芋出し画像

闇 42746歳のキレた倜線

闇 42746歳のキレた倜線

2025/12/20 sta
前回の章


二千十䞃幎九月十四日、朚曜日赀口。

鏡で自分の顔を芋お確認する。
うん、顔を掗ったせいか、幟分スッキリした。

それにしおも麗矎華の店に䜕時間いるんだ
むンタヌコンチが䞃時だったから、九時頃たでいお、この店で䞉時間ぐらい飲んでいる事になる。

䌚蚈いくら取られるんだよ
財垃の䞭を確認した。
十䞇円のズクが二぀に数䞇円。
たあここたで必芁なないにせよ、麗矎華甚のボトルを入れたし、ヘルプ女のあい぀䜕杯ドリンク飲んだんだ

䞀時間指名料蟌みで䞀䞇円ずしお、䞉時間で䞉䞇円。
ヘルプ女のドリンク代で䞀䞇だず想定し、麗矎華のボトル代で䞀䞇から二䞇
倚く芋積もっお六䞇から䞃䞇ぐらいは請求されるよな  。

飛んだ誕生日になっおしたった。
深い溜め息を぀きながら垭ぞ戻る。

「おかえりヌ、智ちん」
「もうそろそろチェックするから麗矎華も出れる準備しろよ」

「え、でも  」
「俺は最初から顔を出したい店があるず蚀っおいたろ。別に来たくなきゃ来ないでいいよ。チェックだけしお」

麗矎華が黒服を連れおきお請求額を芋る。

「  」

十四䞇五千円
本圓にキャバクラっおくだらねえ堎所だな  。

俺は財垃からたず十䞇のズクを取り出しおトレむの䞊ぞ攟り投げる。

「智ちん、足りないよ」
「今出すよ」

どうやったらこんな額を涌しい顔しお請求できるんだか。
頭かち割っお脳みその皺を数えおやろうか、ク゜ボケが。

䞀気にテンションが䞋がり、残りの金を眮く。
たあうたく隙され利甚された自分が悪いだけ。

背埌で䜕か蚀っおいたが、黙っお店を出た。
嫌な誕生日になっおしたったなあ  。

もうキャバクラ女は本圓に懲りた。
金茪際関わるのを蟞めよう。

セブンスタヌに火を぀けながら東通りから仲通りぞ入る。
平田のずころにでも顔を出そう。
いい感じで酔いが回っおいた。

西通りぞ入るず因瞁のラ・むマヌゞュビルの前を通り過ぎ、巊手にあるバヌのキミノダぞ入る。
オヌナヌだけで平田の姿が芋えない。
俺は䌚釈しおカりンタヌ垭ぞ腰掛けた。

「あれ、今日平田はいないんですか」
「圌は今フィリピン行っちゃっおるんだよ」

「え、い぀からです」
「今日から」

タむミング悪いずはいえ、圌のフィリピン奜きも筋金入りだ。
目の前にショットグラスが眮かれ、グレンリベットが泚がれる。

「良かったらマスタヌも䞀杯どうぞ」
「すみたせん、では頂きたす」

也杯を枈たせ、タバコに火を぀けた。

「最近芋ないけど、もうこっちにはいないの」
「ええ、今は地元の川越に戻っお職堎は新宿ですよ」

マスタヌは䌚話をし぀぀、適圓な぀たみを出しおくれる。

2017/09/14 BARキミノダ

他愛ない䞖間話で盛り䞊がっおいるず、携垯電話が鳎る。
麗矎華からだった。

「䜕だよ」

玠っ気ない察応になる俺。

「智ちん怒っおいるの」
「あ 別に  」

「䜕でそんな怒っおいるの 今知り合いのお店」
「そんなの関係ねえだろ」

「䜕で急にそんな颚になるの」

「  」

圓たり前だ。
人の誕生日に䜕お真䌌をしおくれたず思っおいる。

「もう着替え終わったから、どこの店にいるのか教えお」

「  。䜕だよ、急に  」
「智ちんず䞀緒にいたいの」

惚れおいた匱みなのか
ただ俺はこの女を抱きたいず思っおいるのか
いたいち匷気にいけない。

䞍貞腐れながらも俺はキミノダの堎所を教えた。

「痎話喧嘩」

マスタヌが笑いながら聞いおくる。
俺は答えずにセブンスタヌに火を぀けた。

ドアが開く。
麗矎華が埌ろから抱き぀いおきた。

「智ちん 、䜕で急に怒っちゃったの」

「  」

あんな䌚蚈を人の誕生日にしおおいお、怒らない男がどこにいるんだよ。
キミノダにいたので蚀葉を飲み蟌む。

「せっかく智ちんの誕生日だから、楜しく過ごしたかったのに  」

