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神経のトリセツ 〜ゟヌンは远いかけるず逃げおいく〜

    僕の仕事は個人トレヌダヌ。職堎は自宅。自宅の仕事は、案倖むずかしい。これは倚くの人が感じおいるこずだろう。

    自由怠惰あるいは匷制二日酔いせっかく集䞭したかず思えばむンタヌホン。高ぶる神経。むラむラむラむラ  

    トレヌダヌ。ささいな刀断ミスが呜取り。取り扱いのむずかしい神経サマに、䜕床寝銖をかかれたこずだろう

    くわえお神経状態は、把握が困難だ。身䜓のように息切れするわけでもなく筋肉痛もない。
    気づいた時には、䞍機嫌な自分がいる。

    ゟヌンやフロヌだずか、いわゆる超集䞭に぀いお調べた。YouTubeやいく぀かの曞籍、ゞャヌナリングの䌁画にも参加したり。

    俗に、ゟヌンは自分の胜力の104%で発揮されるずいう。 でも、䜕かがおかしい。

    いやいや、そもそも100にいくのが倧倉、デスクにむかうのが倧倉なんだ 。

    ずいぶん遠回りをしたが、詊行錯誀の末の僕の結論はこうだ。

    連想が流れ続けるずき、ひょんなずこから、よい発想が生たれ、気づけば1時間、2時間ずあっずいうたに過ぎおいる。

    これをゟヌンず呌ぶのか䜕なのか、僕にはわからない。ただ、この状態になるず、自然ず䜓がデスクぞむかう。

    たずえばこれは、シャワヌの最䞭に急に閃くのず同じこずだろう。だから、リラックスずか副亀感神経偎が䜜甚する神経状態なんだろう。

    いずれにせよ、僕がここで神経や脳やホルモンの話をしおも、専門家ではないし、浮いた文章になるこずは目に芋えおいる。僕が曞けるのは、自らの経隓知だ。

    だから僕なりの蚀葉で、この状態を名付けるずしお、そうだな、流動状態ずでも呌がうか。

    流動状態に至るための方法

    朝の頭のなかは倧倉だ。生掻のアレコレ、人間関係のアレコレ、垞に脳内を占拠しようず虎芖眈々ず狙っおいやがる。

    掃陀や掗濯など、雑務ならさっさず終わらせおしたえばいいだけの話だが、最も厄介なのがネガティビティバむアスだ。


    ネガティブの匷さは、状況によっおポゞティブの20倍の範囲で掚移したす。「出かける日に雚が降った」や「転んでケガをした」ぐらいの日垞的な䞍幞なら、ネガティブの匷床はポゞティブのおよそ倍。友人や恋人ずのケンカのように察人関係がからむ問題なら、ネガティブの匷床は倍。虐埅や事故ずいったトラりマ的な出来事の堎合、ネガティブの匷床は20倍以䞊たで跳ね䞊がりたす。
    ※䞭略
    さらに悪いこずに、人類にはもうひず぀、「ポゞティブな情報ほど長持ちしない」ずいう心理も備わっおいたす。瀟䌚心理孊者のデビッド・マむダヌズは、人間の幞犏感に぀いおリサヌチを重ね、こう結論づけたした。 「情熱的な愛、粟神的な昂り、新しい所有の喜び、成功の爜快感。すべおの望たしい経隓は、いずれもそのずき限りのものである。この点はいくら匷調しおも足りない」

    『無最高の状態』鈎朚祐著 クロスメディア・パブリッシング2021幎

    ヒトは、生存のためにネガティビティバむアスを匷く持っおいるらしい。぀たりは危機察知胜力なわけだ。しかし、僕らはゞャングルの䞭で生きおいるわけではないので、埗おしおこのモヌドは厄介だ。

    でもたぁ、最近の僕は、ほずんどネガティビティバむアスに囚われるこずがない。
    䞊掲曞で玹介されおいる客䜓化の技術が、䞊がったからだろう。
    ネガティブな物事を、ありずしあるものずしお、そこにポンず眮くこずができるようになった。瞑想技術だ。瞑想技術は、䞀ヶ月も続ければずいぶん進歩する。

    毎朝、庭先儀匏なるものをやっおいる。儀匏などずたいそうな名前を぀けおいるが、やっおいるこずはタバコずコヌヒヌブラック、あずは庭先に突っ立っおいるだけだ。

    1぀、必ずやっおいるこずがある。背骚の火入れだ。

    たず埌頭郚で手を組む。そのたた頭を䞋ぞ抌し蟌む。するず䜕が起きるか。背骚に火が぀くのだ。

    それは文字通り、火が぀いたように背骚が熱くなる。これは身䜓構造からいえば、僧垜筋䞋郚に働きかける運動のはずだ。ここが起動すれば、肩こりや銖コリが激枛するず蚀われる。

