
#37 個人事業主になって初めて知った「経費」という考え方【100歳まで幸せに生きるFIRE】
個人事業主になって驚いたことがあります。
それは、「経費」という考え方でした。
会社員だった頃は、給料から税金や社会保険料が引かれ、残ったお金で生活するのが当たり前でした。
でも、個人事業主になると、お金の見え方がまったく変わったのです。
「利益」に税金が掛かる
最初は、この仕組みがとても新鮮でした。
売上がそのまま自分の収入になるわけではありません。
仕事に必要なお金を経費として差し引き、残った利益に税金が掛かります。
つまり、お金の使い方によって利益を自分でコントロールできるのです。
会社員の場合は、会社からの収入に税金が掛かり、残った額を自分で使うから考え方が逆なんですよね。
会社員だった私には、この考え方がとても衝撃的でした。
「これは経費になるんだ」
一番驚いたのは、仕事に関係する飲食代や交通費、本なども経費として認められることです。
家で仕事をしていれば、家賃も経費にできる。
もちろん、何でも経費にできるわけではありません。
仕事に必要であることが前提です。
でも、仕事の打ち合わせで使った飲食代や、仕事に必要な知識を得るための書籍などは経費になります。
会社員時代は、「1万円の食事は高いな」と感じていました。
ところが個人事業主になると、単純に金額だけを見るのではなく、
「これは将来につながる投資なのか。」
という視点で考えるようになりました。
お金の使い方が変わった
収入が増えたこともあり、以前より少しだけ贅沢もできるようになりました。
海外旅行には年に2回ほど行くようになりました。
今までなら躊躇していた食事も、「経験への投資」と考えられるようになりました。
もちろん、無駄遣いをするようになったわけではありません。
経費に落とせるということでハードルが下がったのも事実ですが、大切なのは、「安いか高いか」ではなく、「価値があるかどうか」。
この考え方は、今でも変わっていません。
お金は「使い方」が大切
会社員時代の私は、
「どうやって給料を増やすか。」
ということばかり考えていました。
でも、個人事業主になってからは、
「どうやってお金を使うか。」
ということも同じくらい重要だと気付かされました。
収入を増やすこと。
税金の仕組みを知ること。
そして、お金を未来につながることへ使うこと。
この頃から、少しずつお金に対する考え方が変わっていったように思います。
「活き金を使う」という考えをフリーランスの人に言われたことがあります。
私は収入が増えて、よく人に奢っていたのですが、ただ無闇に人に奢っているのでは「死に金」になる。
お金を使う時は、使う金額、使うタイミング、使う状況など、その使ったお金が今後「活きる」ように考えてお金を使いなさい。
今振り返ると、この経験があったからこそ、後に投資や資産運用にも自然と興味を持てるようになりました。
FIREは、たくさん稼ぐことだけでは実現できません。
お金の流れを理解し、お金と上手に付き合うこと。
その第一歩を教えてくれたのが、個人事業主という働き方だったのです。
次回は、「投資はお金持ちだけのものだと思っていた」についてお話しします。
投資に興味がなかった私が、少しずつ「自分にもできるかもしれない」と考え始めたきっかけをお伝えします。