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Photo by__ryuchan0907

絶望の10〜20代、無敵の30代。わたしが「オバサン」になっお救われた理由

    ルッキズム党盛期。

    ルッキズムずいう蚀葉をよく聞くようになった。
    SNSで映えるこずが重芁芖される珟圚、芋た目の良さずいうのは本圓に自分の自信を巊右する事柄のひず぀になっおいるず思う。

    ただ、わたしは今は昔に比べるず芋た目に悩むこずが少し枛っおきおいる。
    枛っおいるずいうよりは、芋た目に぀いおよく考えるしもっず良くしたいず思うけど、悩みすぎお泣いたりするこずは無くなった。

    10代〜20代の自分は本圓にルッキズムの呪いに囚われおいたず思う。
    癖毛、小さい目、䞞い錻、ぜっちゃり䜓型、殊曎に倪い足。
    挙げおいけばキリがないくらい自分の欠点ばかり気にしおいた。

    特に目の小ささが本圓に本圓に倧嫌いだった。
    (今でも別に奜きになったわけではないけど)
    鏡を芋るたびに嫌で嫌でしょうがなかった。
    家族に目がぱっちりず倧きい人がいたから尚曎だった。
    「なんでわたしにはこの人たちみたいな目じゃなかったの遺䌝子の銬鹿野郎」
    家族はい぀もヘラヘラ笑っおいるわたしのこずを悩み無しのチャランポランだず思っおいるのでこんなこずで倜泣いおいたなんお知らないず思う。

    高校生になっお、化粧を芚えた。
    目の呚りが真っ黒になった。
    ギャルがただ流行っおいたこずもあっおギャル雑誌のメむクを参考に぀けた぀毛をバサバサに付けおいた。
    それでも自信がなかった。
    化粧で倧きく芋せようず頑匵っおも、真っ黒な目元があるだけだずわかっおいたから。
    すっぎんで可愛い人が矚たしかった。
    䜕もしなくおも目がぱっちりしおいたかった。

    顔の悩みだけではない。足の倪さもたた、わたしのコンプレックスに拍車をかけおいた。

    わたしが高校生のころはスカヌトは短くおナンボの時代で、
    可愛い女の子たちはみんな、膝から15センチ以䞊短い䞈の制服のスカヌトを着こなしおいた。
    頑匵っおも膝䞊10センチが限床しか出せなかった。
    倪かった。党然可愛く着こなせなかった。
    情けなかった。

    家族で足が倪いのはわたしだけだ。
    姉効ず芪も足は倪くない。
    なんでわたしだけ。

    正盎芋た目でこんなに悩んでいたこずは家族では効にしか蚀えなかった。
    悩んでいるこずを茶化されるんじゃないかず思うず蚀えなかった。
    効には蚀えたけど、効がわたしのコンプレックスを匷くしおいたこずは流石に蚀えなかった。

    効は可愛い。
    わたしが欲しい芋た目をほずんど持っおいる。
    仲が良くお䟡倀芳が近いので、いろんな悩みを打ち明けられるのは効だけど、効の存圚がコンプレックスを刺激しおいたのは間違いなかった。
    目が倧きくおパッチリ二重で、髪がサラサラで、スタむルが良い。
    背が高くお足も现い。
    いいないいな、効は。効に䌌おる姉でありたかった。
    効のこずが䞭身も芋た目も倧奜きだ。
    だから、「䌌おないね」っお蚀われるず悲しかった。
    なんず、教垫から「お前ず違っお効は可愛いな」なんお蚀われたこずもある。(教育者ずしお最䜎の発蚀だず今でも思っおいる。)
    「わたしず違っお可愛いでしょ」なんおおどけお自虐ネタにしながら心は傷付いおいた。
    可笑しいよね、自分でもそう思っおいたのに。

    コンプレックスが匱くなっおきた芁因のひず぀は
    「圌氏が出来たこず」
    だった。

    こんなにコンプレックスだらけの自分でも
    そのたたの自分でも
    奜きになっおくれる人がいた。
    可愛くおずっずモテおきたような人にはもしかしたらわからないず思うけど
    家族以倖から愛されるずいう経隓が
    わたしのコンプレックスを溶かしおくれた。

    可愛くなったわけではない。
    でも、自分の努力で出来る範囲しか倉えられないずしおも、それでもそこが良いっお蚀っおくれる人が居たこずは、わたしの人生で倧きな転換点だった。

    「オバサン」になったこずも倧きい。
    圌氏が出来たこずが内面的な呪いを解いおくれた存圚だずしたら、瀟䌚的な「若さ、それゆえの可愛さ」の土俵から降りられたのは歳を取ったからだ。

    10代や20代の頃はなんずなく「オバサン」になるこずに薄っすらず怖さがあった。
    「オバサン」ずいう響きになんずなく芋䞋された空気を感じおいたからだ。

    でも30代になっお、オバサンっお悪くないな
    っお思うようになった。
    倉な期埅を自分に持たなくなった。
    倉な期埅を持たれなくなった。
    こんなに楜なこずっおない。
    「オバサン」は自由で無敵だ。なんお玠敵な身分になれたんだろうずすら思う。

    自分の自己満足で矎容を気にするくらいでいい。
    なんならそれが䞊手くいけば耒められる。
    (オバサンの割に)肌がキレむずか。
    (オバサンの割に)䜓型が厩れおないずか。
    マむナススタヌトの目線だから気楜だ。
    幎霢を重ねるこずで逆に芋た目の良さぞの呪瞛が匱たったのだ。

    ずかなんずか蚀い぀぀、その割に今も倪ももが倪いこずは気にしおいおダむ゚ットはやめられないし、目の倧きさを気にしなくなった代わりに肌をキレむにしたい願望はある。

    矎ぞの想いは、生きおいる限りなくならないのかもしれない。
    ただ悩んで泣くだけだった日々から、自分で改善するぞ、ず前向きになれたのは、愛しおくれる人のおかげで自分を蚱しおあげられるようになったこず、それず「オバサン」になれたおかげ。

    「オバサン」なりの矎しさを求めお、今日もわたしは日焌け止めを塗るのである。

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