見出し画像

はじめての五島列島

おはようございます☀
お読みいただきありがとうございます。

昨日は、祖父の言葉を思い出し、五島列島の渡船に連絡したところまでを書きました。

今日は、はじめて五島列島へ行ったときのことを書いてみます。
「ぜひ来てください」そう言ってもらえたものの、実際に行くとなると、分からないことだらけでした。

飛行機や船の移動。
釣り道具の準備。
渡船に乗る時間。
港での動き方。
沖磯への上がり方。

何もかも初めてでした。

フェリーで福江港に同着しましした。
初めて見た五島の海は、やはりどこか特別でした。普段見ていた海とは、少し違う感じがしました。海の色、島の形、港の空気、雰囲気などなど…

「本当に来たんだなあ……」 と思いました。

はじめての渡船

さて、いよいよ、渡船に乗る朝です。
早朝の薄暗い港には、すでにほかの釣り客が集まっていました。
みんな慣れている様子で、荷物を運び、次々船に乗り込んでいきます。

わたしは、というと、すべて見よう見まねです。💦
船長の顔も、まだ暗くて見えません…。

いよいよ五島列島の沖磯!という気持ちよりも
船のルール?についていくのに必死で、無事に行って帰ってこれるのか?というような不安が大きかったと思います。

磯に到着!

荒々しい磯の出迎え

船が磯に近づくと、ほかの釣り客が次々と瀬に上がっていきます。その様子を見て、わたしはびっくりしました。

「え、こんな場所に上がるの?」

磯というより、海の中にある岩の壁のように見えました。

初心者のわたしには、何もかもが新鮮でした。
船長の操縦、釣り客同士の荷物受け渡しの連携、謎の?道具、荷物、餌…

「これが、釣り、なのか…」

一通りほかのお客さんを瀬に上げたあと、船長は、比較的乗りやすそうな場所にわたしを上げてくれました。そして、少し離れたところから、しばらくこちらの様子を見てくれていました。

それが、とても心強かったです。

釣果は、小さなメジナが中心でした。大きな魚が釣れたわけではありません。途中、目の前で魚が湧くような場面(ワキグレ?)もありました。

そこに仕掛けを入れると、なす術もなく、仕掛けをブチッ、ブチッと切られてしまいました。竿の立て方も、魚とのやり取りの仕方も、まだよく分かっていませんでした。

荒々しくも、迎え入れてくれた五島の磯

今思えば、五島列島の手荒い歓迎だったのかもしれません。
でも、釣果以上に強く残ったものがあります。

一度、磯に立ってしまうと、そこには会社の評価も、肩書きも、役職もありません。あるのは、海と、風と、足元の岩と、自分だけです。

役職者だから魚が釣れるわけではありません。
会社で評価されているから、安全が保証されるわけでもありません。

その場所では、自分の感覚で立ち、自分の判断で動くしかありません。
少し怖くもありました。でも、どこか自由でもありました。

はじめての五島列島。釣りとしては、まだ何も分かっていなかったと思います。でも、あの日、わたしは「ここには、会社とは違う時間が流れている」と感じたのだと思います。

初めての自分を、受け入れてくれたこと。
会社の肩書きとは関係ない場所に、自分が立っていたこと。

それが、後から思うと、とても大きかったのです。小さく連絡してみたことで、わたしは五島に行くことになりました。
五島に行ったことで、船長に出会いました。

船長に出会ったことで、少しずつ五島に通うようになりました。
そしてその場所は、少しずつ、わたしが自分を取り戻す場所になっていきました。

この風景が憧れから回復の地へ…

読んでいただいてありがとうございます😊

また明日。

いっせいノマド

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集