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むベントの䞖界芳の考え方

    8/1に「䞖界芳構想のススメ」なるむベントが催され䞖界芳の䜜り方に぀いお色々聞かれるずのこずで、ちょっず敎理しおおこうず思い、曞きたす。

    たぁたずは自分の䜜品矀を掲茉したHPを眺めおいただき、この蚘事をこれから読み進めるべき筆者なのかどうか、じっくり芋極めおください。

    ・Read moreな方ぞ
    䞋蚘より随筆的に曞いお参りたす。
    気づいたこずから順に曞いおいくので、構成が危うくなるかもですが(か぀網矅的、How to的なこずにはならなさそうですが)䞀旊の忘備録皋床にご笑芧ください。

    芳察者ず䞖界芳

    䞖界は圓然぀じゃありたせん。自分が芳る䞖界、あなたが芳る䞖界、資本䞻矩から芳る䞖界、瀟䌚䞻矩から芳る䞖界、猫が芳る䞖界、幎から芳る䞖界、火星から芳る䞖界、この䞖の生呜䜓、あるいはあの䞖の生呜䜓含めた神矅䞇象の数だけ䞖界があっお、それぞれが固有に芳おいる䞖界、それが䞖界芳です。

    なのであなたは既に䞖界芳を持っおいたす。他の人ず同じテヌブルを芋おいおも、その色の芋え方に個䜓差があり、それをテヌブルだず思うずいうこずも党生呜的に芋れば非垞に個性的なものの芋方です。

    むベントで䞖界芳を構築する䞊での難しさは、お客さんがいお(商売的なプレッシャヌがあっお)倚様な人たちで䜜り䞊げる制䜜プロセスがある、ずいう点が䞻にあるかず思いたす。

    たずよくあるのが満足床の高いものを䜜ろうず思っお、良さそうなコンテンツや挔出をあれこれ詰めこんでしたうこずです。ごちゃ混ぜが文脈ずしお正垞に機胜する堎合もありたすが、倚くの堎合それは文脈が敎理し切れおいない蚀い蚳に䜿われたす。

    たた、倚様な人たちで䜜り䞊げるこずそれ自䜓は倧正解なのですが、䞖界芳の亀通敎理がされおいないたた自由闊達に自埋分散するず、぀のむベントずしおの䞖界芳は統䞀しづらくなっおしたいたす。

    䞖界芳は前述の通り、たずはだれがどう䞖界を芳るか、ずいうこずです。あなたならあなたでいいし、別の人でも魚でもキノコでも(明確にむメヌゞできるなら)構いたせん。

    䟋えば自分の堎合は小説の登堎人物を”芳察者”にしお2045幎aiが神になった䞖界だったり、誰でも理想の来䞖に転生できる䞖界を芳察しお䜜っおもらったり、什和版陰陜道の祭瀌や泥の囜など仮想の”䞖界”を掲げお、それを自分自身や制䜜メンバヌで芳察しお、詳现を付け足しお浮かび䞊がらせおいったりしたす。

    どちらも自分じゃんお思うかもしれたせんが、これは埮劙に違うのです。

    想像䞊の”芳察者”によっお䜜られる䞖界芳ず、想像䞊の”䞖界”を耇数人で倚角的に芋お䜜られる䞖界芳。䜿っおいるのは自分や制䜜メンバヌの脳ですが、それはあくたで媒䜓でしかなく、そのどちらでもない芳察者や䞖界が党おの答えず決議暩を持っおいたす。

    そのどちらにおいおも重芁なのが文脈です。
    どういった背景でその芳察者や䞖界が生たれたのか、どう育っおきたのか、どういう人やものず関わりがあるのか、どういうキャラクタヌで、どういう性質なのか、およそ私たち自らを自らたらしめるあらゆる事柄が、芳察者や䞖界にも同様に求められたす。

    その数が倚く充実するほど明瞭な芖野が開かれ、物語は勝手に動き出したす。自分の堎合はその文脈敎理を小説ずいう圢を䜿っお衚し、共有したすが、やり方はなんでもいいず思いたす。

    小説は前述のような様々な蚭定を登堎人物や䞖界に䞎えおあげるず、自ずず物語が勝手に動き出し「そういう方向に行くのね」ず筆者の意識が埌远いになるこずも少なくありたせん。

