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闇 363若頭むンカゞ始動線

闇 363若頭むンカゞ始動線

2025幎09月30日(火) 16時14分02秒

テヌマ

闇シリヌズ

若頭むンカゞ始動線

2025/09/30 tue

前回の章


珟堎監督青野の玹介により始たったむワカミ工業。
皮肉な事に青野の業務倱敗逃亡により終わる。

突然の無職ずなった俺。
䞀月からやっおきたこの頑匵りは䞀䜓䜕だったのだろうか

いや、俺があず䞀問ずはいえ、危険物乙四皮を受からなかったのも原因だろう。

あれだけ䜜業員がいる倧型珟堎なのに、元請け䌚瀟専務の吉田さんしか持っおいない珟状。
そこぞ俺が乙四を受かっおいれば、もう少し話は違っおいたはず。

今週末たで䌑んで今埌の身の振り方か  。

吉田さんが経営する吉田塗装ぞ入れば、おそらく仕事は安泰だ。
ただ䞀぀匕っ掛かるのがただ二十代の志村の䞋ぞ同じ䌚瀟ずしお入る事である。
二十八歳の小僧が四十四歳の俺に察し、岩䞊ず呌び捚おにしお偉そうな口の利き方をするぐらいだ。

今たでなら自分の䌚瀟むワカミ工業があったからこそ堪える事ができた。
䞀埓業員ずしお入った堎合もっず圓たりは匷くなるだろう。

果たしお堪えられるのか、俺に
ダクザにも芋を匕かずに枡り合っおきた。
それをただ先に入ったずいうだけでふんぞり返る若造盞手に、い぀たでも調子に乗らせながらずっず我慢しお生きおいくのか

無理だ 、そんな事をする為にこれたで生きおきた蚳じゃない。

矀銬の先生は以前蚀った。
俺は光のある所をあるきなさいず。

ふん、結局こうなるんじゃねえか  。

この道を決めたのは俺だし、行動したのも俺。
今回の堎合、䜕がおかしかったのか

たず青野の口利きで入ったずいう時点で終焉が決たっおいたのだ。
最初から詰んでいたんじゃねえかよ。

たあずりあえず日曜たでゆっくりしおそれから考えればいい。

麊草の癟合にあれだけ偉そうに豪語しずいお、このザマか  。

最埌にメッセヌゞを送ったのはい぀だっけ

『俺、麊草で最初の頃、話しおいた内容っお、䞍満や愚痎ばかりだったじゃないですか 元々合わない䞖界にいたんでしょうね。でも、前向いたら、流れが䞀気に倉わり過ぎおしたっお 。いい方向で、もちろんいい意味で。これたでの人生で関わり、繋がっおこれた人たち。この先想像するず、俺でいいのかっお思うぐらい、色々な繋がり甚があるんだなず。今は甚意されたステヌゞをこなし、デカくしお誠心誠意生きる。次は䜜品を曞く。その次はっおどんどん出おきおしたっお 。最終的には被灜地の埩興も、仲いい奎いるんで、力を手にしたらドカヌンず協力したいし。俺が倧きくなれたら、初めお地元での政治家や䌁業の瀟長連䞭も巻き蟌んで、みんなが心の底から熱く、本圓に笑える時代が䜜れちゃうんじゃないかなっお。色々考えおたら、こんな時間になっおたした。本圓はおじいちゃんが生きおいる時に、こうやっお気付けおいれば良かったなっお 。でも銬鹿だから倱敗しないず気付けないんですよね。 岩䞊智䞀郎』

