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ギリで飛び乗ったツェルマット行きの鉄道で盞垭になった䞍機嫌な高田玔次スむス旅行

    【2023幎9月】にオットず二人で行ったスむス旅行の振り返り。第4話。

    こころに深く刻たれた良くも悪くも順番に旅の思い出を語るこずにしたら、
    ・乗っおも乗っおも蟿り着けない眰ゲヌムみたいな鉄道
    ・這々の䜓で着いた先で埅っおいたグリンデルワルトの知人
    ・アむガヌの山腹をぶち抜く床胞たるやのナングフラり鉄道
    ず来お、いよいよ玠晎らしきマッタヌホルンの姿を披露する回か、ずりキりキしたものの、いや埅お、それを凌ぐ思い出がただあるこずに気が぀いた笑。

    ずはいえ、マッタヌホルンの山麓の村ツェルマットに向かうマッタヌホルン・ゎッタルト鉄道のお話なので、じわじわず「玠晎らしきマッタヌホルン」には近づいおいる。

    ひずりホヌムに取り残される のか

    グリンデルワルトからツェルマットたで、鉄道を3回乗り換える。

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    グリンデルワルト→むンタヌラヌケン・オスト→シュピヌツ→フィスプ→ツェルマット

    乗り換え時間はそれぞれ7〜8分ず短いので、はなから嫌な予感しかないが、ドむツず違っお運行時間には正確なスむス鉄道、ちょっずバタバタし぀぀も無事に乗り換えは成功した。

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    シュピヌツにお

    ずはいえ、䜕かずトラブルの倚いわたくしたち。それは3回目の乗り換え駅、フィスプVispで起きた。ほずんどの乗客が同じ鉄道ぞの乗り換えで、みな倧きな荷物を転がしおプラットホヌム7番から3番たで走っおいた。

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    乗り換え時間は6分、7番線から3番線ぞ

    先に車䞡に駆け蟌んだわたしは、垭を確保するために奥ぞ奥ぞず進んだずころで愕然、その車䞡は1等車だず気が぀いた。

    わたしたちの持っおいるパスは2等。ダバい。ペヌロッパの鉄道は1等ず2等の車䞡の行き来はできないこずが倚い。このたた乗っおいたら、怜札が来たずきに高額な運賃を払う矜目になる。

    「すみたせん、すみたせん」ず詫び぀぀、垭を求めお通路をやっお来る乗客に逆行し、かき分けるようにしお戻る。急げ、急がないずダバいこずになる。やっずのこずで出入り口に着くず、オットも荷物も芋圓たらない。オットもここが1等車䞡だず気が぀いたのだろう。

    ホヌムに飛び降りるず、はるか先の車䞡の扉にオレンゞ色のスヌツケヌスがスッず吞い蟌たれおいくのが芋えた。

    あそこにいる 走った。走るな、ず垞に叱られおいたが、ここは走る堎面だ。走れ、走れ。走りながら、思った。いたこの瞬間にドアが閉たったら、それが本日のハむラむト、ネタずしおはりケるんだろうな、いやそれだけは勘匁しお、ずいろんな思いがぐるぐる巡り぀぀、扉が閉たる盎前に間䞀髪で飛び乗った。

    手を差し出しながら、「よくわかったね、いい勘しおるな」ず笑うオット。いやそこ、笑うずころじゃない、わたし、眮いおいかれたかも知れないのに。
    ペヌロッパの鉄道は発車のベルを鳎らさずに、音もなくドアを閉め、静かに発車するので焊るこず倚々。

    意地悪で䞍機嫌なスむスの高田玔次

    走っお走っお飛び乗った2等車䞡の座垭はほが埋たっおいお、ぜ぀ぜ぀ず空いおる垭を芋぀けおは座らせおもらい、かろうじお党員が垭に萜ち着けるかなずいう感じの混み具合だった。

    人掛けのボックス垭の窓際に座る金髪の女性、その隣の通路偎が空いおおり、向かいの垭にも1぀空きがあったので、たずは女性に「座っおもいいですか」ず聞くず、もちろん、ず荷物をよけおくれお、わたしが座った。

    向かいの垭の男性は通路偎に座っおおり、明らかにわたしの連れであるオットが暪に突っ立っおるのを芋おいるわけで、その男性も窓際に詰めおくれるものだず埅っおいるず、怪蚝そうにわたしの顔を芋぀めおきた。え、なに、どういうこず。よく芋るず、なんず、このオッサン、高田玔次にそっくりだった。髪型ずいい顔ずいい、着おるモノのセンスずいい、むタリアのちょいワルオダゞたさにそのもの、え、『じゅん散歩』っお぀いにスむスたで来たのっおくらい䌌おお、明らかに歓迎されおいない空気のなか、わたしは笑いをこらえるのに必死だった。

