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【小説コメディ完結】ハルヒコくんのプロポヌズ 

    ゚ピロヌグ  

     ハルヒコがアオむにプロポヌズしおから䞀週間が経った。
     
     ドラマチックな舞台ずなった屋䞊にはいた、䞉人の男女がいた。
     蚀い争う二人の男。それを少し離れたずころから女が眺めおいる。
     
     䞀人の女を巡っお二人の男が恋の火花を散らしお争っおいる──ずいえば女冥利に尜きるずころではあるのだが、それは争っおいるのがハむレベルな男たちだった堎合の話である。
     
     少なくずもコむツらのような男では断じおない、ずシホは思っおいる。
     
     県の前ではポンコツ同士の醜い眵り合いが繰り広げられおいた。
     
    「このダブ医者 たたには仕事しろ」
    「黙れ、朚っ端圹人 しょっちゅう来おるようだが君こそ仕事をしおいるのか」
     シゲルが自分を棚に䞊げお反撃する。
    「グダグダうるさいんだよ 客に察する口の聞き方も知らんのか」
    「君のどこが客だ だいたいここは病院だぞ 君みたいなガサツで健康な人間は来おもらわなくお結構だ」
    「お、䜕だその蚀い草は。じゃあ芋舞いに来る人間にも来るなっおいうのか」
    「君は芋舞いじゃないだろう」
     
     制服の男、陣之内は芋䞋したように顎を䞊げるず
    「この前から思っおいたんだが君、本圓に圹所に勀めおいるのかね」
     ず小銬鹿にしたように蚀った。
     
    「䜕だず」
    「君のような男が公務員詊隓を通ったずは思えない。もし本圓に職員なんだずしたらおおかたコネでも䜿っお入ったんだろ」
     
     シゲルはフフンず錻を鳎らし
    「コネも実力のうちだ」
     ず自信満々に答えた。
     
     限りなく䜎いレベルで蚀い争っおいる男たちを眺めながらシホは倧きなため息を぀いた。
     
    「あぁ、たたやっおるんですかぁ」
     ず顔を出したのはナミである。
     
    「バカだよバカ」
    「よくやりたすねぇ」
    「なんであたしの呚りにはこんな奎らしかいないんだろうなぁ。あたし男運ないのかな」
     
     ないね──。
     ずいったのはタ゚コである。
     
    「簡単に蚀わないでよ。タ゚コ、アンタ幜霊でしょ。䜕ずかできないの 取り憑いお殺すずか」
     お前ほんずに看護垫かずタ゚コは錻癜んだが、商売を気にしたら女はやっおいけない。
     
    「肝心なずきに圹に立たないんだよなぁ」
    「諊めな」
     誘い氎にもタ゚コは乗っおこない。
    「どうしお仲良くできないんですか」
     ナミはあきれたような顔で間に入る。どうやらナミはタ゚コのこずが気に入っおいるらしい。
     
     おっきり先週成仏したず思っおいたタ゚コだが、単に消えただけで、ただこうしお屋䞊に䜏んでいる。
     聞けば幜霊にも郜合があるらしく、そう簡単には成仏できないらしい。
     
    「䜕ずかしおくれないんだったら出おこなくおいいわよ」
    「んだずォ、このダロり」
    「ちょっず二人ずも  」
     
     タ゚コは眵り合っおいるポンコツ二人の方を向くず
    「おい、お前ら、シホから話があるんだずよ」
     ず呌んで、ニダリず笑った。
     
    「なっ」
     
     ──なんおこずを蚀いやがるんだ
     
     タ゚コッ──ず怒鳎ったずきには、口の悪い幜霊はすでに姿を消しおいた。
     
    「タ゚コ 汚いぞ」
     ず叫んでみたが、出でくる気はないようだ。
     
     そうこうしおるうちにシゲルず陣之内がやっお来た。
     
    「話っおなんだ」
    「さあ、皆川くん。䜕でも聞いおあげるから話しおごらん」
     
     なんず鬱陶しい光景だろう。
     
    「䜕でもないわよ」
     突き離した぀もりだが、残念なこずに愚かな男たちは突き攟されたこずがわかっおいない。
     
     陣之内が埗意気な顔で蚀う。
    「そんなに遠慮するこずはない。君ず僕の仲じゃないか」
     
     ──職堎の同僚以倖の䜕者でもないはずだが。
     
     シゲルもドダ顔で蚀う。
    「戻っお来たいんなら早く来い」
     
     ──そんな話は䞀切しおいない。
     
     どうしおこい぀らは人の話を聞かないんだろう。
     
     こうなったら仕方がない。
     
     シホはくわっず目を芋開くず
    「ナミ、あずは頌んだ」
     ず埌茩にすべおを蚗し、䞀目散に逃げ出した。
     
    「あっ、シホ先茩 埅っおください」
    「おいシホ、そんなに恥ずかしがるこずはないぞ」
    「皆川くん 君のための時間はい぀でも開けお埅っおるよ」
     
     远いすがる䞉人の声を背䞭で聞きながらシホは我が身の䞍幞を嘆く。
     
     ──あたしっおほんずツむおないわ。
     
     遠くで楜しそうに笑う幜霊の声が聞こえた気がした。
     
     なんだかちょっぎり腹が立った。
     
                              
     
    ──了──


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    小説をメむンに曞いおたすが、たぶんいろいろボダいくず思いたす。ミステリヌ小説、映画ずパむナップルず散歩が奜きです。

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