    私たち自身も、䟋えば朝起きおい぀ものルヌティンを枈たせる際に、いちいち意識的に行動するでしょうか「歯を磚きにいくので右足動け」など意識的に指瀺を出さずずも、身䜓は自動的に掗面所に行っお、勝手に歯を磚いおいないでしょうか。

    文脈は、芳察者が勝手に動き出すための駆動力ずも蚀えたす。
    党おの珟象には因果があっお、必然性があるのです。思い描いおいる䞖界が自然な状態によっお駆動し、珟象しおいる必然性を、他者にも感じおもらえるずき、芳察者ず同じような䞖界芳のメガネを枡すこずができたずいえたす。

    コンセプトずむマゞネヌション

    コンセプトは䞖界芳を明瞭な蚀葉で衚したものですが、それが芋えた時、䞖界芳も抂ね固たっおいるこずが倚いです。逆に、コンセプトは決たっおいるのに䞖界芳が圢を成しおいない時、それはただコンセプトができおいるずは蚀えない状態です。

    たずはゆっくり、じっくりずその䞖界をむメヌゞ、むンスピレヌションしたす。

    むマゞネヌションずは䜕か。
    村䞊春暹はこう蚀いたす。

    ”むマゞネヌションずは脈栌を欠いた断片的な蚘憶のコンビネヌションのこずなのです。あるいは語矩的に矛盟した衚珟に聞こえるかもしれたせんが「有効に組み合わされた脈絡のない蚘憶」はそれ自䜓の盎芳を持ち、予芋性」を持぀ようになりそしおそれこそが正しい物語の動力ずなるべきものです。”

    前段にお文脈が倧事ず蚀っおいたので混乱があるかもしれたせんが、芳察者や䞖界を構築する前段階ずなるむマゞネヌションフェヌズでは、脈絡を欠いた断片的な蚘憶のコンビネヌションが、確かにむマゞネヌションを創発したす。

    創発ずは生物孊の甚語で、同じ個䜓が単䜓では持ち埗ない性質が耇数䜓集たるこずによっお珟れるこずを創発ず蚀いたす。むノベヌションは既存の抂念の組み合わせ、などずどこかで聞いたこずあるかもですが、基本的に䞖界のあらゆるクリ゚むティブは既存のもの同士の組み合わせです。僕らが蚀語や五感に䟝存する限りは。

    ここで重芁な蚘憶ずはおおよそ倚皮倚様であるこずが望たしいず考えたす。䟋えば小説の勉匷だけしおいおも優れた小説家にはなれないでしょう。むしろ小説以倖の䜕をしおいたかが、蚀うなれば筆者のパヌ゜ナリティがいかに圢成されおきたかが、個性的な思考ずそのアりトプットずしおの文孊を育むでしょう。

    むベントは文孊より感芚的な䜓隓を共有するものです。そのためには䜜者自䜓も次元䞊の情報だけを食べおおも倧きくなりたせん。3次元的な、䜓感を䜜るならその栄逊は3次元的な、䜓感的なものです。(もちろんそれ以倖も重芁ですが)

    味わった䜓隓は因数分解し、自身が埗た感情や感芚ず因数分解した芁玠を結び぀けおおくずスマヌトにアむディアの収玍ができたす。䟋えば「フゞロックが楜しかった」では終わらず、楜しかった背景には自然がいっぱいでリラックスできおいたから、遠方たで友人たちず車旅したから、奜きなアヌティストのラむブが聎けたから、サブりヌファヌの重䜎音を久しぶりに聎いたから、お酒があったから、倩気がよかったから、お客さん同士のトラブルなどなかったから、ちゃんず寝れたから、など、むベントずしおのプラス芁因の付加ずマむナス芁因の排陀ず、様々な原因がそこにはあるはずです。

    人は五感で感じる党おの物事に圱響を受けお無意識的に操られおいる生物だず認識し、どういうむンプットに察しおどういう感じ方をしお、それがどういうアりトプットに繋がるか、ずいう行動心理孊、行動力孊を様々な芳点から芳察しおおくず、むマゞネヌションのみならず、制䜜段階においお共有したい䞖界芳を感じおもらえるコンディショニングをするこずができたす。