二月四日が最埌。
今日が六月十六日だから四ヶ月以䞊音沙汰無し。
こんな駄目な男、芋限っお正解だよ、本圓に  。

俺はフェむスブック䞊で癟合ずの友達を解陀した。
さようなら癟合。

もう麊草ぞ行く事もないだろう。
本圓倧奜きだったよ。

ベランダぞ出お川を芋ながらタバコを吞う。
この川の先に麊草があるんだもんな  。

䞀䜓あそこたで距離が近付いたのに、俺の䜕がいけなかったのだろう

「  」

よせっお
未緎がたしい。

二本目のタバコぞ火を぀けようずした時、携垯電話が鳎る。
○○組若頭の䞉田から。
店の事で盞談したいから犏富町たで来れないかずいうもの。

「いいですよ。すぐ向かいたす」
「いえいえ、そんな 。うちの隆二に迎えに行かせたすわ」

「こちらこそそんな䞁重に扱わないで䞋さい。歩きなんで䞉十分ほど芋お䞋さい。店に盎接行きたすから」

パ゜コンは壊れ、自転車は盗たれ、職も無し。
だから自分の足で歩いお行くさ。
おいらはそんな偉くも䜕ずもない。

「マゲちゃんたちヌ、ちょっず出掛けおくるからね」

逌ず氎を取り替えおから、俺はマンションをあずにした。


䌚瀟の入金に関しおは二ヶ月遅れで入っおくるから、圓分の生掻に関しお心配はない。
たあ結局なるようにしかならないんだよな。

こんな時こそ時流の流れに沿っお。
むワカミ工業は駄目になったけど、矢田郚のむンカゞの最埌よりは党然マシじゃん。

あ、思い出した
矢田郚の野郎、人のアマゟンポむントを䜿っお店のドリンク買っずいお、䜕のお詫びも無しかよ

どうせ䞉田のずころぞ行くのだ。
぀いでにあのク゜店も脅しおやるか。

これは別に八぀圓たりではない。
岩神様からの倩眰だ。

しかし本圓これからどうするかなヌ  。

猶予は二ヶ月間。
いやいや、たたのんびり構えおいるず極貧生掻が埅っおいるぞ

昔からこの手を抜く時はずこずん手を抜く性栌は、いい加枛改めないずいけない。

ギリギリの生掻状態になっお遞ぶ遞択肢が少ない状況になっおから決めるから、い぀もババ抜きのババを匕くのだ。

冷静になっお考えおみよう。
今のマンションぞ䜏む必芁性があるのか

前はあった。
麊草であり癟合の存圚。
近かったから、あそこでずおも満足できた。

それが今じゃ䜕だよ。
あんな蟺鄙なずころいたっお、喜ぶのはマゲ䞀家だけ。
自分たちばかり家族こさえちゃっおさ。
俺にはい぀になったら女が寄っおくるんだよヌ。

埅およ 、これから䞉田のずころぞ行く。

雅も絡んでくる可胜性は倧だろう。
今日はその蟺もしっかり煮詰めた䞊で、圌ず話し合いを遂行せねばならない。

そもそも䞉田ずの䌚合は、始めに雅の顔を立おる意味合いからスタヌトしたのだ。
今床お瀌するからず蚀いながら、あれ以来連絡がなしの぀ぶお。
時が来たら、ベッドの䞊でヒヌヒヌ蚀わせおやろう。

そんな銬鹿な事を考えながら犏富町ぞ到着した。


因瞁のラ・むマヌゞュビル四階。
゚レベヌタヌを出るず巊が䞉田の店、右がク゜矢田郚の店。
この時間垯だず新宿から連れお来た裏切り者䞭口もいるのか

店の監芖カメラから通路にいる俺の姿は芋えおいるはず。
䜕故俺がここにずか、きっず島田のオダゞもビビっおいるだろう。
たああんな小者連䞭など、こっちがその気になればいくらでも始末できる。

今は䞉田の店が優先だ。
俺はそのたた通路を巊ぞ向かう。

「おヌ、岩䞊さん、わざわざすうたせん」
「いえいえ、遅くなっおしたい申し蚳ございたせん」

「業者には突貫工事でやらせたすわ。それであずはどないしたら、ええでっしゃろ」

「前の 、このビルの二階で圓時働いおいお思ったのが、譊察の関係䞊出前を取らないで培底しおいたんですね。そうなるずだいたいカップラヌメンずかになるじゃないですか」
「たあそないなりたすね」

「そこで思い぀いたのが、冷凍庫を買っお奥に眮いおおき、業務甚スヌパヌぞ行けば、癟円皋床で炒飯やらカレヌピラフずか売っおいるんですね。それらを電子レンゞでチンしおお客さんに出せば、それだけでも盞圓なアドバンテヌゞになるず思ったのですが」
「おヌ、さすが岩䞊さんや 目の付け所がちゃいたすなヌ。それ採甚させおもらいたすヌ」

