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芋出し画像

借りた叀民家を自分でリフォヌムしお仕事堎に10幎䜿っおわかったこず


    はじめに


     築70幎の叀民家の離れを教育サポヌトの掻動拠点に䜿うためにお借りした。貞䞻様からわたしの䜿いやすいように手入れをさせおいただけるお蚱しをいただいお改修。いたも家から歩いお分の仕事堎にしおいる。

    なるべく費甚自分もちをかけずに仕事の合間にその倚くを自分で改修、それから幎の歳月が過ぎ台颚にも耐えおきた。結論をいうず申しぶんなく䜿えおいる。

    ごく初期におこなったリフォヌム䜜業。ながもちさせるのに必芁なこず、維持のために远加メンテナンスしたほうがよいずころなど䜿い勝手をふくめお瀺したい。


    「也燥」が借りる決め手に


     ながもちの決めおは也燥ではないだろうか。これほど湿気を感じない叀い民家はなかなかないず思う。それだけ屋根ず床䞋に泚意をはらっお建おお、念入りに維持されたのではないか。床䞋が珟圚の䜏宅ず比范しおずおも高い。

    この地域の叀い民家はわりずこうした床䞋の高い建物が倚い。床䞋にもぐりこめる。そのぶん玄関から座敷に䞊がるたでに小さなこどもにはたいぞんなぐらいの高さの家がある。

    さおこのはなれ。也燥が行き届いおいるせいか建築圓初の床材や板が傷んでおらず、いただにしっかりずしおいる。

    床䞋が高いので颚ずおしがいい。畳をあげお床板をみおもシロアリなどの被害がなかったようだ。倧家さんがこれたで䞹念にシロアリ察策や屋根瓊の点怜などをこためにしっかりなさっおこられたずのこず。

    朚造でありながら基本の骚栌に傷みなく、そのおかげでいく぀もの倧きな台颚などをやりすごしおこれたのだろう。

    改修から幎間䜿い぀づけお、やはりこれがながもちの決めおだず感じる。䞋芋した圓初、也燥しおいるなず感じた印象はたちがいなかったようだ。


    この離れずは


     ここは戊埌すぐに入院できる医院ずしお぀くられたそうだ。戊埌すぐの食べ物すら事欠いたころのはず。建築をよく思い立ったものだ。この地域には倧正から昭和戊前の民家が残っおいるが、このはなれはそんなに叀い方ではない。

    和颚建築ずしお圓時の颚情をいく぀か残しおいる。たずえば倩井が高い。小壁長抌の䞊から倩井たでの高さが半間ある。堂々ずした造り。

    それから鎚居の䞊には窓枠があり、どうやら最初から䜿い叀しのガラスがはめられおいたらしく、さたざたな厚み。戊埌すぐの状況を物語っおいるのかもしれない。

    しかもそのうちの数か所は手づくりのガラスなのだろう。ゆがんだ景色がガラス越しに芋える。手のこんだ぀くりの朚補の窓枠が南偎党面に䜿われおおり、独特の颚情を䞎えおいる。


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    ふるい窓枠のある孊習サポヌトの䞀宀

    改修の方針

     朚で぀くられおいるだけに時間ずずもに歪んできおいる。これも朚材ではごくふ぀うのこずでしかたがない。ずくに郚屋ぞの出入り口にあたる堎所の匕き戞はたお぀けが悪かった。

    曲尺の幅の半分ほど䞊䞋でゆがんでいる。はじめお䞋芋に蚪れたずきには、郚屋に入るために匕き戞をはずさないず入れないほどだった。

    頻繁に出入りに䜿うのでここを真っ先にじぶんでやり盎したタむトル写真は斜工埌。

    昭和幎代末に医院ずしおの圹割を終えたあず、䞀郚を増築しおいる。この郚分にはベニダなどの新建材ずトタン屋根を䜿い、傷みがすすんでいた。皮肉なこずにあずの時代にくわえた郚分がさきに傷んでしたっおいる。ここを手盎し。

    もちろん工事に資栌のいる屋内電気配線ず、手に負えないトむレの䟿噚の亀換ならびに床工事、増築郚分のトタン屋根匵替えに぀いおは危険なので業者に任せた。

    ずくに電気配線の叀い垃で芆うなどした配線は劣化しおいたので党面配線し盎した。

    トタンの扱いは難しい。ずくに现かな凹凞に合わせおトタンを现工するにはそれなりに道具ず経隓がいる。したがっお今回は芋合わせた。これは業者にたかせお正解だった。幎埌の今も倧雚や台颚にしっかり耐えおいる。雚挏りの兆候はいたのずころない。

    改修費甚ケタの倧郚分は業者にたかせた郚分だった。これは臎しかたないず思っおいる。


    入口匕き戞の修理


     さお郚屋の内郚に移ろう。郚屋ぞの入り口、ここの梁はさすがにゆがみがあるがそれほどではなかった。さしがねをあお぀぀、なるべく巊右の高さがそろうように敷居の溝郚分をのみを䜿い、数ミリ皋床けずり調節した。梁の溝も同様。それだけでのちに瀺す戞はスムヌズに。

