メインコンテンツへスキップ
見出し画像

闇 543(降りた事のない駅で降りてみるよ編)

    岩上智一郎

    闇 543(降りた事のない駅で降りてみるよ編)

    画像

    2026/04/27 mon
    ※この作品は俺の独り言であり、自分を納得させる為の長い演説のような小説です
    前回の章

    画像


    二千二十二年二月十九日、土曜日先勝、雨水。

    散財のあとの虚しい仕事を終え、帰路に着く前に久しぶりにちづる食堂へ寄った。
    暖かい豚しゃぶ定食を無性に食べたくなったのだ。

    画像
    2022/02/19 歌舞伎町 ちづる食堂

    ここの米はいまいちだし、薄切り豚肉をサッと茹でて鉄板の上で軽く炙っただけの単純な料理が、何でここまで美味しいのだろう……。

    うん、やっぱり人間はこういう質素な中で幸せを感じながら生きなきゃ駄目だよな。
    どうでもいい酒で、一晩二十万以上使うなんて、本当に意味が無い。

    またこれから地味な生活の繰り返しをしながらがんばならきゃね。
    キャバクラは本当の意味で卒業。

    池袋のちかには申し訳ないが、俺個人に本当に価値を感じているのなら、わざわざあんな高い料金を払う必要性などない。
    プライベートで時間を作ればいいだけなのだから。

    あなたへのおすすめ