「私の人生、誰のもの?」……ほんとにそう?
「子どものために、いいお母さんでいなきゃ。」
私は。
いつの間にか。
そんなふうに思っていたのかもしれません。
家をきれいにして。
ちゃんとご飯を作って。
子どもの話を聞いて。
困ったときは助けて。
いつも笑顔でいて。
子どものことを一番に考える。
「お母さんなんだから、それくらい当たり前。」
でも。
あるとき。
ふと思ったんです。
……ほんとにそう?
そもそも。
その「いいお母さん」って。
誰が決めたんだろう?
そして。
私は、
なぜそこまで「ちゃんとしなきゃ」を握りしめていたんだろう?
🌿 私は、料理は得意。でも片付けと掃除が苦手
ここは。
はっきりしておきたいことがあります🤣
私は、
家事が全部苦手なわけではありません。
料理は好きです。
食べたいものがあれば、
だいたい何でも作ります。
以前は、
料理の効率化や時短について、
何度も取材を受けたこともありました。
料理代行サービスについて取材を受けた記事は、
AERA dot.にも掲載されています。
だから。
料理そのものが苦手だったわけではありません🤣
今も。
自分や家族が食べるものを作ることは好きです。
でも。
片付けと掃除が、とにかく苦手🤣
出したものを元に戻す。
物を分類する。
片付いた状態を維持する。
掃除を続ける。
こういうことが。
本当に苦手なんです。
料理を作る。
食べる。
そこまではいい。
問題は。
そのあと🤣
🌿 二人の子どもと暮らすということ
子どもが一人のときは。
まだ何とか回っていました。
散らかっても。
一人分。
でも。
二人になると。
単純に二倍になるわけじゃなかった🤣
私が一か所を片付けている。
その間に。
別の場所が散らかる。
片付ける。
散らかる。
片付ける。
散らかる。
もう。
終わらないwww
特に。
片付けが苦手な息子がいると。
私がせっせと片付けている間に、
別の場所から物を出してくる🤣
私は一つ片付ける。
息子は散らかす。
いや。
一つじゃない🤣
そこに。
仕事もある。
料理もある。
洗濯もある。
子どもをお風呂に入れる。
寝かせる。
そして。
また次の日が来る。
今振り返ると。
あの頃の私に聞きたい。
「一人で全部できると思ってたの?」
……ほんとにそう?
🌿 二人目の妊娠で、もう本当に無理になった
二人目を妊娠した頃から。
私は。
さらに家事が億劫になりました。
私は身長146センチです。
お腹が大きくなると。
本当に動きにくい🤣
下の方なんて見えない。
かがむのも大変。
掃除なんて。
もう本当に無理。
子どもが生まれたあとは。
本来なら。
体を休める必要がある時期です。
でも。
生活は待ってくれません。
子どもは泣く。
ご飯も必要。
洗濯物も出る。
部屋も散らかる。
だから私は。
家事代行を頼みました。
一人で全部できないから。
助けを借りたんです。
🌿 助けを借りたら、生活費を減らされた
記憶では。
もともと元夫が家に入れていたお金は、
26万円くらいだったと思います。
それが。
23万円ほどになった。
でも。
そのお金が、
そのまま私と子ども二人の生活費になるわけではありませんでした。
そこから。
東京の家賃。
そして。
元夫自身が契約した保険料も負担していました。
残ったお金で。
私と子ども二人の生活を回す。
仕事もしながら。
子ども二人を育てながら。
生活を回す。
その中で。
どうしても一人では回らなくなって。
私は家事代行を頼みました。
でも。
「家事代行を頼めるくらいお金に余裕があるなら、家に入れるお金を下げる」
という趣旨のことを言われました。
そして。
離婚する少し前になると。
それまで入れてもらっていたお金すら。
入る月もあれば。
入らない月もありました。
本当に。
金策が大変でした。
来月はどうしよう。
何を払おう。
どうやって子どもたちを生活させよう。
そんなことを。
ずっと考えていた時期がありました。
子どもの貯金も。
「会社に必要だから」
と言われて。
100万円ちょっと渡しました。
でも。
そのお金も戻ってきませんでした。
今こうして書くと。
私は。
ずっと不安だったんだと思います。
🌿 ここで、初めて自分に聞いてみた
生活が苦しかった。
お金が不安定だった。
一人で子ども二人を育てていた。
片付けも苦手だった。
助けを借りた。
それなのに。
なぜ私は。
こんなに「ちゃんとしなきゃ」と思っていたんだろう?
そこで。
少し立ち止まってみました。
出来事そのものと。
私がそこから受け取ったものは。
同じなのかな?
