メインコンテンツへスキップ
見出し画像

魔族の歴史(誕生から「共存のための戦争」まで)

    賢者エーヴィヒの「永遠の命」の研究により、魔導具「水鏡の悪魔」が作られ、複製体が生まれました。

    画像

    複製体には心がなかったため、エーヴィヒは心の働きを精密に模倣させました。

    画像

    けれども、心の働きを模倣するだけの複製体は、言葉を「人を理解するため」ではなく「人を利用し、欺くため」に使い始めました。

    画像

    そこで、エーヴィヒは複製体から言葉を奪い、一目で複製体だとわかるように姿も変えました。

    そして、エーヴィヒは「支配の石環」をつくり、複製体を支配し、人類に使役させることにしました。

    画像

    ここまでの経緯は別の資料にも記されています。

    これより先の歴史は史料が発見されていないため、憶測の域を出ません。

    複製体が作られた後も、「永遠の命」の研究は続いていました。

    ある時、複製体を元にした「魔族」と呼ばれる存在が生まれました。

    エーヴィヒの意図なのか、他の誰かの意図なのか、あるいは事故だったのかもしれません。

    当初は、魔族も複製体と同様に「支配の石環」によって人類に支配され、人類に使役されていました。

    しかし、それもそう長くは続きませんでした。

    もともと複製体のためにつくられた「支配の石環」は、魔族に対してはそれほど有効ではなかったのです。

    画像

    魔族は人類の支配から徐々に離れて、独自に発展してゆきます。

    そうした中で一人の魔族の王「魔王」が現れました。

    魔王は「魔族と人類の共存」を望みました。

    しかし、人類にとって魔族は「言葉の通じない猛獣」でした。

    そのため、魔王の願いが叶うことはありませんでした。

    そして、魔族を人類への隷属から解放し、魔族が人類と対等な関係を結ぶための「共存のための戦争」が始まりました。

    この大戦争は、勇者によって魔王が封印されたことにより、人類の勝利で終わりました。

    そして、魔族は絶滅の淵にまで追いやられることになったのです。

    画像

    村に伝わる歴史書にはこのように記されております。著者ですか?数多いる無名の歴史家の一人でございます。どこまでが事実なのやら…、すべて作り話なのかもしれません。報酬と言っても、こんなものしかありませんが、それでもよろしいので…


    ※賢者エーヴィヒと「水鏡の悪魔」に関する考察

     
     
    『葬送のフリーレン』の読解と考察をしています。「ヒンメル達はクヴァールを倒せなかったのに、どうやって魔王を倒したの?」等、疑問を感じた方はぜひ。記事はマガジンにまとめています。質問箱あり〼 短歌つくってます