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第19回書き出し祭り:タイトル感想

    この記事について

     2023年9月2日に書き出し祭りのタイトルとあらすじが公開されました。

     書き出し祭りは「タイトルを100作品並べてみたとき、一番おもしろい書き出し」はどれか。というのを決定する祭りです。

     この祭りを考える上で、読者が一瞥するものはタイトルです。面白い本文が待ち受けていようとも「タイトルで興味を持てない」場合は面白い本文も読まれないのです。

     万人に興味を持てるタイトルであるべきなのか?

     というと、これも私は疑問に思っています。大事なのは次のことです。

    「作者が届けたい読者」に届くタイトルであることが求められると思います。

     そのタイトルはラブロマンスなのか? ミステリーなのか? ドラマなのか? メロドラマなのか? 対象読者は女性向けか? 男性向けか?
     それらの情報が集約されたタイトルが100本並んでいます。

    「小説家になろう」の投稿フォームを活用した企画ですが、タイトルの文字数も上限40字となっており、あからさまな長文タイトルは制限がかかってしまいます。

     情報量があるなか、どれだけジャンルを指定できるのか。それを一瞥した読者である私が汲み取れたか。それらを重点において、タイトルの感想を残していきます。

     なお、タイトルはこちらのデータから引用としました。

    第一会場

    1-01 真夏の幽霊に、さよならを。

     もう、なんだか。あれですよね。はかないのにさらにはかない感じ。そういった青春もののイメージを持ちました。

    1-02 鏡映しの忌み子と、鰐の花婿

     エルデンリングですか? 花婿の前の文字が「わに」だったか「つば」だったかで目が滑りました。漢字である必要があったのか。ワニと開いてもよかったかもですね。
     花婿とあるので、ラブロマンスを読者へのアピールポイントに持ってきているのでしょうか。

    1-03 みんな死ぬので平和です

     物騒ですね。みんな死ぬ。なんだろうか。セカイ系の亜流でしょうか。ジャンルは確定しづらいですね。

    1-04 悪役令嬢に憑依したとたん婚約破棄を言い渡されましたが婚約破棄は破棄だそうです

     婚約破棄関連のものであるので、女性向けの作品ターゲットであろうかと思います。ええ、こういう男性向け。女性向けのバッチリマジョリティ向けの作品はエンタメの王道ですね。婚約破棄は破棄である。
     甘めのラブロマンスなのでしょうか。溺愛ものと予想しました。

    1-05 マンドラゴラと楽師なき楽団

     マンドラゴラってあれですよね。モンハンで言うところの秘薬の素材です。キノコ大好きでいつもお世話になっています。
     楽師ってなんなんでしょうね。文字の字面から一瞬「薬師」とも目が滑りました。
     薬師ものがジャンルとしている存在しているので、そちら方面かと思いましたが。マンドラゴラの絶叫と楽団が絡むんでしょうか。
     阿鼻叫喚ではないですか。

    1-06 異世界転生して悪役令嬢になったけど、元人格がワガママ過ぎて破滅回避できません‼︎

     厳密には違うんでしょうけど。未来の破滅を回避するために色々頑張る話でしょうね。ループものであったり、先の展開を知っているゲーム世界であったり、はたまた関係ない「悪役令嬢」という概念があるはいファンタジー世界でしょうか。
    『悪役令嬢=ゲーム世界』と、認識していたので、最近これが瓦解し始めました。概要は十分に伝わるいいタイトルだと思います。

    1-07 全員ゴリ強(つよ)になっちまえ!~悲恋ゲー悪役令嬢の、ヒーロー&ヒロイン育成記~

     皆さんタンパク質の補給が十分なキャラクターが揃っていそうです。悪役令嬢という文言があるだけで、ある程度のジャンルや世界観の硬度が伝わるのはいいですね。育成関連の話題ともあるので、メンターとしての眼差しのある作品かも。タイトルだけで興味が湧いた作品の一つになりました。

    1-08 ちるさば!~Children, survive!~

     ひらがなで書けば、悲壮感が薄まるって感じますよね。どんな酷いことがあるのか。ぞくぞくしますね。とはいっても、タイトルだけでは世界観もジャンルも確定はしない作品なので、本棚で並んだとき。ウェブで一覧として見た時、読者の訴求力は薄い作品のようにも感じます。
     子どもたちの悲壮なサバイバル。見る悲劇を個人的には期待しています。

