
☕路地裏喫茶店を開けなかった夜。でも、ちゃんと誰かの役には立てた。
誰かに必要とされた夜は、不思議と疲れまで誇らしく思えた。

一本のLINEで、
一日が変わることがある。
しかも、その一言が
「助けてください」だったら、
なおさらだ。
夜勤明けの疲れが残る金曜日。
店長から一本のLINEが届いた。
「熱中症になりました。
ヘルプ来れますか?」
最初に浮かんだのは、
「店長、大丈夫かな。」
という心配だった。
でも、その次に湧いてきた感情は、
自分でも少し驚いた。
「えっ、オレが呼ばれたの?」
そんな気持ちだった。
まだ働き始めて間もない自分。
覚えることも多くて、
失敗もある。
それでも、
「来てほしい」と思ってもらえた。
その事実だけで、
胸の奥が少し熱くなった。
急いで支度をして、
ラーメン屋へ向かう。
金曜日の夜。
店の中は、
湯気と活気でいっぱいだった。
鉄板の上では浜松餃子が
何枚も焼き上がる。
ジュワッという音。
香ばしい匂い。
隣では唐揚げを次々と揚げる。
気づけば、
手は止まることなく動いていた。
「餃子お願い!」
「唐揚げ追加!」
そんな声が飛び交うたびに、
夢中で応えていく。
時計を見る余裕なんてなかった。
気づけば、
初めてラストオーダーまで働いていた。
店を片付け終えた頃には、
足は重かった。
でも、
心は不思議なくらい軽かった。
やり切った。
そんな言葉が、
自然と浮かんできた。
誰かの困ったに、
少しだけ力を貸せた夜。
特別なことじゃない。
でも、
「役に立てた」
その実感は、
思っていた以上に嬉しかった。
帰り道。
夜風が、
火照った身体を少し冷ましてくれた。
その時、
ふと思い出した。
今日は、
路地裏喫茶店を開けられなかった。
楽しみに待ってくれている人がいる。
そう思うと、
少しだけ申し訳ない気持ちになった。
だけど今日は、
本当にHPがゼロだった。
そんな日もある。
誰かを支える日があれば、
自分が少し休む日があってもいい。
路地裏喫茶店は、
毎日完璧に開いている店じゃない。
店主も、
ちゃんと疲れる。
だからこそ、
また灯りをつけられる夜を大切にしたい。
今日も灯りだけは消さずに待っています。
だからまた、
珈琲が飲みたくなった夜に、
ふらっと寄ってください。
あなたは最近、
「自分が誰かの役に立てた」と感じた出来事はありましたか。
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あなたが最近、
「疲れたけど、やってよかった。」
そう思えた出来事があれば、 ぜひこの席で聞かせてください。
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☕️お世話になってる推しのご紹介☕️
☘️シリーズ化した創作
読み易くまとめてみました☘️
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