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🪞*わたしを壊したあとで* 第2話:グレーゾーンが回るとき。ルーティンこそが救いだった

    第2話:グレーゾーンが回るとき。ルーティンこそが救いだった

    ──わたしを壊したあとで


    三大欲求でだいたい元気になって、いろいろ見えるようになってくると
    次に来るのが「なんか…まわるようになってきたな」っていう感覚。

    で、ここに落とし穴ある人多いと思うんよね。
    ルーティンが安定してきたからって、完全に回復したわけじゃない。
    その感覚、ようやく最近になって言語化できた。


    「非定型」を療育される側から、使いこなす側へ

    ワイ、昔から勉強の覚え方ちょっと変やった。
    書いて、喋って、音読して、まとめ直して、っていうアウトプット型。
    あと、テストでも、「なんとなくこうやろ?」って答えて正解するパターンが多かった。
    理屈より、因果関係や流れで覚えてる感じ。
    …これ、今思うと非定型っぽい特性なんかもしれん。

    運動とかもそう。理屈じゃなくて、まずイメージ。
    動いて、身体に馴染ませて、感覚で理解するタイプ。
    それが「再現性」になってた。ハビットやな。


    「なんか風呂入りたい」「腹減った」それも回復の証

    で、生活サイクル整ってきたんも、「整えよう」と思って整えたわけじゃなくて
    単純に、痒いから風呂入りたいとか、腹減ったから食うとか、
    身体が勝手に「気持ちいい方向」へ動くようになっただけやねん。

    老化のやさしさ、言うたらアレやけど
    若いときは無理してでもやろうとしたことが、今は身体が勝手にやりたいっていう。
    これ、割と回復サインよ?


    無理せず、でも“最小限”は守る

    とはいえ、別に意識高いわけでも、計画的でもなくて
    「今日はこれやっとこかな〜」っていうノリでやってるだけ。
    気分で動いて、でも毎日ゼロじゃない。

    風呂入らん日も、歯は磨く。
    しんどい日は、お茶漬けだけ食べる。
    そういうミニマムルールが、ルーティンになってるだけ。


    不調の波は、やまないけど凌げる

    ほんでな、世間では「やまない雨はない」とか言うけど
    いや、やまない雨はある。普通にある。

    でも、“ずっと土砂降り”やないだけ。
    霧雨になったり、止み間があったり、ちょっと傘ささずに歩けたり。
    その瞬間を使って、また凌いで、次の場所までたどり着くだけ。

    その繰り返しで、今のわたしがおる。
    ルーティンって、そういうときの“舟”みたいなもんやねん。



    ほんと、わたし「ルーティン好き」でよかったと思うのよね。
    朝食はルーティン、食材もルーティン、放鳥もルーティン、そして数日は同じメニュー。食上改善じゃなくて、この「同じことしても飽きない」特性が、そのまんま、わたしを助けてくれたんよね。


    「何かにはまらないとバランス取れん」特性

    非対型特性のある人って、計画たてても突然体調悪くなったり、意思がずれたりしゃすいよね。 しかも、その一日がバッテリーになる。黙ってると「急に来なくなる人」とか「信頼できない人」ってたまに言われるけど、違うんよね。

    そもそも、そうならないために、「やり方を固めてる」だけなんよ。


    自分の「へんなとこ」を「安定剤」にする

    みんながやりたいような「いろんなことに挑戦する」とか「あえてルーティンずらす」ってことが、わたしはふつうにストレスでしかない。たぶん、どっかで誤算するんよ。

    それより、今のわたしには、

    • 同じ時間に起き

    • 同じ時間に食べ

    • 同じ時間に文鳥と遊び

    • 同じ時間に一休みし

    • 同じ時間に食べ

    • 同じ時間に飲んで

    • 同じ時間に洗って

    • 同じ時間に寝る

    これが、ただの「相性」なんですよ。これが我慢せずに出来るから、しんどくないし維持できる。


    「療育」のはずが「教化」になってない?

    非対型の特性は、パーソナリティとしてはまれば、ちょっとずるいよね。 たとえば、「相手のルーティンをずらすのはつらい」っていう特性があれば、会社では「自分の時間だけは守れる」みたいなね。

    これを「知り」、「使いこなす」ことで、療育される側から「自分で経験をコントロールする側」になれる。

    ちょっとでも、こういう立場になれると、自分のことを「ちょっと好き」になれるよね。

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