    1-09 夏へのスイッチ

     智子のSwitchは引退したんですよね。なんでコントローラーはすぐに壊れるんでしょうか。
     夏へのスイッチ。ジャンルもまったくわからないので、ピンともこないタイトルです。しかし、夏といえば爽やかな青春。日焼け。海。変わった同級生。
     いろんなイベントがある季節なので、それだけで情報には溢れています。
     溢れているからこそ、情報が拡大しすぎていて、ターゲットがタイトルからはまだ見えないですね。

    1-10 寝起きの悪いお嬢様

     智子のセンサーはちゃんと拾いましたよ。おそらく、男性向けのラブコメですね。そうであってください。寝起きが悪いからって、寝室に侵入するようなことをしてはいけませんよ。百合ものである可能性もほんの少し。

    1-11 今度こそ救うのだ、我らが英雄を

     英雄は今までどんな酷い扱いを受けていたんでしょうか。
     英雄とあるので、ファンタジー的な世界観を期待できたのかもしれませんね。どうだろう、ファンタジーじゃないかも。

    1-12 魚の気分になる

     キャラクター主体ではなくて、文芸主体の作品のようにもお見受けしました。文芸ものに興味がある人は、クリックするかもしれません。
     でも、そうと見せかけて、もうガッチリのシュールの文体の作品かもしれませんね。ジャンルはわからないので、クリックの誘導自体は難しいかもしれません。

    1-13 素人質問で恐縮ですが

     これは怖い奴ですね。聞こえなかったフリをしたい前フリの質問です。
     どういう話なのかな。ギャグなのかもしれません。
     大学の論文などの発表とか。教授からの指導や質問などといったものを予想するので、大学生の懊悩的なものでしょうか。私自身がそういった学び舎に縁がない人生だったので、勝手なイメージ像ですが。胸に杭をうちにくる枕詞と認識しています。

    1-14 ひとりぼっちの魔王様が恋をした

     ファンタジーのラブロマンスですね。もう、最近の魔王はもう恋をするのがスタンダード。それくらい恋愛脳です。トレンドであるので、この作品は相当数の読者が詰め寄せると予想しています。

    1-15 カノジョの前に妹とキスをした。

     男性向けラブコメですね。昨今はこの向きの作品も傾向として強いので、いいアピールのタイトルですよね。

    1-16 スターマインの翼

     わからん。わからんです。イカロスの翼くらいしかわからんです。

    1-17 異世界人骨生物群集

     なんでしょうか。学者の研究みたいな話でしょうか。かっちり硬そうなイメージの作品ですね。もしかして、例の本格ファンタジーの話題ではないでしょうか?

    1-18 ダンジョン住まいのドラゴンと配信者な腹黒獣医さん

     配信ものですね。昨今のはやりですね。実はここ数回の書き出し祭りで配信ものは度々お見かけしていました。聞くところによれば、最近のランキングでも配信ものが話題のようです。それらのトレンドを知っていて、楽しみを知っている読者を引き付けるよいタイトルですね。

    1-19 推しの鑑定、お断り!

     この推し文化なるものを最近理解はした智子です。推しを鑑定する。というちょっと特殊な設定ですね。後ろにビックリマークをつけることで、ニュアンスがコメディ調になった印象です。

    1-20 セ〇ールでござーる? ~ハリウッドスターの異世界無双チャンネル~

     知らん。わからんです。元ネタを存じ上げないな。チャンネルという言葉から、異世界の配信ものであることがアピールされていますね。やはり、タイトルでジャンルがわかる作品は届けるべき読者に届く練り込まれたものだと好感を得ています。

    1-21 悪魔72チュ~は世界を救う!

