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小説「あっずほヌむ♡Return」①芞術家の嚘を想う䞍噚甚な父芪の愛

    本日月15日より、䞀話読み切りの連茉短線小説「あっずほヌむ♡Returnリタヌン」を投皿したす 前䜜「LOVERS 新時代の綺矅星線」の続線ずしおもお楜しみいただけたす

    今回の䞻人公は、画家の嚘を持぀氎沢庞平みずさわようぞい。圌は幌少期から退職するたで野球挬けだった男。厳しいスポヌツ界や瀟䌚のルヌルに埓っお生きおきた圌の耳に、芞術肌の䞀人嚘、さくらが遠くの地で結婚、出産したずいう情報が飛び蟌んでくる。庞平は結婚盞手の男が、あくたでも「芞術家仲間」を貫いおいたはずのリオンだず聞いお心配になる――。




    第䞀話心配性の父芪ず、芞術家ずしおの決意を胞に抱く嚘の物語


     さくらが子䟛を産んだず颚のうわさに聞いた。だが俺は手攟しに喜べないでいる。なぜなら、結婚盞手がずっず、芞術仲間だず聞いおいたあの、音村リオンだからだ。

     結局のずころ、さくらずは仲間であっお恋人でもなんでもない、ず蚀い匵っおいたあい぀も男だったずいうわけだ。さくらのこずを奜きになり、蚀い寄り、抌し倒しお子䟛をはらたせた。結婚しおくれたからいいものの、さくらは半ば匷匕に抌し切られたのではないか。そんな疑念を拭えない。

     最初は、第二の喫茶ワラむバ誰でも奜きなだけいられる憩いの堎を䜜るず蚀っおいたから、それは玠晎らしいず俺も思っおいた。だけど蓋を開けおみれば、どうやらその掻動は、リオンのピアノずさくらの絵をコラボしお、倩囜みたいな䞖界を築くこずを目的ずしおいるらしい。あくせく働く人間を芋䞋し、そんな泥にたみれた暮らしはさっさず手攟し、ここで自絊自足の生掻をしよう、毎日楜しく暮らそう。そういうコンセプトを掲げお人を集め、お氣楜に暮らしおいるのだずか。

     その思想は、はっきり蚀っお俺たち䞖代の人間を愚匄する、邪教ずも蚀えるもの。それをリオンが提唱し、さくらが掗脳された挙句に子䟛たで産たされたのだずしたら  ず思うず、怒りが収たらないのだ。

     そんな俺を芋お、呚りは萜ち着くようにず蚀う。実際、さくらずその子䟛を芋おきたリオンの兄、ナヌゞンは「幞せそうにしおたしたよ」ず笑顔で俺を諭しに来る。幞せにしおるならいいか、ず俺だっお思いたかった。でも、その埌に続いた、「冬月ふづきはやっぱり救䞖䞻でした。䞀歳を前にしお、その存圚だけであんなにも呚りを癒せるんですから」ずいう蚀葉を聞いおその思いは吹き飛んだ。

     は 救䞖䞻 さくらずリオンの子が なに寝がけたこずを蚀っおんだ 赀ちゃんは赀ちゃんだろう

     芪戚になっおしたったナヌゞンに蚀い攟぀にはあたりにも刺激が匷いず思い、その堎ではぐっず飲み蟌んだが、結局苊しくなっお俺は今、ワラむバのカりンタヌに座り、店䞻に愚痎をこがしおいるずいうわけだ。圌は高校時代の野球郚の、ふた぀埌茩。遠慮のない物蚀いには腹が立぀こずもあるが、なんだかんだ蚀っおこい぀に話すずスッキリしおしたうから䞍思議だ。

    「なぁ、倧接。お前だっおそう思うだろう」

    「たぁたぁ、センパむ。そう錻息荒くしなくおも。いいじゃないですか、別に。圌らのおかげで、今こうしお再び電氣が䜿えるようになったんですから」

    「お前たであい぀らのおかげだっお蚀うのかよ。電氣が䜿えるようになったのは、芞術の力でもなんでもねえ。囜が、いかれちたった発電所をメンテナンスしお再皌働させたからだ」

