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Photo byhiiro_archive153

立ち止たっおみたら、たしかに「あい」だった

    凪砂いる

    日曜日の昌䞋がり。リビングのひんやりずした空気にオレンゞ色の光がさしこむ。
    䞉人家族が、䞉者䞉様にここぞ集たり奜きなこずをしおいる。
    たたに他愛のない話をする。ずきには喧嘩もするがなぜかその空間はふわりず暖かい。
    私が枇望しおいた「あい」は立ち止たっおみたら確かに存圚しおいた。

    こんな穏やかな午埌を過ごしながら、ふず思い出す。
    私がこの「あい」に蟿り着くたでのこずを。

    昔、アラサヌだった私は、䜕を考えたのかゆるい婚掻ずいうか話し盞手が欲しく、婚掻サむトにアクセスした。画面にランダムに衚瀺されたそのプロフィヌルは、写真もなく、内容は無骚なメッセヌゞ。普通だったらスルヌするだろう。
    ただ、その䜕も『映え』も䜕も気にしおいない食らなすぎるものに惹かれ、メッセヌゞを送った。

    話しおみるず偶然にも家は近く幎も近い。話しおいるうちに䜕かが合う。自分のたたで話せる。䌚っおみたら、あたりの食らなさにふっず芪近感が湧いた。
    あっずいう間に付き合い始めやがお結婚し、子䟛も生たれ十数幎の時がたった。

    私はずっず、誰かの顔色をうかがわずにいられる堎所を探しおいた。
    話すにも顔色をうかがわず、蚀葉を遞ばずにいられる堎所。
    ただ「ここにいおいい」ず思える堎所が欲しかった。それが「愛されたい」ずいう願いだった。

    か぀おの私は、家でも顔色をうかがっおいた。
    蚀い方ひず぀で、芪に激昂されるこずがあった、い぀のたにか、盞手の機嫌を読み取る癖が染み぀いおいた。
    結果を出しお耒められなければ、特別な䜕かがなければ芋おもらえないし、愛されないず思っおいた。

    それが、私がいくら家事が苊手でもたたに怒り、ため息を぀きながらも䞀緒にいおくれる倫。
    そしお、デコボコでうたく接するこずができおいないかもしれないのに「お母さん、だいすき」ずニコッずしおくれる息子。
    ああ、私は、ここにいお、いいんだ。

    最近、やっず腑に萜ちる感芚があった。
    これが、「あい」なんだ。

    特別なものはなくおいい。私のたたで安心しおいられる堎所。

    豪華な愛の蚀葉もドラマチックな展開もいらない。ここにいるだけでいい。安心できる堎所。ただ、この平和な日垞こそが欲しおいた「あい」だった。

    昔の私が求めおいたのは䜕だったんだろう。でも、今ならか぀おの私にも蚀える。
    「『あい』も『居堎所』も芋぀かったよ」ず。

    立ち止たっおみたら、私の求めおいた「あい」は、思いがけないほど静かな堎所にあった。手の届く、すぐ近くに。

    私は、芋぀けた「あい」ず共に生きおいく。静かだけど、安心できる家ず、家族ず䞀緒に。


    モノカキングダム初めおの挑戊

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    創䜜ず日々の゚ッセむを曞く、限界母系物曞きクラゲ著曞『短い恋のはずだから』『曞くず、たゆたう』コヌヒヌは燃料。蚀葉は呌吞。 ☕掻動䞀芧☕ https://lit.link/iru_nagisa Amazonア゜シ゚むトプログラム参加䞭

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