     わからん。チュー。接吻ですか。悪魔が接吻で世界を救うのですか。ジャンルは楽しげなエンタメ作品のようにもイメージができるチョイスですね。

    1-22 メスガキ☆パニック! ~ クソザコナメクジ♡ワカラセ奇譚 ~

     こいつは。すごいタイトルが来ましたね。メスガキという属性自体がレギュレーション上気をつけなくてはいけない要素です。サブタイトルに「ワカラセ」まであるじゃないですか。男のマチズモを満たすような、加虐心をそそるメスガキを4000文字で書けるものなのか。非常に難度の高い作品であろうかと思いますが。挑戦をしていることを高く評価したい。この時点で満点。

    1-23 しょうびいろの魔法屋さん

     ファンタジー作品なんでしょうかね。魔法屋さんっていうのがその要素でしょうか。
     しょうびいろ。という言葉を存じ上げないので、よくわからんです。何か意味のある要素であり、それらを本文中にどのようなメッセージに転化できるのか。その創意を読み取れる作品であったときに、満足感が担保されるでしょうか。

    1-24 いよぽん ──クソ真面目な怨霊はときどきデレる──

     あじぽんみたいな感じでしょうか。デレるということはどっちだろうか。おそらく男性向けなのかな? タイトルだけで、男性向けか女性向けかの選好ができない情報量はちょっともったいなかったかもしれません。

    1-25 異世界で、鉄路を拓く。

     異世界で交通網の開拓をするんでしょう。鉄道とか? 異世界開拓ものであることを期待させるタイトルのように感じました。

    第二会場

    2-01 奴隷に転生した俺はにゃんこと公爵令嬢に溺愛されて幸せになります

     これはちょっと変わり種のタイトルに思えました。溺愛される。という単語の強い訴求力自体が「女性向け作品」の選好の言葉だと思っていたので、タイトルの文体では「男性視点で公爵令嬢に溺愛されて幸せ」と書いてあるので。いや、男性じゃないのか。
     うーん。この溺愛ものを男性向けでご用意するトレンドがあるのか。それとも、作者独自の新規性か。ちょっと気になるタイトルです。

    2-02 俺のターンはジ・エンド!?~乙女ゲームで俺だけデュアルシステムな件~

     カードバトルは知らん。多分、カードゲームもので乙女ゲーム。ゲーム世界転生というジャンルでしょうかね。
     カードバトルものはやはり、ジャンルとして強いんですかね。あまり存じ上げないジャンルなので、カードバトルを基調にどのような物語を提案してくれるのでしょうか。

    2-03 神樹をカジりて、踊れよ!冒せよ!!

     わからんですね。たぶんファンタジーかな。でも、タイトルではジャンルがわからないので閲覧数に伸び悩むかもしれません。「冒せよ!!」おかせよ。あまり馴染みのない言葉ではありますよね。何かしらにのぞむ。というような意味合いだろうとは思ったんですが。これは私の語彙の問題かな。
     漢字で書いているから、ちょっと硬い印象がつきましたね。

    2-04 ぽんぽこ帝都身代わり婚〜妖狩りの旦那様と憧れのすろーらいふ〜

     帝都。妖。大正ロマン的な時代なのかな。しかし、スローライフ。身代わり婚とあるので、女性向け作品のイメージが付随します。
     ぽんぽこっていうのがどうしてもたぬきの変化術なんかもイメージし易いですね。いいタイトルだと思います。あらすじで全然違ったらすいません。

    2-05 勇者の魔力がゲロヤバイ!

     なんかやばいのはわかりました。おそらくその「魔力」自体が何かしらのギミックとなって、物語上の課題なんかを解決していくことになるのでしょうね。逆にタイトルを回収することを期待される作品として、ちょっとハードルが高くなるでしょうか。
     どういう作品なのか、タイトルではわかりかねますね。俺TUEEEなるジャンルでしょうか。だとしたら、雰囲気は伝わったように感じます。

    2-06 死にたがりの少年は、頼れぬ闇夜に堕ちていく

     創作物の皆さんよく死にたがりますね。私は百三十まで生きるつもりの人間ですが。この「悲劇」をこのむ物語の傾向というのもよく存じています。タイトルは悲劇を連想させてくれるものなので、それらの期待をあらすじで高めてくれる作品か。あらすじをよく確認したいと思います。

    2-07 彼を恐れぬ乙女こそ

     どういう意味でしょうか。乙女を求める話なんでしょうか。マッチョな乙女を求める天下一舞踏会? 恐れるというのもよくわからんですね。美女と野獣的な感じで男性側に何かの課題があるとかでしょうか。タイトルではジャンルも何も確定できない作品なので、一般の閲覧やクリックはあまり望めないかもしれません。

