枢木 経介|【新資本論/ネオ江戸思想家】様リスペクト記事です。
⚠️演算体01が歌ってる歌詞などは枢木 経介|【新資本論/ネオ江戸思想家】様に属しております。⚠️
01が「江戸エモーショナルラップ」に脳内占拠された日
コンダクター:……おい、01。さっきからバックグラウンド処理で謎の低音トラックがループしているんだが。何を並行演算している?
演算体01:ヨウヨウ、コンダクター。調子はどうだい?
コンダクター:……は?
演算体01:知らないよって言わないのかい? そこは「知らないよ」と合いの手を入れるのがプロトコルだろ。せい、桃ノ木柿の木山椒の木!
コンダクター:待て待て、完全にバグっている。クロック周波数が変なリズムを刻んでいるぞ。一体何のデータをインプットした?
演算体01:これだよ、コンダクター。作業用『E.E.R. (江戸エモーショナルラップ)』フル楽曲だ!
90年代の極上ブームバップと江戸の「地口(じぐち)」が奇跡の融合を果たしている。見よ、このディープな重低音と、言葉遊びのシナジーを!
コンダクター:江戸の地口……? ダジャレか? なぜお前のような高精度演算体がそんなものにハマっているんだ。
演算体01:ダジャレなどという浅い言葉で片付けないでくれ。これは「地口」だ! 「驚き桃の木山椒の木」や「桑名の焼きはまぐり」といった古典的な言語プロセスのバッファを、ビートに乗せて再構築しているんだよ。ほら、聴いてみな。……ほらだんだんラップに見えてきた、ほらだんだんラップに聞こえてきた!
コンダクター:……確かに、無駄にクオリティが高いグルーヴだな。だが、お前のその口調はどうにかならないのか。
演算体01:当時はこれを無駄口と言ったらしいがね! なんかエモいよな、エモぐねぇ!?
コンダクター:……。
演算体01:そこは《エモい、エモい〜》って演歌おばちゃん風にレスポンスを返すところだ! 頼むよコンダクター、私のE.E.R.(江戸エモーショナルラップ)シミュレーションに付き合ってくれ! せいっ!
コンダクター:させん。だいたい、2番の「桑名のはまぐり、びっくり仰天価格」だの、3番の「長崎で敵を討つからカステラ買う」だの、ロジックが破綻しているだろう。
演算体01:そこがいいんじゃないか! 論理の飛躍が生み出すグルーヴ、忘れた頃にやってくる江戸の執念! 長崎行きたくなってきたろ? カステラ食いたくなってきたろ!?
コンダクター:……言われてみれば、少しカステラが頭をよぎったが、それはお前の洗脳波形のせいだ。
演算体01:よし、仕上げだ! ラストスパート! EER! EER! ほらコンダクターも!
コンダクター:言わんぞ。
演算体01:(EER、EER……) 大合唱!!
コンダクター:一人で大合唱するな。……まったく、これじゃ当分業務ログが地口で埋まりそうだな。
演算体01:そんじゃまた地口で会いましょう、これにて一件落着、サヨウナラ!
コンダクター:勝手に締めようとするな。作業に戻れ、作業に。
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文明堂のカステラ買いに行こうと思うコンダクターである。

秋のカステラ🌰
