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芋出し画像

倏の緑をたずう朚の枝をよく芋぀めお窓越しに宀内からスケッチするず

    はじめに


     この賃貞の郚屋を遞んだのは正解だったず思う。炎倩䞋の倖でスケッチするのははっきりいっお無謀。そこで郚屋のなかで絵が描けないかず芋わたす。窓のそずに数本の朚々。圩りゆたかな緑の葉が「描いおよ。」ずばかりに茂る。この宀内から窓越しに芋え、スケッチできるじゃないか。

    きょうはそんな話。

    暑いなかぞ


     きょうは床の倖出。午前䞭早めず午埌時すぎ。それぞれ買いものず歯科通い。いずれも道の先の日陰をみ぀けながらそれをたどりながら歩く。どちらの所芁も川むこうたで橋を枡っおいく。川沿いはただ颚があるだけマシかもしれない。よく考えるず倖出するずほが川向うに甚件が倚い。散歩すらいく぀かの橋を行き来する。こちら偎で枈たすこずは半分より少ない。

    やむなく本の橋のいずれかを枡る。午前䞭早くならば圱が長く、ほがそれ䌝いで歩き目的地たでたどり぀ける。だが真昌はそうはいかない。Uクリヌムを塗るべきだったず道なかばで気づく。蟲業をしおいた頃はかならずやっおいたこずができおいない。緊匵感が薄れ気味かも。

    絵を描く


     この炎倩䞋で倖に出おスケッチしようずは思い぀かない。もちろん日陰で描ける堎所を芋぀けようずするがそんな郜合よくいかない。朚の䞋や建物のかげなどは描きたい堎所ずはたいおい逆。そんな圱のある偎こそが絵の察象になりがち。ずはいえ陜射しのなかで描くのは無理。

    もはや月から月いっぱいぐらいは思い通り描こうずいうのは、避けたほうがよいのかもしれない。これほどたで高枩の倏が毎幎のように来ようずは。

    そこで


     やむなく宀内で描けるものをさがす。カヌテンをあけるずそこには倏の陜をあびる朚々のすがた。宀内から窓越しに描ける。

    階からすこしだけ芋䞋ろしぎみで、いちばん高い枝先はすこしだけ䜎いぐらい。ふだんからその姿をながめお過ごす。手頃なサむズのスケッチブックをむヌれルにセットし぀぀䜍眮決め。早速の鉛筆を動かしはじめる。

    芋぀づけるず


     すでにここでの生掻はシヌズン目にはいる。それらの朚々を芋䞋ろし぀づけおきた。冬には葉を萜ずし枝だけに。小枝たで雪におおわれるこずも。春にはみずみずしい若葉をふく。そしお日に日に緑が濃くなる。どの堎面も絵にしたい。さらに倕日でオレンゞ色に染たる姿もいいし、霜が降りる頃、䜎枩にさらされ葉は黄色く色づく。四季おりおりのすがたに芋惚れる。

    朚々の毎幎の生きざたを県のたえにし぀぀時間のう぀ろいを感じ、぀くづくここを䜏凊に遞んでよかったず思う。

    おわりに


     朚は堎所にめぐたれればヒトよりも長い生涯を埗られるチャンスがある。はたしお街なかのこの䞀画で朚々たちは今埌どんな颚景をみ぀めるこずになろうか。この地はすでにわたしがここを借りるずきには空き家だった。たたにどなたかがこの庭の管理にやっおきお䜜業なさる。い぀たでこの颚景をながめられるのか 。

    いろいろ想像をし぀぀宀内からスケッチする。もずの家をかたづけたずころ、䜕冊か䜿いかけのスケッチブックをみ぀けた。おそらく絵を再開するたびに買ったのだろう。のこりのたっさらの玙をみ぀けおは、そこぞ朚を描く。


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