    「たぁ、みんなそう蚀いたすけどね  」

     倧接の曖昧な返答に玍埗できず、「フンッ」ず錻を鳎らす。

     少し前たで、昚今のAI需芁ず猛暑による電氣䜿甚量の急増が原因で党囜の発電所が悲鳎を䞊げ、玄䞀幎に枡り、ほずんど電氣が䜿えないずいう異垞事態に陥っおいた。だが、倧接曰く、それに終止笊を打ったのが、さくらや音村兄匟ら、芞術家だずいうのだ。リオンのピアノずナヌゞンらが匟くギタヌの音が街䞭に共鳎しお、あらゆる電化補品に電氣を送った。それがきっかけずなり、现っおいた送電網が埩掻、人々は生掻に困らない皋床の電氣を再び䜿えるようになったのだ、ず。

     しかし、そんなファンタゞヌ、誰が信じる
     俺の反論は続く。

    「じゃあ、お前は芋たのかよ ギタヌの音が家電を動かすさたを」

    「芋たしたよ ナヌゞンくんのクリスタルギタヌはもはや、電氣コヌドなしに音が出る。最初は驚きたしたけど、たぁ、電池で動く仕様に倉わったんだず思えば、別におかしなこずはないですよ」

    「  昔っから、お前は普通じゃないず思っおたけど、それは今でも倉わらないんだな」

    「倱瀌っすね、センパむも盞倉わらず。どうせ耒めるなら、元キャッチャヌの遞球県が生かされおるずでも蚀っおほしいもんです」

    「ふんっ  」

     ここで、今たで俺たちの話を黙っお聞いおいた䞀個䞋の埌茩、野䞊が話に入っおくる。圌もたたここの垞連だ。

    「氎沢先茩、そうやっお想像でモノを語っお腹を立おるのは良くないず思いたす。おれなら事実をこの目で確かめに行きたすね。おれ、迷ったら『しないより、する』がモットヌなんで」

    「確かめに行く ぀たり俺に、犏岡に飛べず」

    「ええ  。だっお、嚘さんが心配なんでしょう 俺だっお、嚘の遞ぶ男がしょうもないや぀だったら䞀蚀二蚀、いいたすよ。たぁ、蚀ったっおうちの舞むすめは聞きはしたせんけどね  」

     静かにコヌヒヌを飲む野䞊の暪顔を芋おいたら、ここでグチグチ蚀っおるだけの俺が小さく思えおきた。

     自分の手元、空のコヌヒヌカップを芋぀めおいるず、カりンタヌの向こうから再び倧接が話しかけおくる。

    「䞀人で行けないっお蚀うなら、おれが䞀緒に行きたしょう。同行いたしたす」

    「はぁ い぀俺が䞀人で行けないっお蚀った それに、なんでよりによっお倧接なんだよ」

    「顔に曞いおありたすよ 䞀人でリオンを説埗できる自信がないっおね。でもおれなら䜕床も圌らに䌚っおるし、犏岡のワラむバがどんな環境かもわかっおるんで、通蚳になれたす」

    「    」
     カッずなっお立ち䞊がったが、にこにこ顔の倧接に芋぀められたら、い぀のたにやら怒りがどこかぞ行っおしたった。

     圌の蚀うずおりだった。おれは倚分、リオンず察面しおもたずもな話し合いが出来ない。ただ喧嘩腰になっお怒鳎り散らしお終わるのが目に芋えおる。倧接もそれがわかるから提案しおくれおいるのだろう。

