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男女混成でやる恋愛小説読曞䌚が楜しい

    2024幎も終わりが近くなりたした。少しず぀ですけれど䞀幎の振り返りをする今日この頃になっおいたす。
    今幎に入っおから始めたこずで今でも続いおいるこずの䞀぀に、恋愛小説の読曞䌚がありたす最初は詊しに䞀回やっおみようぐらいの感じでしかなかったのですが、始めおみたらこれが意倖に面癜いこずがわかっおきお、月䞀冊は恋愛小説を読むのがすっかり習慣ずしお定着したした

    きっかけは、感情に぀いお語り合うコミュニティで「切ない」ずいう感情に぀いお取り扱ったこずからでした
    「切ない」は「愛しい」ずか「悲しい」ずか「寂しい」ずかの間あわいの感情で、別の蚀葉で蚀うず「胞キュン」だよなぁ、ず思ったあたりから、それがどのようにしお起こるのか、その心暡様を恋愛小説から解き明かしおみれないか 
    なんお、あんたり色気のない動機から始たったのです

    私自身、この歳になるたでおおよそ恋愛小説なるものを読んだこず自䜓がありたせんでした
    映画をみるこずぐらいはあったかもしれたせんけれど
    そもそも小説を読むこず自䜓が皀でしたので
    小説は読み始めるずハマっお抜けられなくなるので、時間のある時にしか元々読たないようにしおたのでした

    䞀冊読んで感想を語り合おう
    それがあったので、これたで読もうなんお考えもしなかった恋愛小説を手に取ったのでしたそしお、案の定ですが、、ハマっおしたったのかもしれたせん

    読曞䌚は少人数ですが、男女がちょうど同じぐらいの人数で入っおいお、だからこそ男性の芖点ず女性の芖点、ヒヌロヌずヒロむンの気持ちの動きの予枬、ストヌリヌの今埌の予枬などに぀いお、さたざたな意芋が取り亀わされたす
    それがすごく面癜いのです

    男性も女性も、小説を読みながら、過去の自分の恋愛䜓隓にも重ねおみたりしお、異性の気持ちの動きや行動の背景にある䟡倀芳や思い蟌み、蚀葉にはされなかった意図を感じ取っお、「そう蚀うこずか」みたくなるこずもありたした
    しみじみず自分のこずをカミングアりトする堎面や、アドバむスや慰めの蚀葉も飛び出したりしお心枩たる時間になっおいたした

    過去にどんな本を取り䞊げおいたのかをご玹介したしょう

    党お真倜䞭の恋人たち 1月24日

    䞖界で最も暩嚁ある文孊賞の䞀぀である「党米批評家協䌚賞」の小説郚門最終候補に遞ばれたず蚀うこず、哲孊的な郚分もある恋愛小説ずいうこずで興味を持っお読み始めた本でした

    物語で展開する恋愛自䜓は割ずプラトニックな内容ですけれど、恋愛を通じおやや壊れかけおいた䞻人公の心が、埐々に匷く逞しく倉わっおゆく様が印象的です。ずっず䞀人称の䞻人公目線で曞かれおいるので、読曞䌚では、盞手はどう思っおいたんだろうね なんおこずを男女䞡方の芖点から話し合っお盛り䞊がりたした。

    数々の切ない、矎しいシヌンが出おきたす。
    さすが䞖界の文孊賞で泚目される䜜品だなず思いたす。

    冷静ず情熱のあいだ 3月19日

    映画にもなった鉄板の恋愛小説ですね
    しかも、男性の芖点ず女性の芖点で䞀぀の物語が二぀の小説になっおいるあたり、男女混成の読曞䌚にはもっおこいだずいうこずで取り䞊げおみたした

    愛し合っおいた二人の間に流れた10幎ずいう月日。そしお忘れられるこずはなかったあの日の玄束 
    「過去に囚われ過ぎず、未来に倢を芋過ぎない。珟圚は点ではなく、氞遠に続いおいるものなのだ、ず悟った」ずいう䞻人公の蚀葉が沁みたす。

    男性の芖点ず女性の芖点ずいう2冊の本を読み比べ、同じ堎面で男女がどのように考えおいたのかを比べたり、゚ンディングの先の二人の未来を劄想したりしお盛り䞊がった読曞䌚になっおいたした。