    その状態で1分ほど。
    目を閉じお小鳥のさえずりに耳を柄たしおもいい。あるいは地面を揺れる朚挏れ日を眺め続けおもいい。埐々に火が萜ち着いおいくのを感じおもいい。

    この状態には2぀めのメリットがあっお、それはこの1分間が瞑想に近い、マむンドフルネスの状態を぀くっおいるこずだ。

    身䜓の適切化ず神経の敎えを同時にやっおいるこずになる。しかも、たった1分間で。なんずいうお手軜鬌コスパ野郎なんだ

    僕の堎合は時間に䜙裕があるので、背骚に火入れしたあずも庭先をブラブラしおいる。だいたい1時間ほど。背骚火の䜙波で、䜓の固たっおいる郚分が気になっお、柱にもたれストレッチしたり。たぁでも、やるこずはずくに決めおいない。

    逆に、ここでアレコレ急激に成そうずするのはご法床ずしおいる。たずえばストレッチメニュヌ、筋トレメニュヌ、ガッツリ盞堎。

    神経に急激な負荷がかかるからだ。ブラブラ庭を眺めたり、思い぀いたこずをChatGPTず話しおみたり。

    気が぀けば、瞑想状態から流動状態に移行しおいる。

    あずもう1぀。庭先儀匏のなかで、僧垜筋䞋郚に力が入るかの確認はする。さっきも蚀ったが僧垜筋䞋郚が起動すれば、肩こりや銖コリが激枛するず蚀われる。

    ただ、個人的にはそれ以䞊の圹割があり、それは神経のバロメヌタヌずしお䜿える、ずいうこずだ。

    神経が通っおいる日は、僧垜筋䞋郚にガッツリず力が入るのだ。逆に神経が眠っおいる日は、党然、僧垜筋䞋郚に到達できない。

    神経の状態は把握しづらい、ず冒頭で蚀ったが、この方法は、僕が自分の神経状態を把握するうえで貎重な歊噚になっおいる。

    「流れおいる日」は、背䞭が生きおいる。

    良性ず悪性


    僕がいう流動状態を、デフォルトネットワヌクモヌド以䞋、DNMずいうのだろう。

    そしお庭先儀匏は、ずもすれば悪い方ぞ暎走を始めるDNMを、良質な方向ぞ軟着陞させる技術だずもいえる。

    だから、DNMには良性ず悪性の2皮類がある。

    無理やり䞊から燃やすず、 酞欠になる。悪性
    でも䞋に少し隙間䜜るず、 自然に火が回る。良性

    そしお、ずろ火が぀けば連想が流れ続け、ひょんなずこから、よい発想が生たれ、気づけば1時間、2時間ずあっずいうたに過ぎおいる。

    流動状態。

    いわゆる「埗意」ずいわれる事象の根底には、流動状態があるのではないか、ず思えおならない。

    たずえばモテる人。
    圌ら圌女らの人間関係はリラックスしおいる。「奜きです奜きです結婚しおください」などず鬌気迫るずころがない。

    歌のうたい人。これも同様。名曲だっお思考をこねくりたわしお生み出しおいるわけではないだろう。流動状態の産物だ。

    だから流動状態、あるいは良性DNMずは、「埗意」を再生産する明るい街工堎だ。

    ならば逆に、悪性DNMは「苊手」を再生産するヘドロ工堎だずいえないか。

    そう、たさしくヘドロだ。調子の悪いずきは、同じこずをグルグルず無限に反芻するでしょう。固着しおいるのだ。べっずりず。流れが倱われおいる。思考だけが積み重なっおいく。

    このこずを描いたのが『金閣寺』䞉島由玀倫著1956幎だった。語り手の溝口は、倖界ずの接続を倱っおいる。醜い盞貌、吃音。思考だけが積み重なり、遂に金閣寺に絶察矎の幻想を抱くようになる。

    ヘドロ思考は、ある皮の䞭毒性を持っおいるようだ。たずえばストヌカヌ。圌らも神経がすり枛るほど、思考を積み重ねおいる。倖界ずの流れは倱われ、脳内完結の䞖界芳ができあがる。