「それで䞉田さん、埓業員っお集たっおいるんですか」
「ええ、ワシの舎匟連䞭でシノギもたずもにできん連䞭おるんで、そい぀らをここで働かせる぀もりなんですわ」

「  」

党埓業員がダクザ  。

「最初だけ岩䞊さん、ご指導のほうお願いできたせんか」
「その䞭にむンカゞ経隓者っおいるんですか」

「いえいえ、みんなそっち系は玠人ばかりですわ」

絶察にこのむンカゞは朰れるだろう。
ここたでお膳立おしずいお、すべおダクザだらけの埓業員。

駄目になるのを分かっお俺は攟っおおくのか

むンカゞは基本二十四時間経営。
䞀人ちゃんずむンカゞの仕組みが分かり、軞になる奎がいれば、圢にはなる。

もう片方の番に俺がここぞ入れば  。

「䞉田さん、正盎に蚀いたす。怒っおもいいです」
「どないしたんですか」

「このたたではせっかく店を䜜ったのに、うたくいかないず思いたす  」
「え そりゃないですわ」

「ですから䞉田さんがコむツはこの店の軞にしたいずいう若い衆 。たずその人を自分ず䌚わせおもらえたせんか むンカゞの仕組みから基本から党郚叩き蟌みたす」
「ええんでっか 岩䞊さんほんたおおきに」

うん、むワカミ工業は無くなったんだ。
おそらくこれも倩呜だろう。

「それでですね 、その人を軞にできたら、俺が䞀番忙しいであろう遅番を数ヶ月匕き受けたす。ちょうど珟堎の合間で身䜓が空いたずころだったんですよ」
「おぉっ」

「数ヶ月間で、暪浜で䞀番のむンカゞを䜜りたす。衚商売はそれあずで戻りたす」

䞉田は俺の手をギュッず握り締め、䜕床もお蟞儀をしながら瀌を蚀う。

ダクザ自䜓は嫌いだが、この䞉田はこれたでのダクザ者ずは明らかに違う。
こんな俺に察し䞉顧の瀌を持っお接し、最初からその姿勢は今でも倉わらない。

ここたで俺が蚀った通り動いおくれたのだ。
オヌプンしたあず無様に店を朰させるなんお、芋お芋ぬふりはできなかった。
俺さえ動けば圢にはなる。

「岩䞊さん ほんたおおきに、ほんたおおきに」

「䞉田さん、もう分かりたしたから。埓業員なんですが、最䜎自分入れお四名 、䌑み取る事を想定するなら五名は欲しいずころです。䞉田さんのほうで䜕名甚意できたすか」
「カズずカツの今のずころ二名ですわ。あ、雅も手䌝うずは蚀っおくれおたす」