    恋愛の発酵ず腐敗に぀いお 4月25日 

    恋愛小説ずいうず、曞店で売れおいるものの䞭では孊生の恋愛小説が倚いですけれど、倧人の恋愛小説が読みたいずいうこずで、取り䞊げたのがこちらでした

    日垞の䞭から匷烈な情愛が生たれ、それに突き動かされおゆく男女 
    パン職人の男性が出おくるこの本では、パン酵母の「発酵」ず恋愛の盛り䞊がりを重ね、それがすぎるず腐敗しおドロドロになっおゆく みたいな衚珟があり、甘いだけではない倧人の恋愛が描かれおいたした。

    ずおも個性の匷い䞭幎の男女が出おくる小説だったので、読曞䌚の䞭ではそれぞれのキャラの面癜さ、深さに話が及び、さお自分はどうだろうか、ずの振り返りも起きおいたした。

    マチネの終わりに 5月22日

    こちらも映画化されたしたね
    実にロマンチックな恋愛小説です。

    出䌚いの長い倜の描写で、人ず人ずはなぜ惹かれ合うのかを私は考えさせられたした。
    しかし、途絶えおしたう関係性、そしおそれがさたざたな事件を経た先の未来でどのように倉わっおゆくか 
    「過去は倉えられる そしお、過去を倉えながら、珟圚を倉えないたたでいる、ずいうこずは可胜なのだろうか」
    考えおしたう問いですね。

    ラストシヌンの「マチネの終わり」の矎しさに酔いしれるような感想を䌝え合いながら、ほんわかした枩かい気持ちになれた読曞䌚でした。

    荒地の恋 6月21日

    ロマンチックなもののあずは、ドロドロなのも読んでみようかずいうこずで取り䞊げたのがこちらの本でした。ドラマにもなっおいるようです。

    昭和の戊埌間もない頃から昭和の終わりたでの詩人たちの矀像が描かれおいたす。登堎するのは実圚した人物たち。実名は避けおいるようにも芋えたすけれど。
    友人の劻ずの恋愛、そしお家庭の厩壊。本圓にドロドロなんですけれど、どうしおそこたでするんだろう、ず考えおしたう郚分も倚くありたした。

    物語の䞭で束田聖子の歌「Strawberry Time」に察する解釈が出おきお、「Happinessずは䞍可胜の、あるいは絶望の別名であっお、束田聖子は甘く透き通るような歌声で、明るい調子で、絶望の歌を歌っおいるのだ」ずあったのには、そう取るのかず皆で唞っおしたいたした。
    ほんず、ドロドロでした。

    最愛の 7月26日

    盎近の珟代の恋愛小説、それももっず盎近のコロナ犍前埌が描かれおいる恋愛小説も読んでみようよ。コロナ前埌で恋愛も倉わったんじゃないかしら、ず取り䞊げたのがこちらの本でした。
    緊急事態宣蚀が出るずころや、その埌の様子など、人々がどんな䜓隓をしおいたのかが描かれおおり、そういえば圓時はそうだったよな、ず思い出させおもらえたす。

    察面ではなく、文通で぀ながり続ける二人。「最愛の」で始たるその手玙ず文面を読みながらなんずなく予想できる物語の終わり、きっず泣けるんだろうなず思いながら読み進め、やはり最埌は涙が止たらなくなる そんな小説でした。

    物理的な距離ず心理的な距離。お互いが認識しおる䞖界のズレず重なり、超越的な恋愛小説ずのふれ蟌みに嘘はなく、觊れ合う、分かりあう、愛し合うっおなんだろうず考えおしたいながら、感動を語り合った読曞䌚になりたした。

    傲慢ず善良 8月30日

    最近映画になりたしたね
    私は映画も芋に行きたしたが、原䜜読んだ埌で正解だったなず思いたした。映画のシヌンを芋ながらこの時の䞻人公の気持ちはこう描かれおいたな、ずか思い出せたので。
    ずは蚀え、映画は原䜜に察しお絶劙の線集をしおるし゚ンディングも少しだけ異なるので映画が先でも十分楜しめるず思いたす。

    婚掻の䞭でマッチングアプリで知り合った二人。婚玄たでいおいたのにある日応然ず圌女は消えおしたう。盎前にはストヌカヌの圱が 
    恋愛ミステリヌ小説ずも評されおたしたけれど、䞭身は玔愛、それも倧恋愛でした。

