隠れ家
たまに京都へ旅することがあります。
新幹線ののぞみで行けば、東京から約2時間半で着きますし、快適なのですが、僕は専ら夜行バスで約7~8時間かけて行きます。うまくいけば片道3,000円台で行けてしまうので、これまで懐具合を何度も助けられています。
バスの中では寝られないからしんどい、という話しをよく聞きますが、リクライニングを出来る限り下げて、靴下を脱いで裸足になり、アイマスクをかけたうえで目を閉じていると、熟睡とまではいいませんが、案外よく寝られます。寝られた、と言い切っていいのか自信はないのですが、その間、夢を見ていることがよくあるので多分寝られていたのでしょう。
夜行バスが京都駅の八条口前に着く時間は明け方が多いので、当然開いている店はほどんどありません。で、僕がよく利用しているのが、その駅前にある、なか卯です。ここは24時間営業なのでとても助かっています。せっかく京都に来たのにチェーン店?と思われるかもしれませんが、お腹に入れば何でもいいのです。むしろ来るたびにここで「ああ、今回も京都に来たんだなぁ」と実感します。
さて京都での旅を満喫して一日を終え、帰りも夜行バスを利用します。さて、そうなると一日の疲れを癒すのに風呂は欠かせません。そこでよく利用するのが「大正湯」という、京都駅前にある昔ながらの銭湯です。そこでは親子連れをよく見かけるので、地元の方たちにも親しまれているような印象です。
そこは旅館のお風呂場のように石鹸やシャンプーが備え付けられていないし、シャワーヘッドも固定されているので、シャワーのお湯を浴びるには、自分からシャワーヘッドの下に入らないといけません。そんなことにも不便を感じないのは、夜行バスに乗る前に風呂に浸れるだけでも、ずいぶんと助かっているからです。そこから夜行バスの集合場所に近いのも大きな利点です。
実は京都駅前にある銭湯をあと2か所知っているのですが、お湯が熱すぎたり、若干駅から距離があったりと、今は大正湯に落ち着いています。僕の京都の密かな隠れ家といっていいかもしれません