    「  そこたで蚀うなら、分かった。お前にも来おもらう。ただし、俺の味方をしろよ リオンの肩を持ったら承知しねえからな」

     しかし倧接は、俺の脅しに応じるこずなく静かに埮笑むだけだった。


    ◇◇◇


     䞀日䞀䟿だけの飛行機で東京から犏岡に降り立った俺ず倧接。季節はい぀の間にか秋に移ろっおいたが、䟋幎の暑さのせいか、街路暹は色づくこずなく未だ青々ずしおいる。

     倧接の案内で電車ずバスを乗り継いで、犏岡の『ワラむバ』を目指す。乗車時間が長くなるに連れ段々ず建物が枛り、最埌には山ず田畑ばかりになっおいた。

    「ほんっずに䜕もねえずこなんだな  」

     郜心郚で生たれ育ったさくらが、こんな鄙びたずころで田舎暮らしできおいるのか、それがたず頭をよぎる。盎埌、それすらもリオンの䞀存で決たったこずで、倧人しいさくらはただ銖を瞊に振るこずしか出来なかったのでは ずいう思考に囚われ始める。

     道䞭、倧接ずはほずんど話さなかった。さくらやリオンのこずを根掘り葉掘り聞くこずはできたが、そんな前情報を入れおも䜙蚈なフィルタヌがかかるだけだず思い、質問を控えた。

     がんやり車窓を眺めおいるず、ようやく目的のバス停名がアナりンスされる。ブザヌを抌しお荷物を持ち盎し、停車を埅っお降りる。

     ワラむバは、そこからさらに十五分ほど歩いたずころにあるずいう。
    「倧接はこんな堎所たで䜕床も来たのかよ 正氣じゃねえな  」

    「氎沢センパむずもあろう方が、移動だけでもう音ねを䞊げおるんですか」

    「  んなわけあるかよ」
     からかわれおカチンず来た俺は、元氣をアピヌルするために倧接を走っお远い抜いた。倧接はゆっくり着いおくる。


    


     ワラむバに到着するず、庭先でさくらが子䟛を遊ばせおいた。俺に氣づくず「あ、お父さん」ず声を䞊げ、手を振った。

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    「お父さん、それから理人りひずマスタヌ。遠方からようこそいらっしゃいたした。ゆっくりしおいっおくださいね」

     その衚情から、さくらが無理をしおここで暮らしおいるようには芋えなかった。䞀歳にも満たない子䟛が母芪であるさくらのそばで嬉しそうに笑顔を振りたいおいる様子を芋おも、そこに窮屈な空氣は感じられなかった。

    「ほら、お父さん。初孫の冬月ちゃんよ。抱っこしおみる」

    「  いや、いいよ。遊んでる邪魔はしたくないし」
     抱き䞊げるのは遠慮したが、代わりにかがんで目線を合わせる。

     その顔は、小さい頃のさくらにそっくりだった。思わず笑みが溢れ、自然ず手を差し䌞べる。するず、冬月は俺に近づき、差し出した手の䞊に小さな手を重ねた。

    「じいじ あそが」

    「え この子、もう喋れるのか   ただ䞀歳にもなっおないんだろう」
     突然のこずに驚きを隠せず、さくらに助けを求める圢で芋䞊げた。

    「うん。なんかね、成長が他の子より早いみたいで」

    「いやいや、それにしたっお早すぎるだろう」
     そのずき、ナヌゞンの語った「この子は救䞖䞻」ずいう蚀葉が蘇っおハッずする。

    たさか  。救䞖䞻だから成長スピヌドも特別だっおのかよ だけど、芋た目は普通の赀ちゃん。本圓に、䞖界を救う力があるなんお、信じられない  。
     
     そのこずに぀いお尋ねようか迷っおいるず、建物の方からピアノの音が聎こえおきた。
    「  あれは」

    「あぁ、リオンくんが  倫が匟いおいるの」
     さくらは少し恥ずかしそうに蚀った。
    「結婚しおからは、䌚うの、初めおだよね。案内するわ」

     さくらのあずに続く圢でアトリ゚に赎く。いよいよ、リオンずの察面だ  。

    「センパむ、リラックスしおくださいよ」
     肩に力が入っおいたのか、倧接に肩を揉たれ、その手を払う。しかし、邪険にしたのに倧接は面癜そうに笑っおいる。その様子に腹が立ったが、ピアノの音が倧きくなっおきたので深呌吞をしお心を萜ち着かせる。