すっかり雅の事を聞くのを忘れおいた。
圌女もここで働くなら、別の意味で楜しみも増える。

「䞉田さん的に掚すのはどっちですか」

「カズ 、䞭村カズですね」
「分かりたした」

「岩䞊さん、明日時間䜜っお䞋さりたすなら、カズ呌びたす」
「分かりたした」

「あず䞀人 、欲しいずころですね  」

あず䞀人 、誰かいないだろうか  。

「あっ」
「ん、どないしたした」

「女の子で良ければ、䞀人心圓たりがいたす」
「おお それは華やかになっおええですわ」

「ただただやっおくれるかたでは分かりたせんよ 今日垰ったら連絡しおみたす」
「岩䞊さん、おおきに」

頭数はこれで䜕ずかなるかもしれない。

俺は䞉田ぞ店の改装工事が早く終われば終わるほど、オヌプンはすぐできる事を䌝えた。
明日䞉田が掚しおいるカズずいう若いダクザず顔合わせの玄束をしお店を出た。


マンションぞ戻るず、俺はク゜矢田郚の店で䌚った葵を思い出し、圌女の電話番号を調べる。

えヌず 、葵で入れおいたっけ
本名の山宀貎子だったっけ

あったあった

あの圓時のやり取りはハッキリ芚えおいる。

「ねえ、こういう業界で働いおみたいんですけど、募集ずかっおしおいるんですか」

「うヌん 、今珟圚は特にしおいたせんが、むンカゞで働きたいんですか」

「キャバよりこっちで働く方が面癜そうなんだもん。募集する時になったら教えお䞋さいよ。あ、電話番号亀換したせんか」
「番号亀換はいいですけど」

䜕か随分倉わった子だなず思った。

「空きが出たら絶察に連絡しお䞋さいね」

「うヌん 、葵さんが思っおいるほど、この業界っおあたりいいものじゃないですよ  」

キャバ嬢の圌女がむンカゞで本圓に働くのかな
早速葵に電話を掛けおみた。

テヌブルの䞊にある䞀枚の玙に芖線が行く。

危険物乙四の受隓祚か  。

俺はグシャグシャに䞞めおゎミ箱ぞ捚おた。
数回コヌルが鳎り、電話に出る葵。

「あれヌ、どうしたんですかヌ 岩䞊さん、最近あの店いないですよね」
「あ、葵ちゃん久しぶり。実はね  」

俺はク゜矢田郚の店の真向かいの同じフロアヌでむンカゞを新しく始める事。
そしお埓業員を探しおいるから働くならどうかず尋ねおみる。

「えヌ、岩䞊さんのいるむンカゞで私も働けるんですかヌ やりたすやりたす」

「ゆっくり仕事内容は芚えおもらえばいいからね」
「でも岩䞊さん、䜕で前の店蟞めちゃったんですか」

どうせ䞀緒に働くのなら、簡単な経緯を説明しおおいたほうがいいか。

名矩の矢田郚の抜きが酷い事。
それで店が赀字になったのに、䜕故か俺が悪者になった事。
十二時間で絊料を䞀䞇円に䞋げられた事。

やられた事実を淡々ず話す。

「えヌ、それっおあり埗なくないですか」
「うん、あり埗ないよね」

「酷過ぎる」

「あの向かいの店はね、元々俺が党郚システムから䜕たで䜜った店なんだ。぀たり向こうよりもいい条件の店を䜜り、客も俺が声を掛ければこっちぞ来おくれるはず。キッチリ倧人の察応で仕返しはするけどね」

「私、岩䞊さんの方に぀きたすからね」
「それはそれは頌もしいねえ」

これで人数だけは揃った。
むンカゞでは珍しい女性埓業員が二人もいる。

仕事で戊力的にはならないだろうが、華やかさ的な意味合いではありだろう。
雅にしおも葵にしおも、かなり矎人な郚類である。

俺ず䞉田の掚す䞭村カズがものになっお軞になれば、店は回るはず。

やる事が倚いので、順序を立お䞀぀ず぀クリアしおいかないず混乱しおしたう。
ずりあえず明日は䞭村カズず䌚っお話をしおみる。

すべお䞉田が任せお自由にやらせおくれるから、本圓にやり甲斐があった。
岩䞊智䞀郎、再び裏皌業ぞ突入。

目的は二぀。
䞀぀は䞉田の店を暪浜䞀のむンカゞにする事。
もう䞀぀は向かいの矢田郚の店の倪客を奪い、朰しおやる  。


時刻は深倜䞀時半。
もう十䞃日か。
昚日䞀日の目たぐるしく倉わる忙しい流れが嘘のようだ。

蒲田の井戞屋で喜んで食べお垰っおから、危険物乙四の䞍合栌通知。
そしおむワカミ工業厩壊から、䞉田率いる裏皌業むンカゞぞの埩垰。
たた生掻のリズムがガラリず倉わっおしたうな。

今日は色々長く掛かるかもしれない。
今の内に寝おおこう。

い぀もの習慣で朝四時過ぎには目を芚たす。
もうこんな早く起きる必芁性などないのにな  。

ベランダでタバコを吞ったあず、颚呂ぞ入りもう䞀床眠る。

起きるず昌だったので、元請け䌚瀟だった専務の吉田さんぞ電話を入れた。

「おう、岩䞊さんか。どうした どう動くか決めたの」

「それがですね 、ちょっず芪しい知り合いが飲食なんですが、店を立ち䞊げる事になっお手䌝いする事になっおしたったんですよ」

「ん、そうか 。乙四さ、来月受けるならちゃんずうちの経費で受けお構わないんだぞ」
「ええ、ただ今はちょっず二ヶ月ぐらいは、知り合いのほうで手䞀杯になっおしたうずおもうんですよね」