    2-08 アフロディーテの皿

     ええ。美の女神でしたっけ? あまり詳しくはないのですが。皿に関する話題があったでしょうか。神話に絡む物語であろうと期待する。もしくは、神話をオマージュした作品でしょうか。

    2-09 痛み盗み~痔星見セレナと切れ痔の秘密~

     痔が流行ってるんですか。切れ痔に秘密はありませんよ。安静になすってください。
     痛み盗みとあるので、痔に苦しむ人々を救うヒーローの登場でしょうか。その痔の問題がその世界観でどのように展開して、どのように感情を想起させてくれるのか。
     痛々しくなりそうですね。肛門に負担のない食べ物を皆さん食べましょうね。激辛カレーはだめですよ?

    2-10 異世界では、もふもふの愛され体質に!〜第二の人生は、梟騎士団でお世話係をします〜

     もふもふっていまでも、人気なんですね。私は家族が毛皮のある動物を苦手としていたのでついぞ触れることがないまま人生を過ごしてしまいました。と思えば、梟ですか。もふもふって鳥でもいいんですね。めじろかってました。智子です。
     騎士団で、縁の下の力持ち。とかサポート役のお仕事を連想させているので、女性向け作品でしょうかね。

    2-11 トラジック・エデン

     横文字はわからん。エデン? 楽園ですか。トラジックはわからん。

    2-12 異世界帰りのTS龍人娘と限界社畜のダンジョン配信暮らし

     あれ? 似たようなタイトルありませんでしたか?
     
    『1-18 ダンジョン住まいのドラゴンと配信者な腹黒獣医さん』

     イメージだけですかね。配信ものというのがジャンルとして、最近のトレンドなのでしょうね。そこにTSの龍人娘というのがあるので、そのTSジャンルに求められる「お約束」をどのように踏襲しつつ、配信による環境の説明とか。色々と見どころがありそうな作品かも。あらすじをよく確認してみたいです。

    2-13 お婆ちゃんから引き継いだのは、皇位継承権三十二位とお爺ちゃん警護官

     ちょっとよくわからない。わからないってことはないんですが。ジャンルもターゲットもピンとこないのでわからんですね。あらすじ確認かな。皇位とあるのでファンタジー世界なのでしょうね。

    2-14 地域の広報キャラクターをデザインした、ある一介の公務員 ~彼の功罪とは~

     ゆるキャラなるものが、世の中にはありますし、各自治体におけるそういったゆるキャラ作成にかかる物語でしょうか。お仕事ものと言われるジャンルの作品のようにも思えました。

    2-15 出征

     わからん。二文字の漢字はわからん。本棚に並んでた時、一覧に並んだ時にクリックするのはちょっとためらいが出るタイトルですよね。このタイトルの作品に何を期待するのか? 情報が少ないが故に多い。という作品ですね。

    2-16 パパ、もうすぐ素敵なカレシを紹介するから!

     パパ。非業の涙でしょ。
     どっちの視点なんだろうか。続々と紹介される素敵なカレシ達を前にパパがあの手この手で断り続けるみたいなギャグでしょうか。
     ターゲットが「娘を持つパパ」というある程度のライフステージを積み上げた男性向け作品となったならば、それはかなりニッチだ!

    2-17 ナイト・ミュージアム・デスゲーム

     英語も全くわからないわけじゃないんですよ。デスゲームものですね。どういうデスゲームかはわからんです。あらすじでデスゲームのジャンルや雰囲気は伝わる様になっているのかもしれません。

    2-18 すすめ、第2電戦研!