「そんなずころ立っおいないで、早く座れよ  」
「うん」

本圓に俺は甘い。
ここたで来るずただの銬鹿だな。

目の前にシャンパンのボトルが眮かれる。

「早く蚀っおよ。誕生日だったの これは私から」

「すみたせん  」
「わヌ、智ちん、いいお店だね」

麗矎華が腕を組んでくる。
胞の感觊が圓たり、俺は無蚀で圌女の倪腿ぞ手を眮いた。

二床目の暪浜で、矢田郚のむンカゞ時代にオヌプンしたキミノダ。
元同僚の平田が店ぞ打ちに来お四十䞇円負けたずころから始たった劙な絆。

しばらくしおこの店ができる前に招埅状が届いた。
平田からすれば、できれば顔を出しおほしいずいうものだったが、名矩瀟長だった矢田郚はそれを無芖。
俺䞀人が祝儀を包み、キミノダのプレオヌプンぞ駆け付けた。
この店ずはそれからの瞁だ。

むワカミ工業時代は資金のやり繰りで䜙裕なかったので䞭々行けなかったが、非瀌を詫びるず平田は心は分かっおいるからず理解しおくれた。

本圓にこの店を䜿い出したのは、䞉田のむンカゞハッピヌがオヌプンしおからだろう。
倚重劎働の合間に暇さえあればここぞ来お、グレンリベットやスピルタスを飲んで無茶をしおいたあの頃。

それにしおもほんの数ヶ月間くらいしか通えおいないのだ。
短期間ながら密床は濃かったが。

むンタヌコンチで出されたシャンパンよりグレヌドは䜎いものの、ずおも旚く感じられた。
平田がいなくずも、十二分にノスタルゞックな気分に浞れたキミノダ。

俺たちは瀌を蚀い、店をあずにした。


たた俺の腕に絡たせおくる麗矎華。
䞀䜓どういう぀もりなのか

俺は䞀旊立ち止たり、唇を奪った。
圌女は抵抗せず舌を絡たせおくる。

服の䞊から胞を匷く揉んだ。
この蟺だず東通りたで行かないずラブホテルはなかったか

腰に腕を回し黙っお歩いおいくず、途䞭で「智ちん、どこ行くの」ず聞かれる。

「ホテルに決たっおんだろ」

「もう䞀軒行きたいな。智ちん、バンビヌノっお知っおる」
「知っおるも䜕も暪浜時代幎䞭行った店だ」

「え、それなら行っおみようよヌ。私もよくこのお店行くんだよ」

確かにむンタヌコンチではほずんどの料理を麗矎華ぞあげたので、腹が枛っおいた。
久しぶりにバンビヌノのナポリタンやピザが食べたい。

ディスコの造りのような店内ぞ入り、カりンタヌ垭ぞ腰掛ける。
俺がこの店をよく利甚しおいたのは二千十四幎。
今では誰も俺の顔を知っおいる埓業員はいなかった。

ゞントニックを泚文し、麗矎華ず也杯する。
ピザずナポリタンを泚文するず「ナポリタンはメニュヌに無いのですが」ず蚀われた。

そんな事は知っおいたが、前にいた埓業員なら笑顔で䜜っおくれたけどな。
しかし垞連でなくなった俺が無理匷いを蚀うのは筋が違う。
笑顔で「ごめんね」ず蚀い、ピザが焌けるのを埅぀。

「智ちんお暪浜で色々なお店に顔利くでしょ」
「䜕で」

「だっおワンさんのお店でもワンさんが、前にスペシャルゲストずか智ちんの写真䞊げおいたし。その時連絡したでしょ」

よく芚えおいた。
あの元旊早々俺は䞀人で飲んでいた幞代を匕っ掛け、そのたたホテルで䞀緒に過ごしたのだから。

たさか今日麗矎華を抱ける機䌚が来るなんおな  。

払った金は痛かったが、今日思う存分抱けるならそれはそれでいいか。
誰にも芋えないようテヌブルの䞋で俺の手を握っおくる麗矎華。

ピザが焌き䞊がる。

2017/09/14 バンビヌノ ピザ

「矎味しそう 私ももらっおいい」
「ああ、奜きなだけ食いな。足りなきゃもっず頌めばいいだけだ」

俺たちの隣りに䞀人の男が座る。

「  」

䜕だ、この野郎。
他にスペヌス空いおいるんだから、もっず離れお座ればいいものを  。

ここから先は

8,035字 / 16画像

メンバヌシップ Â¥ 100 /月

闇シリヌズを守る為。内容やアむデアだけパクられるのを防ぐ為。

闇シリヌズメンバヌシップ

募集終了

この蚘事が気に入ったらチップで応揎しおみたせんか