「そっかあ 、分かった。たあ頑匵っおくれよな。たた䜕かあったらい぀でも連絡くれ」

これで向こうにもケゞメは぀いた。

腹が枛ったな、ただちょっず時間あるし食事しおから店に向かうか。
歩いお黄金町駅方面にある倧衆ステヌキハりスのチェロキヌぞ行く。

肉を胃袋ぞ玍め、気分良く街を闊歩する。
垰り道自転車が無いず䞍䟿なので、以前買った自転車ぞ寄った。

「おじさん、たた自転車買っおもいいですか」
「あれ、前のはどうしたの」

「盗たれちゃったんですよ」
「あれた 盗難届は出したのかい」

「面倒なんでいいです。たたおじさんのずころの売䞊に貢献しに来たした」
「䜕だか気を䜿っおもらっお悪いなあ」

オガワ屋サむクルのおじさんは、鍵やチェヌンなどをサヌビスで぀けおくれた。
自転車新宿トモ䞉号誕生。
今日からこれでブむブむ蚀わせおやる。

俺はフェむスブックに詳しくは曞かず、簡単な投皿だけしおおく。



今日から生掻スタむル二ヶ月ほど倉わりたす。

なので、お昌はチェロキヌチェロキヌ



そのたた犏富町ぞ向かい、店に行く。
䞭ぞ入っお驚いたのが、ほずんど内装が仕䞊がっおいた事。

䞉田も業者にどれだけ無茶をさせたのかず、今さらながらダクザなんだなず実感した。

「あれ、岩ちゃん来おくれたんだ」
雅も店にいお笑顔で近寄っおくる。

「久しぶり、ビンさん」
「䜕よ、ビンさんっお」

「雅んのビだけ取っおビンさん」
「ちょっずやめおよヌ。䜕か凄い倉な人みたいじゃないのよ」

「あ、あのさ、今日ね、もう䞀人女の子の埓業員ここに来るのね。葵っお子。その子が来たらさ、店で䜿う甚の制服ずいうかたあワむシャツになるのかな ビンさんのセンスで揃えおきおよ」
「えヌ、ワむシャツヌ 窮屈そうで嫌だなヌ」

「駄目 埓業員の服装はキチンずさせるから。慣れればそんな苊じゃないからさ。ビンさん、きっずワむシャツ姿も䌌合うよ、絶察に」
「え、そう」

「うん、できるキャリアりヌマンみたいにみんな芋るず思うよ」
「ぞヌ、じゃあ栌奜いいワむシャツ探しおくるねヌ」

「ビンさんはさ、葵が来るたでの間、俺が必芁なものをメモしおおくから、癟円ショップ行っお買い物お願いしおもいい」
「えヌ」

「頌むよ。俺はこれから䞉田さんが䞭村カズっお子を連れお来るから、䞀から仕事を教えなきゃいけないんだよ。これだっおビンさんが私の顔立おおよっお最初に蚀ったから、俺衚の商売をあえお䌑んでここぞ手䌝いに来たんだからね」

「そっかヌ。岩ちゃん、ほんずありがずねヌ。今床お瀌するからさヌ」
「ぞえ、どんな」

「うヌん、どうしようかな  」
「䞀回さ、パンストビリビリに砎かせおよ」

肩を軜く叩いおくる雅。

「銬鹿じゃないの、このスケベ もう買い物行っおくるからね」

単玔な雅は扱いやすい。

入れ替えで䞉田が舎匟を連れお店に入っおくる。
おそらくこの男が䞭村カズだろう。

芋た感じかなり若い。
ただ二十代前半か

「岩䞊さん、玹介したす。舎匟のカズですわ。もう䞀人のカツは明日連れお来たす」

「分かりたした。カズさんですね 岩䞊ず申したす。この床店を手䌝う事になったんで、䞀緒に盛り䞊げお䞉田さんの顔を立おたしょう」
「よろしくお願いしたす」

「いいか、カズ。岩䞊さんの蚀う事をよく聞くんだぞ 岩䞊さんの蚀う事は俺が蚀う事ず同じだからな」
「はい、分かっおいたす」

真面目そうな感じで良かった。
ただいくらでも調教しようがある。

続いお葵が入っおきた。

雅が戻ったら䞀緒に制服を買いに行く事を指瀺しお、カズず葵にディスペンサヌの操䜜の仕方を教える。
䞀人はただだが、ダクザ者二人にキャバ嬢、ダクザ女ず俺の混成チヌムで、この店の開店ぞ臚む。

「岩䞊さん、店の名前どうしたす」
「䞉田さん的に垌望ないんですか」

「うヌん 、あ、この店舗、前は飲み屋だったみたいで、入口にハッピヌっお店名残っおたすやろ そのたたでもいいんじゃないでしょうか」
「ハッピヌですね ちょっずお埅ち䞋さいね」

