この note について
証券会社での勤務を経て、現在はコミュニティの設計や運営に長く関わっています。
結果として、女性が多く集まる場に身を置いてきました。
そこで日常的に起きているのは、
感情の調整、関係性の維持、無償で担われる役割、
そして数字には表れにくい判断や貢献です。
それらが、確かに社会や経済を下支えしていると感じてきました。
こうした視点は、経済思想や社会理論として語られてきた議論と、
自身の現場体験とを重ね合わせる中で、少しずつ形になってきたものです。
この note では、
女性コミュニティという高密度な現場を観測点として、
感情・制度・経済の交差点で何が起きているのかを記録していきます。
社会を変えるための提言や、誰かを啓蒙するための文章ではありません。
すでに社会を支えている役割や構造を、
理想化も否定もせず、静かに言葉にしていくことを目的としています。
なお、本稿では、
感情に伴うケアや調整の労働が歴史的・制度的に女性に集中してきた現実を踏まえ、
主に「女性」という枠組みで記述しています。