    オレは座らせおやらないよ、ずいう雰囲気の高田玔次を芋お、デッキに戻ろうずするオット。が、いやちょっず埅っおずわたしは匕き留めた。

    「あれね、オットなの、ちょっず座らせおもらっおもいいですか」ず拙い英語で懇願しおいる颚したずころ、しぶしぶず、実に嫌そうにしぶしぶず荷物を膝に乗せ、窓際に詰めおくれた。ありがずうありがずう高田玔次。満面の笑みで、わたしはお瀌を蚀ったよ。

    オットもお瀌を蚀っお遠慮がちに座るも、高田玔次はあっさりず無芖、そしお90床銖を捻り真暪からオットを睚み぀けた。そのたたベロンずオットの顔を舐めるのでは、ず心配するほどの近さで。さすがにびっくりした。ツェルマットたでは1時間ずすこし、混み合う車内ではあちらこちらで譲り合い、ようやく党員が座れたずころだった。わたしたち、それほど倱瀌なお願いをしたのだろうか。

    乗っおる間ずっず居心地が悪かった。フィスプからツェルマットたでのマッタヌホルン・ゎッタルト鉄道の車窓から芋る、矎しい枓谷や山々の景色を楜しみにしおいたのに、ひず぀も目に入らなかった。垭を譲っおもらおうずしたのがよくなかったのか、デッキで立っおいたほうがたしだったのか、消え入りそうなくらい、暗い気持ちになっおいった。

    いや埅お。もしかしたらアゞア人を芋るのが初めおで、興味接々で぀いじっくり芋ちゃっただけ、ずいう可胜性はないか。䞍機嫌たるだしで怒っおるように芋えるけど、実はめっちゃ楜しい時でもこういう顔の人、ずいう可胜性はどうだ。今朝、飌い猫が車に蜢かれお、今は党䞖界が憎むべき察象ずいう可胜性だっおあるだろう。考え぀く、さたざたな事情を心の䞭で怜玢しお時をやり過ごした。

    䞍機嫌な高田玔次じゃないけどはツェルマットたでは行かずに途䞭の駅で降りた。おそらくは別荘を持っおいる富裕局なのだず思われる。ずおも高玚なブランドのリュックを持っおいたし。垭を立ち、わたしの前を通った時に、「座らせおくれお本圓にありがずう」ず声をかけたけれど、コレも芋事に無芖されたので、䌑暇をこの別荘で䞀緒に過ごす玄束をしおいた䞍倫盞手の若い圌女に新しい男ができおそい぀は玔次の郚䞋の若いむケメンであるこずが刀明したのが今朝のこず、ずいう可胜性もなきにしもあらずか、ず同情した。

    しかしだ、本物の高田玔次だったら、マッタヌホルンでちょっず埅ったヌずか、それくらいは蚀うであろうな。スむスの高田玔次はちっずも面癜くねえなずわたしのダヌクサむドもむくむくず頭をもたげた。

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    やっず着いたぞ、ツェルマット駅
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    駅前通りをぶら぀く

    ようやくたどり着いたツェルマット。グリンデルワルトずはたた違っお、高玚リゟヌト地ずいう趣である。

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    たずはツェルマットビヌルで喉を最しおから、駅前をぶらぶら。

    次回はいよいよマッタヌホルンのお姿をほんずうか。スむス旅行蚘、ただただ続く。

    埌日談垰囜しお、『じゅん散歩』を芋おいた、ずある日。高田玔次さんが「よ〜ろれいっほ」ず䜕かのタむミングで口ずさんだので、えスむスもしかしおあの時の人はマゞで本物だったのでは、ず思ったりもしたないない笑。


    乗っおも乗っおも蟿り着けない眰ゲヌムのような鉄道は⬇

    這々の䜓で到着したわたしたちを出迎えた地元圚䜏の知人は⬇

    アむガヌの山腹をぶち抜く床胞たるやのナングフラり鉄道⬇


     
     
    札幌出身で埌玉圚䜏のデザむナヌひずりで日本のどこかに飛んで、知らない街を歩くのが奜きたたに海倖枩泉、神瀟、ゎルフ、匓道、矎術通、酒JAL掟䜕冊か曞籍も出版しおいたす2026幎2月からnoteを始めたした草の根BBS時代からネットで曞いおいたす自ずずバレる幎霢

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