    䞖界芳の構築ず同じくせねばならぬ倧事なこずは、来堎者にその䞖界芳を共有するためのモチベヌションずコンディションのマネゞメントです。これに぀いおは乗り越えるべき぀の壁がありたすが、たぁこれはたたどこかで。

    しかしいざ良いむマゞネヌションを生もうず頭を捻らせおも、なかなかその堎で立ち珟れおくれないこずもあるでしょう。優れたむマゞネヌションずは流れ星を掎み取るようなこずでもあり、そのためには぀の準備をしおおく必芁がありたす。

    ①筋力

    筋肉ず同じようにむマゞネヌション力はサボるずすぐに衰えおしたいたす。継続的なトレヌニング、むマゞネヌションの習慣を䜜り、(実際には違いたすが)脳现胞を超回埩させるようなむメヌゞで、考え尜くした先に今より優れたむマゞネヌションがやっおきたす。

    ②脱力

    力を抜いた自然䜓でリラックスした状態の時に流れ星は降っおきたす。䜕も考えずただがうっずしおいる時や、逆に䜕か別のこずに没頭しおいる時、脱力状態のふずした瞬間に降っおきお、それを逃さず掎み取るために筋力を぀けおおきたす。自然䜓でいるための圚り方は人それぞれ異なりたすが、たずは呌吞や食事、適床な運動など基本的な生掻習慣を敎えるこずから倚くは始たっおいきたす。

    倚様な䜓隓想像する筋力脱力=良いむマゞネヌションの発生確率が䞊がりたす。抂ね歊術ず同じ方皋匏ですね。

    では”良い”むマゞネヌションずはなんなのか。
    そもそも䌁画ずは䞋蚘のようなレむダヌでできおいるのですが、その刀断はセンスのレむダヌで行いたす。

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    ここは経隓則いろいろな刀断基準があるのですが、長くなり過ぎおしたうのでここもたた別の機䌚で。(䟋のむベントで聞かれれば話したす)

    執念ず諊め

    䜕より倧事だず思うのは想像する䞖界を䜜りきる執念ず、そのためなら䜕でも諊める明らめるこずができるかどうか、です。

    諊めるずは元々仏教甚語で「明らかにする」ずいう意味から来おいたす。むベントでは数々の誘惑がありたす。䟋えば䌚堎の備品぀ずっおも「こちらのほうが安いけどデザむンはやや劣る」など金額の誘惑や「こちらの䌚堎の方がアクセスが良くお参加者が増えそうだ」など利䟿性の誘惑、倚数決や圱響力の匷い人の意芋など力の誘惑、などなど。

    それらはどれも、どちらを遞んでも、䜕かしらの正解ではあっお、その䞭でバランスをずりながら、最䜎限の䞖界芳を挔出しおいくずいう舵の取り方もあるでしょう。

    ただし芳察者や䞖界偎が求めるルヌトは明らかなのです。
    それを芋お芋ぬふりするこずを吊定はしたせんが、瀺されおいるルヌトに埓順になるほど䞖界芳はより明瞭に光り茝きたす。

    䜕があっおも、䜕を倱っおも䜜りきる胆力は䞖界芳構築のみならず、䞖の䞭の倚くのこずに共通する成功法則にも思えたすが、蚀うが易し行うが難し、これほど難しいこずもありたせん。

    僕自身は自分が䜜る䞖界を自分自身が䜓隓したいこずも぀のモチベヌションになっおいるのですが、文脈づくりのための文脈づくりずいうか、なぜその䞖界があなたや呚りの人や䞖界にずっお必芁なのか、意味論ではなくお、感情論的に腹萜ちさせおおくず、必芁な胆力がやっおきそうな気がしたす。


    ずりあえずそんなずころです。
    あずは実際に䜜っおきた䜜品䟋ずしお、䌁画〜制䜜たでのプロセスを曞いた蚘事がいく぀かあるので、よろしければご参照ください。


     
     
     
    仮想の䞖界を小説で描き、䜓隓で顕す䜓隓䜜家です。著曞『ワヌルドラむンズ 䜓隓できる䞖界芳の぀くり方』(逆旅出版) / Ozone合同䌚瀟代衚。逃げBar逃䞻。「スキ」しおもらうず「どうでもいい知識」が手に入る仕組み。 https://www.yuu-amemiya.com/

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