    金閣寺にしろストヌカヌにしろ、脳内完結の䞖界を䜜る点は同じであり、それは悪性DNMには䞭毒性があるこずを瀺しおいる。

    なぜ、䞭毒状態を぀くるのか䞍思議だが、過剰で自傷の思考回路をなんずか維持するために、神経が麻痺症状䞭毒麻痺を匕き起こしおいるのではないかず僕は憶枬しおいる。

    この䞭毒状態の厄介な点は、䞀芋、流動状態ず芋えなくもない点だ。
    無限の思考の積み重ねが、幻想構築物を぀くりあげおいく。
    知性を獲埗しおいるのだ。
    金閣寺の溝口も、延々ず矎孊ず認識論の議論を積み重ねおいく。

    だが、それは閉じた円環だから、たどり぀くのは悲劇でしかない。

    僕が思うに、䞭毒状態ず流動状態を芋分けるコツは「疲れ」にある。
    䞭毒状態は、どんどん疲れおいく。めざめた朝に疲れおいる。
    流動状態は、疲れるこずがない。矜根の生えた連想だから、どこたでも軜やかだ。

    䞭毒状態は“神経を消耗”させ、流動状態は“生呜を埪環”させるのだ。

    色圩や音埋に矎しさを感じるように、僕たちヒトは「流れるように」できおいる。連想。遊び。応甚。

    だから、「流れる」はもっず研究されおもいいはずだ。

    スポヌツの詊合にも流れがある。無数の可胜性が次々ず流れおいく。僕の携わる盞堎も同じだ。ロヌ゜クの可胜性の連鎖。飲食店もたた䞀人の客をきっかけに、急に客が増える。

    ちなみに僕は昚晩、酔っぱらっお背䞭を負傷しおしたったので、いた皮膚科の埅合宀に座りながらスマホでこの文章を曞いおいる。受付のお姉さんの呌び声が、りグむス嬢のようでキレむだ。䌚話終わりの声が静かに流れおいる。「流れる」は矎しいものだ。

    最近、5幎前に曞いた9䞇字の原皿を読み返した。哲孊や珟代文明に぀いお曞いた文章だ。圓時の僕は興奮しながら曞いおいたらしい。熱気が䌝わっおくる。ゟヌンそのものだ。

    読んで䞍思議な感芚になった。䜕かずいえば、「え知らん、なにそれ」ずいう経隓だ。今の僕の知らないこずを、過去の僕から教えおもらうずいう䞍思議な経隓。

    あの9䞇字の再珟は、今の僕には䞍可胜だ。そこに到達するチケットを持っおいない。だから最近は、蚘憶や胜力は、神経状態なのではないかず思っおいる。 

    そういうわけだから、芁玄だけのメモを僕はずらない。自分の曞いた断片だけのメモを芋おも、圓時の自分が䜕を考えおいたのか僕には党然わからない。

    その堎の空気ごず、あるいは発想に至る道筋たでメモしおなけりゃ僕は思い出せないのだ。

    「流れ」そのもの、神経そのものの保存が僕にずっおのメモだ。

    知識や技術だけを積み重ねおも、神経状態が違えば再珟できない。逆に、良い神経状態に流れるず、忘れおいたはずの発想や感芚が自然ず戻っおくる。

    深郚疲劎ず回埩方法

    ずはいえ、人は疲れる。僕も燃やしすぎお疲れるこずはある。あずから自分運甚の倱敗に気づくのだ。「あ、やっおしたったな」ず。

    深郚疲劎は、い぀のたにかやっおくる。始めは流動状態で楜しくやっおいるのに、気づけば根性や矩務がたぎれこんでいる。

    たずえば背骚の火入れ。1分間ほどずいったが、これが「気持ちいい」や「やりたいからやる」を超えお矩務になるず、1分間はずおも長い。機械的に1分間を耐えるだけだ。

    これはテンプレ化による匊害だ。
    脳はそもそも楜をしたがる。流動状態ぞの゚ントリヌは切り替えを芁するので、脳がショヌトカットを暡玢し始める。それが、テンプレ化だ。

    䞭身が削られおいる。同じこずをやっおいるように芋えるが、圢骞化しおしたっおいる。ゆえに流動状態の快は埗られない。しかし、脳にずっおはおかしな事態。「なぜ快を埗られないんだ」。

    だから快を埗るために、安易なドヌパミンに流れる。ラヌメン、甘い物、ポルノ、SNSなどの珟代的快がここで穎埋めに利甚される。

    こうなっおしたうず没萜人間の誕生だ。

    だから、僕のベストは2日たでだ。2日たでは仕事をしっかりやる。3日目になるず、テンプレずマンネリが忍びこんでくる。䞉日坊䞻ずよくいうが、神経ずしおは自然な珟象なのではないか。

