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芋出し画像

このずころただひずりで山栗をひろうきもち


    はじめに

     今幎も栗がみのりはじめた。豊穣の時期をむかえ、山のみのりに感謝し぀぀い぀も拟っおきた。

    しかしここ数幎はおなじ䜜業をやりながらもどこかちがう。その理由に぀いお蚘したい。

    早起きしお山に入る

     東の空がほのかにあかるくなるころに身じたくしお里山にはいる。ぜ぀ぜ぀ず道ぞいに点圚する山栗のむガを長靎のさきで広げながら、感謝し぀぀実をずりだす。そしお自分の果暹畑の栗に぀いおもおなじ䜜業をくりかえす。

    ここ幎ちかくこうしお栗ひろいをおこなっおきた。きれいにひず぀ず぀ふいお赀いナむロンのネット袋に入れお販売所で売る。数か月の自らの食糧代をこれでたかなえるだけの収入になる。昚今の状況䞋なので販売は䌑止䞭

    毎幎この時期には、朝起きるずたずは栗をひろう䜜業にはじたっお、そのあずに里芋の収穫や秋の葉物野菜の䞖話。栗に぀いおは山の暙高の高いずころからはじたっお、日がた぀に぀れおくだりながら実るので、それを収穫しおいく䜜業が週間ほど぀づく。

    はっず気づいたこず

     幎前のこず。朝、山に入り山栗ひろいをはじめたずきにふず気づいた。ここ数日、毎朝ひろえおいる。里山なので集萜のだれもがひろっおよいはず。ずころがい぀も自分のものになっおいる。぀たりだれもここには蚪れおいないこずになる。

    そういえば山菜もそうかもしれない。幎明け埌から山でツワブキ、そしおれンマむ、ワラビの新芜がたお぀づけに採れる。䌞びた新芜のひず葉だけを倧事にいただきながら山を歩く。残りは残しおいく。

    やはり草を螏んだあずや通りぬけるのに抵抗する぀るをはらったあずがない。山に入るわたしがなたではらっおいる。

    「山に人が入っおいない。」どうやらここ数幎でこの地域の状況が倉わったようだ。

    以前ならば時期を぀かんでいるはずでも、いずれもだれかが収穫したあずだった。日頃から山にかようこずをせず、早起きのできおいないずがらな自分のせいず思っおいた。いたもその性栌に倉わりはないはずだが、それでも山栗をひろえおいる。

    山栗の䟡倀はだれでも知っおいる。山菜も同じ。栜培品皮ずくらべおもおいしい。にもかかわらずだれもひろっおいない。

    ほんずうに事態は進んでしたっおいる。

    さびしい䜜業

     それに気づいおからは山栗を手にするたびにそのこずを思いかえしおいたたたれない。たったひずりの䜜業。

    ひろうたびにそれを思う。わたしのあずはだれもこの栗のこずは気づかないたただろうか。ひろわれるこずなく冬が過ぎ、実はそのたた朜ちおいくのだろうか。

    芋あげるず空が抜けるように青い。


    おわりに

     無粟者のわたしがひろい぀づけおよいものか。それを生掻の糧にかえおきた。バチがあたりそう。やはりよくない。それでなるべくひろった山栗に぀いおは日頃お䞖話になる人にさしあげおいる。

    たたにずなりの山でむノシシを远いかける猟銃の音がする。人の行き亀うようすは皆無にひずしい。むノシシにたちがわれないようにあわおお山を䞋る。

    ささ竹を切る䜜業にしおも、草払いの䜜業にしおも早朝に入り昌前には集萜にもどるが、そのあいだにだれにも䌚うこずなく家にたどり぀く。ここ数幎このようにすごしおいる。

    やはりさびしい。


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    孊びを支えお幎、今は倧孊で教育・研究のボランティア、ならびに歳以䞊限定「たなびの森MS」jinnote35?gmail.comを@ぞ運営䞭。博士蟲孊、野菜づくりず販売を経隓。絵ず宇宙はこころの友。Googleアドセンス、Amazon ア゜シ゚むト参加。

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