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【私の仕事】部下への指導とハラスメント【管理職/人事の仕事】


    部下への指導がハラスメントと認定される怖さから、管理職が部下へのコミュニケーションを躊躇している。


    というニュースを読みました。

    ーー

    ハラスメントという言葉が一般的になり、元々認識されていたような、分かり易いセクハラ・パワハラだけでなく、立場・シチュエーションなどによって、多彩なハラスメントが認定されるようになりました。

    そのことによって、最初に記述したように、

    部下への指導がハラスメントと受け取られる可能性は、昔よりもかなり大きくなりました。

    しかし、私からすると、これは管理職・会社側の情報不足と言わざるを得ません。

    部下へのパワハラが認定される要件としては、

    ①優越的な関係を背景とした言動であり、
    ②客観的に業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
    ③自社の就業環境が害されるもの

    というものであり、この3つの要素をどれだけ満たしているのか、ということによって認定されます。

    私が開催したハラスメント対策セミナーでも、「これを言ってはいけない」「これをやってはいけない」とお伝えしなければならない、禁止事項がとても多くありますが、一度聞けば皆さん納得の内容です。

    特に重要なのは、「この行為はパワハラにあてはまるのでは?」といちいち考えるのではなく、会社業務の遂行や部下とのコミュニケーションという大きな括りで考える必要があるということです。

    部下の指導については、内容や背景によって、厳しい口調になることも当然あります。

    しかしそれが、本人もある程度納得出来・客観的に必要な事であるならば、パワハラと認定されることはほとんどの場合有り得ません。

    ですので、正しい情報を得て使いこなすことが出来れば、部下へのパワハラ問題は難しいものでは無いことを皆さん理解して帰られます。


    ー

    そして、最近私が思ってきたことは、


    管理職で「ハラスメントが怖いから部下とのコミュニケーションがしにくい」ということを言う人は、部下とのコミュニケーションが下手な方が言い訳として使っているのではないか


    ということです。

    上記のように、ハラスメントと受け取られる言動は多いです。

    しかし、それを除いたとしても、充分に・業務に支障が出ないくらいの指導は出来ます。

    それを、

    私はハラスメントと認定されるのが嫌なので、部下とのコミュニケーションを取ることが少なくなっています(ですから、少なくなっても仕方ないですよね?)

    というアピールをしているという気がしてなりません。

    管理職の業務は多く忙しいですし、また、自身の苦手な事はなるべく避けたいものです。

    ですが、給与をもらっている会社のため、また、自身の成長のために部下とのコミュニケーション能力を磨くことが必要です。



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    今回の画像は【はる】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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