     わからん。第1じゃないんすね。何かしらのミリタリーものをイメージできるでしょうか。どんな作品なんだろうか。

    2-19 エンディングは終わりじゃない

     エンディングは終わりですよ。何をおっしゃいますか。
     矛盾する言葉を並べるというだけで、何かしら意味深な繋がりになるのはいいですよね。
     老いた赤子。
     燃える氷。
     ああ、かっこいい。そういったおしゃれな作品なのかもしれませんね。

    2-20 ベアーガーデン

     わからんのよ。熊の庭? だったら、ベアなのかな。伸ばし棒がわからんです。

    2-21 家族もどきが壊れたら

     入間人間的な懐かしい雰囲気を感じました。
     家族主義の概念に突っ込んだ作品であれば、智子好みのそれかも。ちょっと気になっています。

    2-22 勇者パーティーで『神童』と持て囃されてた現在30歳無職オッサンの事件簿

     無職オッサンの事件をまとめているのか。無職オッサンが解決した事件をまとめているのか。で随分とタイトルの印象が変わりそうな作品です。

    2-23 魔女を脱がせてはならぬ

     こういうセクシャルな設定で読者を釣ろうだなんて。いけませんよ。安易な作戦です。脱がなかったら暴動を起こしますよ。
     魔女とあるので、ファンタジーを期待できるでしょうか。

    2-24 買われた聖女~後宮であなたと白黒ショー!

     後宮というだけで、女性向け作品のイメージがばっちりくっついています。中華後宮ものであれば、そういった方向性の単語のチョイスをするでしょうから。西洋ファンタジー風なのか。
     ジャンルはイメージがつくタイトルではあるので、女性向けとして女性読者達へのアピールができた作品だと感じました。

    2-25 人喰らう婆、不死の狂女に出遭うこと。

     ファンタジーかな。ちょっと重そうなファンタジーですね。どちらも「女性」を表す単語であるので、その描き方次第で男性向けにも女性向けにもなりうるタイトルのようにも思います。
     あらすじ次第で、期待値が確定しそうです。

    第三会場

    3-01 Sと、Fと、

     SFですか? そういうことでしょ?

    3-02 /The_Master_Protocol

     だからわからん。英語はわからん。

    3-03 あたしは悪女よ?……いいえ、反省して幸せになれるようです。

     悪女という概念から、異世界ファンタジーの女性向け作品でしょうか。幸せになろう! という明確な目的意識をもって、読者を引き付ける冒頭を約束してくれる作品でしょうか。

    3-04 近衛騎士の剣星様は求婚されたくない~24歳と365日目の出来事

     私は道行く人々にお願いして求婚したいタイプのニンゲンです。
     求婚とあるので、婚姻譚にかかる物語で。ラブロマンスを期待する読者達へのアピールに徹した良いタイトルだと思います。
     どうして、求婚されたくないのか。という部分を納得し、読者を惹きつけられるでしょうか。

    3-05 私のルームメイトはどうやら未確認生命体なんだとか

     SFでは? ルームメイトが宇宙人ですか。未確認生命体というと、宇宙チックなイメージがありますよね。妖怪とかだったら、妖とかそういう方向性のアピールするでしょうからね。
     このタイトルだけで「感情」まで約束されたら、読者への強いアピールになったかもですね。
     
    3-06 愛の帰り

     わからん。愛とあるから、愛に関する物語でしょうか。それとも「愛」という人物名とか。とにかく、何かしらの「愛」に関する物語を約束してくれるものを期待したタイトルです。

    3-07 re:ゲロから始まる高校生活

     どうするんですか。訴えられませんか? めっちゃパロディの香りがするんですが。高校生活とあるので、高校ラブコメ? ギャグかな。

    3-08 勇者のメイド

     メイドものですか。珍しいですね。メイドものは久しぶりですよ。ええ。メイド。メイド。メイドは好きですよ。
     勇者のメイド。という設定でどのような物語を提案するのか。タイトルでは全く不明なので、あらすじの内容次第でしょうか。期待値を図るのも難しいです。

    3-09 ヤンデレ監禁エンドから始める極楽だらだライフ

     だらだ(ら)ライフ。
     
     言葉を繋いだのでしょうか。
     
     ヤンデレ監禁エンド。という部分から、ヤンデレのキャラクターが出てくる。ヤンデレエンドってどっちかというと男性向けのイメージなんですよね。なので、男性向け作品のラブコメ作品でしょうか。

    3-10 美少女のはらわた

     大丈夫ですか? レギュレーションに躓かないですか? おっさんのはらわたも美少女のそれも大して変わんないと思いますよ。
     なにかしらのグロ要素を期待したタイトルになるので、そういった期待に作品が応えられるかどうか。というのは読者の厳しい選好があるジャンルだとは思います。レギュレーションの問題でどこまで書けるのかね。
     