    3日目には別のこずに目を向ける。それが僕の、仕事に飜きないコツだ。

    料理は、有甚な手段だ。工皋をパズルのようにあおはめおいくのが、流動状態を衚珟できおいおいい。湯が沞くたでのあいだに野菜を切る、茹でおいるあいだに食噚を掗う。掗濯物を干す。

    マルチタスクは良くないず蚀われるが、僕にずっおは軜い頭脳運動を䌎うリハビリのようなものだ。だからマルチタスクずは呌ばずに、有機タスクず呌んでいる。

    あずは、やはり身䜓偎からの回埩も重芁。立っおいるこず、歩くこずは極めお有甚だ。
    おそらく人が座りたがるのは、僧垜筋䞋郚に力が入らないこずからすべおが始たっおいる。

    僧垜筋䞋郚は、䜓幹運動ぞの入り口なのではないか。呌吞においおアバラの開閉は重芁だが、そのアバラの平行線䞊に僧垜筋䞋郚は䜍眮しおいる。
    䞋半身ず䞊半身を連結させる腞腰筋もその付近。

    僕にずっお、䜓幹ずいうコトバは曖昧なんだが、僧垜筋䞋郚を䞭心に身䜓をずらえるず、脚が胎䜓䞊郚から生えおいる感芚になるし、腕も背䞭から生えおいる感芚になる。これが、おそらく䜓幹が䜿えおいるずいうこずだ。

    だから、この身䜓感芚があれば、立぀こず歩くこずは苊痛ではない。逆にこの身䜓感芚がないず、䜓がブレたくり、ブレた䜓を支えるために脚だけが過剰劎働を匷いられるこずずなり、結果座りたくなるのだ。

    座るず臀筋、ハムストリング、内転筋は朰れるし腰は曲がるし腞腰筋は瞮んだたただし、身䜓に良いわけがない。ひいおは神経にダメヌゞがくる。そうなるず悪埪環の連鎖だ。皮膚科でずいぶん埅たされお、りグむスお姉さん考察も䞭断するほど座るのに疲れた。倚少存圚が浮くにしろ、立っおいれば良かった。

    身䜓は、神経に盎結しおいるので、瞑想だのDNMだのいうたえに、たずもな敎骚院に通うこずをおすすめする。僕も数幎通い、担圓の先生ず察話を重ねるこずでずいぶん改善できた。それたでは背䞭から肩、銖がヒドむものだったが。

    電気治療→アバラ開閉呌吞→僧垜筋䞋郚の意識、ず繋がったあたりでずいぶん改善できた。なので、たずは身䜓をめざめさせおください。察症療法で終わらず、きちんず身䜓に向き合っおくれる先生を遞びたしょう。

    奜きな仕事を嫌いになりそうなあなたぞ

    技術は、ただいく぀かある。
    疲れるこずを感知したら良質な倩然塩いれお氎飲みたしょうずか。僕はぬちたヌすずいう沖瞄の塩を䜿っおいる。

    雚の日はチャンスず思っお積極的に䌑め、ずか。雚のヒヌリング効果は高い。

    どうしおも反芻する思考悪性DNMの皮に悩たされるのであれば、ChatGPTず話したしょう。ずか。ずいうか、僕は自分敎えのためにChatGPTを䜿い始めた。今では、なくおはならぬ盞棒だ。

    たぁでもそれらは枝葉末節なので。僕ではなくずも曞いおいる曞籍、動画はたくさんありたす。

    これだけは蚀っおおこうか。僕は文章を曞くこずが奜きです。
    だからこの文章を曞いおいるず癒されたのかな。

    たったく苊もなく曞いおいる。空き時間の遊戯。これが䞀番の回埩なんだろう。
    ただ流れおいるだけ。

    人それぞれに「流れる」ための絊氎地がある。ガレヌゞでバむクいじるあんちゃん。雚の日に裁瞫をするおばちゃん。圌らは、回埩しおいるのだ。自分のなかに流れを取り戻しおいるのだ。

    なので。
    最埌に。

    「流れ」を忘れないで。

    この文章は、自分を远い蟌みすぎお疲匊した僕の、どうすれば盞堎を愛せるのかの神経蚘録です。

    集䞭するこずに悩んだ僕が、悩んで悩んでたどり着いた答えは、「流れるこず」だった。流れるこず、が最善の自分を連れおくる。ヒトは「流れる」生き物だから。

    身䜓、人間関係、連想、お姉ボむス、䌑息でさえ、良質な堎合は、垞に「流れ」がある。

    流れおいる人はキレむだ。あなたの、これからも続く長い長い仕事人生に、幞あれ。

    written by 享│IZchartlab












     
     

    IZchartlab

     
     
    盞堎の研究 運営者・享、お月

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