もっと家事をしてほしい。
もっと子どものことを見てほしい。
もっと気づいてほしい。
もちろん、
そう思うこと自体は悪いことではありません。
でも、
夫を変えることだけが解決方法なのかな?
とも思うんです。
家事を外に出してもいい。
手を抜いてもいい。
二人とも休んでもいい。
そもそも、
全部を夫婦だけで背負わなくてもいい。
そうやって、
誰かを変えるのではなく、
暮らしに余白をつくる。
そんな方法もあるんじゃないかな。
「ちゃんとした妻」って、ほんとにそう?
ここまで考えていたら、
「良い母親」の話にもつながってきました。
家事をちゃんとする。
料理をちゃんと作る。
家をきれいにする。
子どものことをちゃんとする。
夫のこともちゃんと支える。
それが、
「良い妻」
「良い母親」
なのかもしれない。
でも、
それって、ほんとにそう?
全部自分でやることが愛情なのかな。
自分を後回しにすることが、
家族を大切にすることなのかな。
自分が疲れ切って、
イライラして、
心に余裕がなくなってしまうくらいなら。
家事を誰かに頼って、
自分に少し余白を戻すことも、
家族を大切にすることのひとつなんじゃないかな。
「私は、どうしたい?」
夫がもっと家事をしてくれたら、
私は本当に幸せなんだろうか。
それとも、
本当はもっと休みたい?
夫と一緒に、
ゆっくりご飯を食べたい?
子どもと笑っていたい?
誰かに、
「ありがとう」
って言ってほしい?
それとも、
「ちゃんとしなくてもいい」
と思いたい?
もしかしたら、
夫に向けていた怒りの中に、
「私は、本当はどうしたい?」
という自分の声が、
隠れているのかもしれません。
だから私は、
「夫が悪い」
「私が悪い」
と決める前に、
一度立ち止まってみたい。
「ほんとにそう?」
って。
夫婦喧嘩を減らすために、
夫を変えなきゃいけないとは限らない。
もしかしたら、
少し家事を減らして。
少し人に頼って。
少し休んで。
少し笑える余白をつくる。
それだけで、
見えてくるものが変わることもあるのかもしれません。
心に余白ができたら、
今まで「許せなかった」ことも、
少し違って見えるかもしれない。
そして、
「私は、どうしたい?」
が、やっと聴こえてくるのかもしれません。
あなたは今、
何をそんなに頑張っていますか?
そして、
本当は、どうしたいですか?🌿
🌿 私が「心と向き合うこと」を大切にしている理由
心のモヤモヤが出てきたとき、
「私は今、何を感じている?」
「ほんとにそう?」
と、自分に問いかけてみる。
そして、
「私は、どうしたい?」
に戻ってくる。
私は、そんなふうに自分の心と向き合っています。
▶︎ 感情に支配される生き方を卒業する|「ほんとにそう?」で自分に戻る
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