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連載小説 サンタドロップス(21)


    河川敷のグランドがオレンジ色に染まって行く。俺は一人ベンチに座って水面に沈み行く太陽を見ていた。

    そこにあかねさんがやって来て俺の隣にそっと座った。

    「今日はボコボコにやられちゃったね」

    あかねさんが呟いた。

    俺はあかねさんを見た。目を細め夕日色に染まった横顔もやっぱり素敵だ。

    「三田くんもお父さんと同じ野球馬鹿だね、ウフフ」

    「俺、野球の事になると熱くなって我を忘れちゃうんだ、指導者としてまだまだだな」

    俺は頭をポリポリ掻きながら言った。

    「お父さんも昔同じ事言ってたよ、でも私そんな熱い人スキだなあ」

    とあかねさんが言う。

    スキ、あかねさんが俺の事スキと言った!こんな綺麗な人にスキと言われた!俺の鼓動は破裂しそうに高まった。

    「あかねさん!」

    俺はあかねさんに向かって大きな声で言った。


    つづく

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    web小説家。月から金の朝7時に連載小説をアップしてます。すぐ読める4コマ小説。ベタでグッと来るほのぼのとしたお話を書きたいです。笑ったり泣いたりしてくれたらうれしいです/現在小説12作目連載中/毎日note365日達成/サッカー3級審判/好きなバンド「怒髪天」

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