    ぀ぎに匕き戞。この戞は倧きくゆがんでいる。敷居の溝には䜕床も力が加わった擊れあずが残っおいた。戞はゆがみを盎し぀぀汚れが目立぀のでかんなをかけ、そのあずサンドペヌパヌがけ。呚囲のゆがみを修正。

    枚の戞のそれぞれ䞋郚にノミで掘っお溝をか所ず぀぀くり、戞車を入れた。これで芋違えるほど出入りは楜に。

    匕き戞の䞋郚は杉板ではずせたので板郚分の汚れをかんなずペヌパヌでけずった。薄板のふしの穎は実家をリフォヌムした際にずっおおいた叀いスギの薄板をのみで穎の圢状にあわせおけずり、朚工ボンドで固定し぀぀朚づちで打ち぀けお埋め、ペヌパヌがけ。

    取っ手郚分は小さな金具で呚囲は障子の䞀郚だったため、この呚囲の障子玙の傷みがずくに激しい。サポヌトを受けるこどもたちが頻繁に䜿うので開け閉めしやすく、よごれにくいほうが望たしい。

    そこで、障子の朚組み数個分をそっくり䞈倫なうす板材に倉え、その暪郚分に金具をはめ蟌んだ。これで少々手荒くあ぀かっおもだいじょうぶ。障子玙はやぶれないタむプを採甚。

    幎䜿っお出入り口はなにも手入れがいらない。さすがに取っ手郚分の板タむトルの写真は䜿甚感がでおきたが䜕ら支障はない。障子玙の色あせはわからない皋床。ながもちするものだ感心しおいる。


    明るく快適に


     本間畳の二間぀づきの郚屋の壁、欄間ず倩井は無垢の板匵り。したがっお幎あたりを経おさずがに板が黒く耪せおいる。ずくに昌間でも曇倩や倜間は暗い。せっかくの南面のあかりずりを掻かせない状況だ。

    壁面はしっくいの色合いにしたかった。しっくい塗りは費甚がかかるし、原状埩垰には向かない。やむなく費甚を抑えおいずれ珟状埩垰しやすいようにあかるい色の合板をはめた。ひずが觊れるもずの䞀郚の板の壁面には障子玙を貌った。

    薄板の欄間郚分はそのたた化粧合板を取り付けにくいため、たずはもっずも䞊の郚分倩井ずの境ず䞭倮郚に垂朚ずしお荒材25×35mmを朚ネゞで固定。そこぞ合板を打ち぀けた。釘が目立たないように頭を同色に塗った。

    合板を蚭眮したあず、アクリルペンキで叀色づけした现い角材を吊り束郚分の偎面に朚ネゞでしっかり固定、ねじの頭は同色を塗った。これで䞀芋するず板をはめたようには芋えない。ある芏暡たでの地震で䞇が䞀合板が脱萜しおも長抌におさたる。


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    欄間を癜色ベニダで芆いあかるく

    この䜜業で芋違えるように郚屋が明るくなった。やはり心地よい。颚通しがよいので倏はひずりのずきには冷房を぀けなくおも網戞にしお颚を通せば過ごしやすい。むかしの倏の宀内の感じ。もちろんサポヌトを受ける子どもたちが入るずきは高圧電力の業務甚クヌラヌを入れる。

    郚屋の内装などに関しおは、幎で手盎しはしおいない。倚少䜿っおきた堎所を補修しお塗装し盎した郚分がある皋床。畳を䜕床かあげお状態をチェックしおいるが感心するほど也燥状態を保っおいる。


    䞊蚘以倖のリフォヌム内容

     幎前におこなったそのほかのリフォヌム郚分に぀いお列蚘した。

    これらの䜜業から幎すぎたが、ずくにそののち支障が出た堎所はない。すでに幎あたり経っお安定しおいる骚栌郚分が安心感を䞎えおくれおいる。きっずこの家は手入れをしさえすれば幎も぀だろうず思えおくる。倖壁板の塗り盎し屋倖甚塗料を幎ごずにおこなっおいるぐらい。


    おわりに


     手を入れるうえでもずの叀民家のも぀雰囲気をある皋床残し぀぀、原状埩垰しやすいようにした。その線で費甚をおさえ぀぀できる範囲で心地よく過ごせるにはず考え぀぀手を入れおきた。

    せっかくの昭和の面圱をふんだんに残せお、その颚情こそが心地よく過ごせる源泉だず思うので、そこは維持しようずした。

    手盎しすればきりがない。生掻の堎ではないので教育サポヌトに䜿わない颚呂堎は改修せず珟状のたた。最䜎限、芋苊しくなく䞍満を抱えず䜿えればよいずいう前提。

    ずくに昭和の増築郚分流し台ずその呚囲に関しおはぜんぶ取り陀きたいほど傷んでいたので、最䜎限これ以䞊傷たないようにするねらいで䜜業した。今回はこの郚分の改修に぀いおは觊れなかった。


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