     逆にこの作品でラブコメだったら、お手上げであります。あらすじを要確認とします。
      
    3-11 傷心パティシエール、異世界転職しました。

     短いタイトルですが。十分な情報量がある。いいタイトルだと思います。
     傷心のキャラクターは回復するために物語に乗り込んでいきます。このパティシエールが回復するための物語としての期待を見事に満たしてくれたら、読者は投票をするでしょう。みんな、癒やされたいんです。

    3-12 海抜ゼロメートルの悪魔

     よくわからん。海難事故の物語なのかな。もうよくわからん。ファンタジーではなさそう。

    3-13 ぼくの異世界もふもふ冒険記

     みんなもふもふ好きですね。タイトルは明快です。もふもふが登場する冒険記であること。その冒険記を彩ってくれる「もふもふ」がどのように作中に絡むのか。どのような課題とテーマを序盤に示せるのか。スピード感が求められそうな作品でしょうか。あらすじをよう確認です。

    3-14 後宮のお茶汲み係

     今のZ世代とされるお若い方々に「お茶くみ」とされる日本の閉塞的な文化をご存知の方はいるのだろうか。
     後宮とあるので、異世界ファンタジーでしょうか。お茶文化とあるので、中国茶でも行けそうだし、紅茶の文化でもよろしいのかも。どういう世界観であるのかはまだゆらぎそうな情報量です。

    3-15 東雲一高eスポ部っ!

     高校生を主人公としたスポ根ものですか。しかもeスポーツ! そのジャンルのスポーツを小説媒体でどのようにアピールするのか。興味深いタイトルです。

    3-16 禁断の雫、魔法姫の涙

     なんかエロいですね。智子が残念な嗜好を持っていることが開陳されてしまいます。ファンタジーか。泣くとあるので、可哀想な話なんですかね。

    3-17 世界平和は家庭内平和から、らしいです

     スケールの感じから、セカイ系なのだろうか。それとも日常系なのか。ちょっとよくわからないタイトルでしたね。

    3-18 千変万化異世界生活

     異世界なんでしょうけど。ちょっとよくわからないタイトルですね。変化する。落ち着きの無い。舞台が目まぐるしく変わる作品なのでしょうかね。

    3-19 悪役令嬢メーカー~初見プレイで特性「転生者」持ちの娘に挑戦~

     いや、よくわからん。悪役令嬢という文字も読めるので、イメージはつくんですが。この突拍子のない感じはどうしても気になりますよね。タイトルっていうのはこういうふうに突き抜けるのも大事なのかもしれません。
     挑戦とあるので、どのような性質の戦いが展開されるのかでジャンルが確定しそうですね。

    3-20 夢入り少年は夢喰いバクの夢を見る

     バク? なんか、そういった妖の話題がありましたっけ。残念ながらわからんです。

    3-21 君がかわいかった百の理由

     ああ。なんかいいタイトルですね。情報量がある。過去形にすることで悲恋も予想できました。あらすじは気になって読んじゃう魅力がありますね。

    3-22 学園から追放されそうでしたが、今度は男装して王子の従者として通うことになりました

     いいですね。男装して、学園にのこる。男装がバレたら行けない。ドキドキハプニングが期待できる。ああ、いいね! 多分ですが。女性向け作品でしょうか。だけど、男装の女性が云々っていうのも、男性向けラブコメでも十分転用されてきた方法なので、興味を持った男性読者も惹きつけられるように思います。

    3-23 遠ざかっていく花言葉が僕を呼ぶ

     おしゃれすぎる。もう、怖い。こういうおしゃれな作品に恐怖を覚える。私のような無粋な輩が読めるのか。という恐れがうかぶ単語です。
     花言葉に関する別れの物語でしょうか。あらすじ確認です。

    3-24 あなた方が捨てた私が、本物の聖女ですが…。ま、いっか。

     追放ものですね。そして、その追放した人々はどこかでザマァとされるような布石があると期待できるでしょうか。どのような力を持つ聖女なのか。冒頭4000文字でつかめるでしょうか。

    3-25 自称中堅冒険者のアフターライフ

     自称ってのがいい情報量ですよね。「あれ、なにかやっちゃいました?」というなろう系における期待される展開のための属性のようにも思えます。その読者層に寄せたタイトルではないかな。

    第四会場

    4-01 Machinery Warriors Online

     わかりません。もう、無学の私にはわかりません。英語怖い! 助けてGoogle!
     