    「リオンくん。お父さんたちが到着したわ」

     さくらが声を掛けるず、リオンは挔奏をやめおこちらを䞀瞥した。立ち䞊がりながら「ようこそ、アトリ゚ぞ」ず蚀っお握手を求めおきたので、力匷く握り返す。ピアニストの手は華奢だず思っおいたのに、意倖にも筋肉質だったので驚く。
    「あるのは自然ばっかりだけど、ここにいる間はゆっくりしおっおください」

    「あぁ  」
     結婚おめでずうずか、出産おめでずうずか、祝いの蚀葉を蚀うべきなのは分かっおる。しかし、どうしおも声にならなかった。それを芋かねた倧接がすかさずフォロヌを入れおくれる。

    「センパむ、緊匵しおるみたい。ホントは二人の幞せを祝いに来おるっおこず、分かっおやっおね」

    「あぁ、そう。そうなんだ  。おめでずう  」
     かろうじお声に出すも、なんだか自分らしくないなず感じた。

    どうした、俺   リオンに蚀っおやりたいこずがあるんじゃなかったのか  
     咳払いをしたあずで芚悟を決めた俺は、䞀氣に思いの䞈をぶ぀ける。

    「なぁ、リオン。お前はずっず、さくらずはただの『同志』、『芞術家仲間』だず蚀っおいたよな なのに、どうしおこんなこずになった さくらもさくらだ。どうしおフラットな付き合いから芪密な関係になろうず思った   やっぱり、男ず女は䞀緒にいれば結び぀くもの。本胜からは逃れられなかったっおこずなのか もしそうならはっきり蚀っおくれ。それならそれで構わない。俺だっお䞀人の父芪だ。女を愛し、子を蚭け、育お䞊げるこずは、男ずしおはごく自然なこず。それを吊定する氣は䞀切ない。俺が確認したいのは、䞀点だけ。もし、リオンだけが『男』になっお、さくらを『同志』から『自分の女』にしようず無理匷いしたなら、俺はそんなリオンを蚱すわけにはいかない。今すぐ二人を別れさせる。その぀もりで今日はここに来た」

    「  お父さん」
    「  氎沢さんの蚀うこずは間違っおたせん」

     二人は同時に蚀葉を発したが、リオンはなにか蚀いたげなさくらを制し、自らの口で語り始める。

    「  ただ、これだけは蚀わせおください。おれはさくらを心の底から愛しおいたす。生たれおきた冬月も愛しおいたす。圌女を同志だず思っおいるこずも倉わらない。けれど  さくらはどこたでも自由です。おれは圌女を、自分の女だなんお思っおない。もし、さくらがここを出おいきたいず願えば止めはしたせん。䞀人で掻動したいず蚀えば、それも受け入れたす。それが、おれの愛し方です」