例えば。
「家が散らかっている」
これは。
ただの事実です。
でも。
私はそこに。
いろいろな意味をつけていたのかもしれません。
家が散らかっている。
↓
私は片付けが苦手。
↓
ちゃんとした家庭じゃない。
↓
私はちゃんとした奥さんじゃない。
↓
私はちゃんとしたお母さんじゃない。
↓
ちゃんとしていなければ、大切にされない。
あぁ。
そうだったのか。
私は。
ただ部屋を片付けていたんじゃなかったのかもしれない。
「ちゃんとしていない私は、大切にされない」
その怖さから。
必死に「ちゃんとした人」になろうとしていたのかもしれません。
🌿 そもそも、なぜ家をきれいにしたかったんだろう?
さらに。
自分に聞いてみました。
なんで私は、そこまで家をきれいにしたかったんだろう?
そこで。
子どもの頃の記憶につながりました。
私は。
子どもの頃。
人を家に呼べるような家が欲しかった。
自分の家に。
人を呼べないことが。
嫌だったんだと思います。
だから。
大人になったら。
自分の家は。
いつでも人を呼べるような。
ちゃんとした家にしたかったのかもしれない。
そこで。
ようやく少しつながりました。
私は。
今の家を片付けていたんじゃなかった。
もしかしたら。
子どもの頃の自分が感じた恥ずかしさや悲しさから、必死に逃げようとしていたのかもしれない。
「もうあんな思いはしたくない」
「私の子どもには、同じ思いをさせたくない」
だから。
苦手なことでも頑張った。
疲れていても頑張った。
一人で無理でも頑張った。
🌿 思い込みは、悪者じゃなかった
ここで。
大切なことに気づきました。
私は。
「ちゃんとしなきゃ」という思い込みを。
悪いものだと思わなくなりました。
だって。
あの頃の私には。
それが必要だったのかもしれないから。
子どもの頃。
嫌だったことがあった。
だから。
もう同じ思いをしたくなかった。
子どもたちには。
同じ思いをさせたくなかった。
ちゃんとした家庭を作りたかった。
大切な人を守りたかった。
だから。
「ちゃんとしなきゃ」
を握りしめた。
そりゃあ。
握りしめるよね。
不安だったんだから。
怖かったんだから。
大切なものを守りたかったんだから。
だから。
今の私は。
あの頃の自分を責めたくありません。
「そりゃあ、そう思うよね」
「あなたなりに、一生懸命だったよね」
「よく頑張ったね」
そう言ってあげたい。
🌿 でも、今の私にも本当に必要?
そして。
ここからが。
「思い込みを手放す」ということなのかもしれません。
昔の私には。
「ちゃんとしなきゃ」が必要だった。
でも。
今の私にも、本当に必要?
家が散らかっていたら。
私は大切にされない?
片付けが苦手なら。
私はダメな母親?
助けを借りたら。
私は怠けている?
一人で全部できなければ。
私は価値がない?
……ほんとにそう?
今の私は。
少し違う答えを出せます。
私は。
料理が得意。
でも。
片付けと掃除は苦手。
それだけ🤣
苦手なことがあるから。
私の価値が下がるわけじゃない。
助けを借りるから。
ダメな母親になるわけじゃない。
家が散らかっているから。
愛される価値がなくなるわけでもない。
🌿 あなたにも、こんな「ほんとにそう?」はありませんか?
ここまで読んで。
もし。
「私にもあるかも」
と思ったなら。
少しだけ。
自分に聞いてみてください。
最近。
何かに苦しんでいませんか?
例えば。
「私は仕事ができない」
「私はダメな母親」
「お金がないと不安」
「嫌われたくない」
「人に迷惑をかけちゃいけない」
「私が我慢すればいい」
そんな言葉が。
頭の中にありませんか?
もしあったら。
そこで。
終わらせない。
……ほんとにそう?
と。
もう一度聞いてみる。
🌿 自分の思い込みを辿る、5つの問い
もし。
自分の中にあるものを。
少し見てみたいなら。
こんなふうに辿ってみてください。
① 今、何に苦しんでいる?
まず。
今の苦しさを書いてみる。
例えば。
「片付けられない自分が嫌」
「お金が減るのが怖い」
「人に嫌われるのが怖い」
「休むと罪悪感がある」
② そのとき、私は自分に何と言っている?
「ちゃんとしなきゃ」
「頑張らなきゃ」
「私はダメだ」
「もっと稼がなきゃ」
「嫌われちゃいけない」
自分の頭の中に。
いつも流れている言葉を見つけてみる。
③ それを、なぜそう思うんだろう?
「ちゃんとしなきゃ」
……なぜ?
「ちゃんとしていないと、認められないから」
……なぜそう思う?
「ちゃんとしていないと、嫌われる気がするから」
こうして。
少しずつ。
奥へ辿っていく。
④ いつから、そう思うようになったんだろう?
子どもの頃?
学校で?
親との関係?
昔の恋愛?
仕事での失敗?