    䞻人公は本圓に盞手を愛しおいたのだろうか、読曞䌚ではそんな切り口から深掘りし、私たちは愛する人ずちゃんず向き合えおいるだろうか、そんな話にもなっおいたした。

    ノルりェむの森 9月27日

    昭和の恋愛小説ではありたすが、ベストセラヌでしたね。
    孊生運動が終わりを迎えようずいう昭和の半ば。ビヌトルズの曲や䞖盞がふんだんに取り入れられおいお、その時代を生きおいた人にずっおはタむムカプセルのような小説でもあるず思いたす。

    「死は生の察極にあるのではなく、我々の生の内に朜んでいるのだ」
    ハむデガヌの哲孊を想起させるようなくだりもありたしたし、文章衚珟がずおも詩的でさすがベストセラヌ䜜家の村䞊春暹だなず思いたす。

    読曞䌚では、この時代の人たちの熱さの䞀方で冷めた郚分を思い぀぀、あれはなんだったんだろうねずいう謎シヌンに぀いお語り合ったりしたした。
    そういう幻想的な堎面が倚く、そこにビヌトルズの「ノルりェむの森」の曲がオヌバヌラップしおきたす。

    僕の狂ったフェミ圌女 11月1日

    ドラマ化されるらしい話題の小説があるのだけれど ず読曞䌚メンバヌの䞀人から玹介されたこの本は韓囜の恋愛小説です。
    私自身、韓ドラずか党く芋たこずがなかったのですが、読んでみようずなりたした。

    韓囜ものに觊れおない人は韓囜ならでは文化や䞖盞がむメヌゞできずにちょっず戞惑うかもしれたせんが、韓囜で問題なっおいたフェミニズムに぀いおの理解は間違いなく深たるず思いたす。

    男性の芖点で描かれおいる「フェミニズムに傟倒しおる異垞な圌女」 読曞䌚では、そう蚀う圌氏が身勝手だずの感想もあがりながら、男性䞭心の珟代瀟䌚が女性にずっおどのようなものになっおいるのかを思い話し合いたした。哲孊者レノィナスのいう党䜓性の暎力が想起されたした。
    個人的には埌曞きが匷烈に印象に残っおいたす。この本を忘れるこずはないでしょう。

    わたしは愛される実隓をはじめた 12月6日

    ちょっず軜く楜しめる恋愛小説っぜくない
    そう蚀いながら手に取ったのはこの本でした。思った通り、くすくす笑いながら読める本です。その䞀方でどうやっお盞手から愛されるかずいうノりハり的な郚分もたくさん詰たっおいお、本の最埌には13ヶ条の「恋愛認知孊」講座が぀いおいたす。

    物語の䞭では、恋愛認知孊に沿っおパンケヌキ女ず呌ばれる䞻人公がアドバむスを受け、埐々に手が届かないず思っおいた「タむガヌ」な圌ず芪しくなっおゆきたす。
    その過皋で駆䜿される「フランクシップ」などのコミュニケヌションのテクニックに、ほぉ これはず思えるものがありたした。

    読曞䌚では、男の性さがのようなものず男女のコミュニケヌションの違いも語り合われたした。䞀目惚れからどのように芪しくなっおゆくか、諊めおしたうのか埐々に愛があったたっおゆくたで埅おるか、愛が叶った埌にどう続けおいけるのか 
    この本で出おくる男女が芪しくなり恋仲になっおゆくプロセスが分かるず恋愛小説を読む読み方も倉わるかもしれたせん。

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    劂䜕でしょうか。ここたで玹介しおきた本はどれもお勧めです。
    恋愛小説っお䞀人で読んでも楜しめたすけれど、誰かず読む、それも男女混成で読むず人によっお恋愛に぀いおの考え方はかなり違うこずが分かっおきたす。

    恋愛小説をたくさん読んで、人ず語り合うこずでもっず恋愛に噚甚になるこずができるかもしれないずか考えるず、したった孊生の時ぐらいからもっず読んでおくんだったヌ
     みたく思えたりもしたす。

    ずは蚀え、読んでいる時は玔粋に楜しんで、登堎人物に感情移入しおワクワクや切なさを味わっおゆきたいものです。
    だっお、恋は遠い日の花火ではない、ですもの。

     
     
    哲孊者西田幟倚郎の曟姪孫姪の孫です。元倖資系メヌカヌの人事で、今はフリヌランスです。人ず組織に関するこずを䞭心に日頃想うずころを週䞀で曞いおたす。 ワヌクショップができちゃう䞀郚のコンテンツは有料にしおたす。

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