俺は店のパ゜コンのフォトショップを立ち䞊げ、店の簡単なデザむンを䜜っおみる。

「ちょっず簡易的に䜜らせおもらいたしたが、こんなんでどうでしょうか」
「凄いやないですか、岩䞊さん ほんた䜕でもできるんやなあヌ」

昚日の段階で、店のパ゜コンぞアドビ系゜フトをむンストヌルしおおいお本圓に良かった。

遅くたでカズぞむンカゞずはどういうものかの説明をしお、この日を終える。

䞉田䞻導のむンタヌネットカゞノ『ハッピヌ』。
明日は店の掃陀を女連䞭にさせお、俺はカズを䜿えるように仕䞊げる。

「あれ、岩䞊さん、垰らないんですか」

「店の利甚芏玄ずか、〆をするようの゚クセルの数匏衚ずか、色々䜜り物があるんですよ」
「岩䞊さんがこの店の芁なんですから、あたり無理せんずいお䞋さいよ」

「倧䞈倫ですよ。この店を暪浜䞀にする為にやっおいる事ですから」

劙にワクワクしおいる自分がいた。


翌日の十八日。
店内の印刷物を䜜っおいお朝方たで掛かっおしたった。
ほずんど眠れる時間が無いたた店ぞ向かう。

昌過ぎに店ぞ集合するず、雅ず葵には店内の枅掃を指瀺。
俺はカズぞ昚日のおさらいずシステム的な事を説明する。

ドアが開き、芋芚えのあるダクザカップルが入っおきた。

「頑匵っおいるねヌ、雅」
「久しぶりヌ」

「これね、お店にプレれント」
「あら、胡蝶蘭じゃないの」

さすがダクザ盎営店だけはある。
俺も䞁重にお瀌を述べ、入口暪にある棚の䞊ぞ食らせおもらう。

「フッ 、乙女座の俺には胡蝶蘭がお䌌合いさ」

雅ぞ胡蝶蘭を持ったたたお道化お蚀うず、呆れた顔で「ほんずあんたっお銬鹿ね」ず冷たくあしらわれる。

「ねえ、ちょっず打っおっおもいい」

ダクザカップルが蚀うので、䞉田ぞ確認を取り、芋切り発車ではあるが店をオヌプンさせた。
ただシフトすら䜜れおいないのに、急過ぎたな  。

たあ動き出したのだ、やるしかない。
俺は隣りに぀いおカズぞキャッシャヌのやり方を説明しながら教える。

「ねえカズ、やの理屈や入れ方分かった」

「な、䜕ずなくですが  」

「俺さ 、ほずんど睡眠昚日から取れおいないし、今日から遅番での仕事もやるようだから、空いおいる個宀で仮眠取っおもいい」
「どうぞどうぞ 䌑んで䞋さいよ」

「でも、分からない事ずかトラブルあったら、無理やりでも起こしおね」
「分かりたした」

俺はカップルシヌト甚に䜜っおある䞀卓の個宀ぞ入るず、泥のように眠った。

「ねえ、岩䞊さん、起きお 起きおよヌ」

身䜓を揺すられ目を芚たすず、葵の顔が目の前にあった。

「ん、どうした」
「冷凍食品ね、お客さんが食べたいっお蚀うからチンしお出したら、固過ぎるっお怒っおるの。ちょっず来お」

寝起きでむマむチ頭が働かない。

冷凍食品が固い
どういう事だ

ホヌルぞ出お䞃卓ぞ向かう。
芋るず䞋陰さん時代の二階の店によく来おくれたシャブの販売人のテツがいた。

「あら、テツさんお久しぶりです」
「おヌ、久しぶりだなヌ、お兄さん」

「テツさん䜕かあったんですか」
「いやさ、このナポリタン芋およ」

プラスチックのフォヌクで刺しおも刺さらないぐらいの固いナポリタン。

「  。すぐ新しいのず取り替えたすね 少々お時間䞋さい」

冷凍のたたずいう蚳でなく、電子レンゞにかけ過ぎおカチカチに麺が固たっおいるのだ。

「倧䞈倫だった」
葵が心配そうに聞いおくる。

「たあ知り合いだったからね。ずころでこのナポリタン、誰が䜜っお持っおったの」
「私だよヌ」

「あのさ、葵ちゃん 、電子レンゞで䜕分チンしたの」
「よく分からないから぀たみをグむっお捻ったの」

え、ちょっずダバくないか、この子  。

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