何か。
思い出すことがあるかもしれません。
すぐに見つからなくても大丈夫。
答えが出なくても大丈夫。
ただ。
「いつからだろう?」
と聞いてみる。
⑤ その思い込みは、昔の私を守っていたのかもしれない
ここが。
私は一番大切だと思っています。
思い込みを見つけたとき。
「こんな思い込みがあったなんて」
「私はダメだ」
と。
さらに自分を責めなくていい。
もしかしたら。
その思い込みは。
昔のあなたを守るために。
必要だったものかもしれない。
嫌われないように。
傷つかないように。
生き延びるために。
誰かに愛されるために。
必死に作ったものだったのかもしれない。
だから。
まず。
その頃の自分に言ってあげる。
「そりゃあ、そう思ったよね」
「そうしないと、あの頃は苦しかったんだよね」
「よく頑張ってきたね」
そして。
そのあと。
今の自分に聞いてみる。
「でも、それ。今の私にも本当に必要?」
🌿 思い込みを手放すことと、現実から逃げることは違う
ここは。
大切なところです。
思い込みを手放したからといって。
現実の問題がなくなるわけではありません🤣
家事は残る。
お金も必要。
仕事もある。
子どもも散らかすwww
でも。
現実の問題と。
「私はダメだ」という思い込みは。
別にしていい。
片付けが苦手なら。
苦手だと認める。
助けが必要なら。
助けを借りる。
お金が足りないなら。
どうするか考える。
社会の仕組みに疑問があるなら。
疑問を持っていい。
でも。
その問題に。
「だから私は価値がない」
まで。
くっつけなくていい。
現実の問題は。
現実の問題として考える。
そして。
自分の価値まで。
一緒に下げなくていい。
🌿 私が欲しかったのは、完璧なお母さんじゃなかった
子どもの頃。
母は。
「あなたたちが大学を卒業したら、離婚するからね」
と言っていました。
私は。
その言葉を何度も聞いていました。
そして。
今振り返ると。
子どもの私は。
心のどこかで。
「私がいなかったら」
「私が生まれなかったら」
「お母さんはもっと自由だったんじゃないか」
そんなふうに感じていたのかもしれません。
今の私は。
母を責めたいわけではありません。
母には。
母の人生があった。
母なりに。
必死に生きていた。
それも分かっています。
ただ。
子どもの私は。
そう受け取っていたのかもしれない。
だからこそ。
今。
私は思います。
子どもに必要なのは。
完璧なお母さんじゃないのかもしれない。
家がいつもきれいじゃなくてもいい。
毎日。
手の込んだご飯じゃなくてもいい。
いつも笑顔じゃなくてもいい。
疲れた日は。
疲れたと言っていい。
嫌なことは。
嫌だと言っていい。
助けてほしいときは。
助けてと言っていい。
私が子どもの頃。
本当に見たかったのは。
完璧なお母さんではなく。
自分の人生を生きているお母さんだったんじゃないかな。
💖 私の人生は、私のもの
母の人生は。
母のもの。
子どもの人生は。
子どものもの。
そして。
私の人生は。
私のもの。
子どもを愛していい。
家族を大切にしていい。
誰かのために頑張っていい。
でも。
その中から。
自分を消さなくていい。
料理が得意でも。
片付けが苦手でもいい。
部屋が散らかっていてもいい。
疲れて。
何もできない日があってもいい。
助けを借りてもいい。
私は。
私のままでいい。
そして。
子どもたちにも。
あなたたちは。
あなたたちの人生を生きていい。
そう伝えたい。
だから。
私も。
私の人生を生きる。
🌿 今日、自分に聞いてみませんか?
今。
あなたが握りしめているものは何ですか?
「母親なんだから。」
「妻なんだから。」
「長女なんだから。」
「ちゃんとしていなきゃ。」
「私が我慢すればいい。」
「人に迷惑をかけちゃいけない。」
「嫌われちゃいけない。」
「もっと頑張らなきゃ。」
その言葉は。
いつから。
あなたの中にありますか?
誰から。
受け取ったんだろう?
なぜ。
それを握りしめる必要があったんだろう?
そして。
昔のあなたには。
必要だったかもしれないけれど。
今のあなたにも、本当に必要?
答えがすぐに出なくても大丈夫。
手放せなくても大丈夫。
ただ。
自分に聞いてみる。
……ほんとにそう?
その問いが。
あなたがずっと握りしめてきたものを。
少しだけ。
ゆるめてくれるかもしれません。
今日も。
自分の人生に戻ってこよう。🌿
プロフィール記事はこちら
🌿 あなたは、何を握りしめていますか?
もしよかったら。
あなたが最近、
「……ほんとにそう?」
と聞いてみたいことを。
コメントで教えてください🌿
もちろん。
書きたくなければ。
書かなくても大丈夫です。
まずは。
自分自身にだけ。
そっと聞いてみてください。
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