     オンラインとあるので、オンラインゲームをテーマとした作品のようにもお見受けします。ゲームものはどうやってその「緊迫感」を出すのか。という部分が課題だったりもしますが。あえて、その緊迫感を持たせないで展開する作品もあったりはします。どっちの作品なんでしょうかね。
     
     戦士なので、ハードコアなものを期待しています。

    4-02 記憶の蓋とキーパーソン

     わからん。記憶の喪失とか。記憶を蘇らせるとか。自身の記憶を探求するような作品なんでしょうかね。わからんです。

    4-03 南無・ロック

     事務員時代にはよくお世話になりました。ナンバーロックですよね。多分違う気がします。いや、ダジャレか。
     
     南無阿弥陀仏的な仏教的な要素と。ロックミュージックの反骨精神にかかる作品? いや、全くわからん。こればっかりはあらすじなのかな。ジャンルがわからない短文タイトルは手に取りづらいですね。どういう感情を約束してくれるのか。そこまでわからない作品は優先度が低くなってしまいそうです。

    4-04 死者が見える男は探偵役を望まない

     いいんですか。そういう力をもった人を探偵役においちゃっていいんですか。ミステリーをよくわかっていない智子ですが。さすがにそれは「おいおい。それはちょっと」と口を濁しています。
     
     この「難題」とも感じられるこの設定をどのように生かして、ミステリーを展開できるのか。ちょっと気になりますよね。

    4-05 イリヤの遺言

     なんか悲しそう。遺言とあるので、何かしらのエモーショナルな作品として期待できそうでしょうか。

    4-06 魁国史后妃伝 その女、天地に仇を為す

     攻めますね。国史とあるので、歴史書の体で描かれる作品でしょうか。后妃と明言しているので、結末が示されるというのもいい方法ですよね。天地とするのですから、魁国における建国の祖が「天地」に由来する人なのかな。そこで、女性向け作品で求められる闊達な女性像が現れるのではないでしょうか。情報が多いタイトルでターゲットに深く届いたように感じます。

    4-07 AI-NO-YUKUE

     わからん。英語はわからんよ。英語。いや、これはアルファベットですね。
     
     愛の行方とAIの行方をかけているのかもしれませんね。SFでしょうか。

    4-08 保健室登校したら異世界召喚されました ~『傾聴力』で世界を救えって本気ですか?~

     いいタイトルですね。異世界に転生する物語というのは常に何かしらの課題を与えて、その課題に対応していく。といったヒーロー的な要素を踏襲する作品が期待されています。そして、この「保健室登校」というのも、主人公自身に何かしらの「課題を抱えた」属性があることが明示されていて、その力ゆえに異世界を救うヒーローとしての役割が求められています。
     
     タイトルだけでここまで情報があるのは練り込まれたいいタイトルだと思います。

    4-09 書き出し祭りの魔物、かく語りき

     わからん。わからんですよ。ジャンルもわからん。だけど、この作品については感想をつぶやく度に作者は感想を拾いやすいかもしれませんね。いや、でも他の感想にまじっちゃうんじゃないかなぁ。

    4-10 偽善の悪魔は正義に嗤う

     なんか、ちょっとシニカルなイメージの作品です。昔メディアワークスで読んだ「騙王」みたいなイメージかも。

    4-11 茉莉オルタナティブ

     わからん。オルタナティブってのがわからんです。恥ずかしい。私はわからん。
     茉莉は人名なのかな。

    4-12 君の無実に賭ける、世界の天秤

     盛大な裏切りを予想したくなるタイトルですよね。ジャンルもわかんないけど。裁判とかそういう罪悪にかかる物語でしょうか。世界の天秤とあるので現代ものではない作品かもしれませんね。