    「  どういう、意味だ 男なら  結婚したなら守り通す。それが筋っおもんじゃねえのかよ」

     やっぱりこい぀はダワな男。さくらを良いように口説き萜ずしおそばに眮いおいるだけ。拳を付き出そうかず思った時、リオンが再び口を開く。

    「もし、その拳を突き出しお暎力に蚎えるなら、ここから出おいっおください。力づくで盞手をねじ䌏せるやり方は、ここでは非垞識に圓たりたすから」

    「     䜕が非垞識だっ  」
     反射的に拳が出かかった瞬間に倧接に止められる。

    「センパむ、ここは芞術家の集い堎ですよ。うちのワラむバずは、『共通蚀語』が違うんです」

    「じゃあ、䜕だったら通じるっおんだよ」

    「愛ず調和」
     リオンが、さも圓たり前のように蚀った。そしお、足元にいた冬月を抱き䞊げるず、䞀緒に再びピアノの前に座った。

     ポロン、ず匟いたのはリオンではなく、冬月だった。その、あたりにも矎しい音色に目が芚める。それを補助するようにリオンが旋埋を奏でる。

     たるで、倩囜にワヌプしおしたったかのような、脳が溶けるような感芚になる。殎ろうなどずした自分がちっぜけに思え、氣付けば二人の挔奏に聞き入っおいた。

    これが、リオンの匟くピアノ。そしお、その膝の䞊には救䞖䞻  。なるほど、たしかに只者じゃない、この二人  。

     感心したのも぀かの間、消えおいたはずの郚屋の電氣が誰も觊れおいないのに点灯し、さくらの描いたキャンバスの絵が薄がんやりず光を垯び始めるずいう、超垞珟象が起きる。

    「もしかしお、ピアノの音で電氣が   絵が光った  」
     倧接の顔を芋るず、圌はニダリず笑いながらうなずく。

    「ね、蚀ったずおりでしょう これが圌らの芞術の力。新しい時代を牜匕しおいく原動力なんっすよ。たぁ、おれは聞いただけで、詳しいこずは䜕も知りたせんけどね」

    「    」
     詳しいこずは知らない、ず倧接は蚀った。けれど倚分、「蚀葉では衚珟できない」が正しいんだろう。俺も、今芋たこずを誰かに䌝えようず思っおも、なんお蚀えばいいかうたい蚀葉が出おこない。

    「お父さん。頭で考えちゃだめ。感じるのよ。  倚分、野球ず同じ。バットを振るずきっお、䜓が勝手に動くんでしょう その感芚に近いず思ったらいいよ」

     さくらに蚀われ、劙に玍埗する。俺はずっず、瀟䌚人野球チヌムに属しおいた、根っからの野球人。さくらはそれを知っおいるから、敢えおそのような䟋えを持ち出しおくれたのだろう。

     嚘は続ける。
    「ここはね、芞術的胜力を持぀人たちが、それぞれの埗意を差し出しお癒し合う堎なの。それを、倩囜のようだずか、珟実離れしおるずか蚀う人は倚いけど、私たち芞術家にずっおはここが䞀番居心地のいい堎所なの。そしお、ここみたいに愛ず調和に溢れる堎所が党囜に広がればいいなず思っお、リオンくんず二人  いえ、これからは冬月ちゃんも䞀緒に掻動しおいこうず思っおるの」

    「そうか  」

     すぐには受け入れられそうになかった。ただ、さくらずは根本的に生き方に察する考え方が違うのだずいうこずを、これを機にはっきりず突き付けられた氣がした。

     嚘たち芞術家ず俺たちずは、はじめから生きる䞖界が違った。そんな圌らは、俺たちの䜜り䞊げた䞖界から離脱し、自分たちが心地よいず思う「王囜」を䜜り䞊げおひっそりず暮らす道を遞んだ。それが圌らの『生き残り戊略』なのだずしたら、わざわざ連れ戻そうなどず、野暮な行動に出る必芁はない。

    「  さくらが幞せなら、俺はこれ以䞊なにも蚀うたい」

    「ええ。私、ずっおも幞せよ」
     自然にこがれた笑みを芋お、これなら倧䞈倫だず安堵する。

    「リオン、これからもさくらをよろしくな  」
     今床はこちらから握手を求めるず、圌は「はい」ず力匷く答えたのだった。


    ◇◇◇


     ワラむバでひずしきり芞術掻動を䜓隓した俺たちは、䞀泊したのち、再び『喫茶・ワラむバ』のある埌玉に戻った。

     その埌、『喫茶・ワラむバ』で俺の目に映った芞術家の姿は党く違っお芋えた。圌らが生み出しおいるのは、圢あるものではなく「心地よい空間」。それが分かっおからずいうもの、ワラむバの壁にかかるさくらの絵を芋るたび、あの日犏岡のワラむバで䜓隓した、倩囜のような心地よさを思い出すのだった。


    シリヌズ第話はこちらから


    このシリヌズの原䜜、小説「あっずほヌむ」ずは

    深く傷぀き孀独を抱えた倧人たちが、血の繋がりを超えた「新しい家族の圢」を暡玢し、互いを支え合いながら自分自身の幞せを芋出しおいく再生の物語です。


    物語の舞台、喫茶『ワラむバ』はこんなずころ



    💖本日も最埌たで読んでくださり、ありがずうございたす(^-^)💖
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