
捨てなくてよかった。私の過去とマスコット
お部屋の模様替えをしていたとき、
ふと目に留まったいくつかの小さなマスコット。
「もう使わないかな」「捨てちゃおうかな」
そう思って一度はゴミ箱の近くに集めたそれらを
窓辺の観葉植物たちの足元にそっと置いてみた。

すると、どうでしょう。
ただそこにあった緑の鉢植えが、
まるでひとつのちいさな物語の舞台みたいに、急にきらきらと輝き出した。
いらないものなんて、
本当はひとつもなかったのかもしれない。
そんな窓辺の景色を見つめていたら、ふと、自分のこれまでの人生に思いが重なった。
あのとき流した涙も、
「なんであんなことしちゃったんだろう」という
後悔も
「自分にはいらない、消し去りたい経験」
だと思っていた。
でも、自分の足で心地よく生きようとしている
今の私を作ってくれたのは、
間違いなくあの
「いらないはずだった時間」たち。
無駄な経験なんて、何ひとつないのかもしれない。
形を変えて、
いつか私という人生の彩りになってくれる。
窓辺で嬉しそうに微笑むちいさな仲間たちが、
そんな大切なことを教えてくれた気がした🐰

あなたにも、引き出しの奥にそっと隠している
「捨てるはずだった記憶」はありますか?
それはきっと、いつかあなたを優しく引き立てる、大切な宝物になるはずです🪴