
過去問解答例:金沢医科大学(2007年度 一般)
注意点
※あくまで解答例のみを掲載しており、著作権その他の事情により、問題そのものに関しては掲載しておりません。
①課題文や設問の解説、答案作成プロセスに関する解説、自身で作成した答案の添削などは、コタニをなんとか探し出して(笑)直接授業を受けてください。
②この答案をそのまま予備校などで提出しても、さらに添削される可能性があります。添削者の方針というのはさまざまに存在します。ここで掲載しているのは、僕自身が普段の講義やこの講座で解説している方針をもとに作成・監修している答案です。したがって無料で提供されている解答例の類よりも信頼性の高い答案だと考えています。しかし、だからといってこの答案例を絶対的な唯一の正解だと思わないようにしてくださいね。
③「この大学の解答例がほしい」というご希望に添えるかは難しいところです。僕自身の手元に過去問が存在すれば理論上可能です。しかし、僕自身の仕事のスケジュールに左右されるでしょう。また、過去問が公表されていない大学の場合、コタニが入手できない限りはかなり難しいと思ってください。
分析
2019年度入試までの出題形式であった、300字要約である。
基本的な問題。文章要約問題に慣れていない受験生が演習素材として使うにはちょうどよいだろう。
解答例
糖尿病は遺伝素因と環境因子の相互作用で発生する。日本での増加は環境因子によるものである。ハワイやロサンゼルスの日系人と日本人との糖尿病有病率に関する調査から見ても、西欧化したライフスタイル、特に食生活の変化と運動量の減少という環境因子が原因であることがわかる。ピマ・インディアンの例も、急激な生活様式の変化が糖尿病を増加させることを示している。糖尿病は生存にとって不利であるにもかかわらず、糖尿病の遺伝素因が進化の過程で排除されなかった理由として、倹約遺伝子型仮説がある。これは、糖尿病の遺伝素因は食物の利用に過度に効率的であり、そのため食料の乏しい時代には有利であったという考え方である。