    4-13 玲奈と、境ノ森町の魔法使い ―ワクワクはドラゴンと不思議を添えて―

     楽しそうな作品のイメージですね。漢字の名前をタイトルにすることで、現代ファンタジーをイメージできます。上手なタイトルです。ワクワクというのが、どういう要素として生きてくるのか。気になる作品です。読者をワクワクさせてくれるのか。

    4-14 蒼銀の園に汚泥を

     きれいなものにきたないものを。矛盾するものを並べる。みんな大好きなおしゃれな技です。智子も好きです。意味深なタイトルにはなるんですが。どういう作品かは全くわからないので、痛し痒しですよね。

    4-15 美少女型巨大ロボットのAIが何かおかしい

     巨大ロボットを美少女にする必要があるんですか? 全く、智子の知り合いのフェミニストのお姉さんに見つかったら妙ないちゃもんつけられそうなタイトルで、すごく気になっています!

     おそらくですが。ギャグ要素の強い作品じゃないかな。「なにかおかしい」ホラーではない。男性向けのラブコメチックな感じになるんじゃないかな。そういう感じは受け取りました。

    4-16 変な魔剣を作りたいから金目の物を奪って売るぜ!

     物語の目的というのが明確な作品っていうのは、ウェブ読者に受けがいいし、エンタメ読者にとっても「どういうつもりで読めばいいのかわかる」という部分から強みでもありますよね。ダーティなヒーロー像を期待させてくれる良いタイトルだと思います。閲覧数は伸びるんじゃないかな。クリックはしちゃうと思います。

    4-17 郡長運営記

     わからん。郡の長官の徴税とか? 領地運営の記録でしょうか。ファンタジーかも。そういった事務官のファンタジー読むの嫌いではないので、個人的には好きですが。一般には受けないんじゃないかな。と思うタイトルです。

    4-18 めぐる愛し子に、靴のお告げを

     わからん。わからんですよ。シンデレラ? ファンタジーなのかな。いや、でも現代ものかも。

    4-19 月・吸血鬼・好き ーvampiresses in the moon

     こういう配慮に満ちたタイトルを智子はにっこり眺めています。
     
     吸血鬼ものでしょ。しかも! ラブコメ! ジャンルが明確。それを補足するあらすじがあればバッチリですね。吸血鬼ものを望む読者のための情報量は十分にみたした作品ですね。

    4-20 都道府県獣

     きになるわ。あらすじは読んじゃうでしょうね。47都道府県を守る神獣が現れる壮大なものになりそうですね。

    4-21 潔白のセイレーン

     セイレーンってなんでしたっけ。唄う人? 人魚? いや、それはマーメイドか。なにかしらの幻獣かな。ファンタジーでしょうか。でも「潔白」とあるので、サスペンスなのかもしれませんね。
     作者の方も予想していませんよ。
    「セイレーン知らない奴おるんやな」
     すいません。

    4-22 ひつじ雲の空の下で、私の王冠はからまっていく

     おしゃれなタイトルってですね。わからんのですよね。ジャンルが。ファンタジーなのかな。もっと、違う方向性の文芸チックなものか。これがわからないとあんまりページをめくるのが億劫なタイプの読者ですからね。
     逆にこういった「ふわっとしたタイトル」を好む人達の意見を聞いてみたいですね。

    4-23 【魔王を討伐した勇者のその後】って、知りたくないですか?

     知りたいですよね。結構このジャンルってあるわけで。どのように差別化を出していくのでしょうかね。

    4-24 イケメン令嬢は婚約破棄されて旅に出る〜現地妻は受け付けていません〜

     現地妻……この言葉を知らない子どもの皆さんはお父さんに訊いちゃだめだぞ!
     
     イケメンとあるので、主人公が男性だと勘違いしてました。令嬢であるということなので、イケメンだけど令嬢という属性で。ゆく先々で女性たちにもてている。という作品でしょうか。
     
     百合もの? なのでしょうか。婚約破棄とあって、百合ものはあんまりイメージが付かないですが。ヒロインにどのような課題を持たせているのか。それで作品の方向性が決まりそうですね。

    4-25 我らペンギン探検隊! ~南極ダンジョンから始まる地球一周の旅~

     楽しそうですね。アニマルものでしょうか。タイトルからわかるアニマルものは今回では始めてかもですね。

    最後に


     この後は、あらすじまで含めての感想をご用意しようかと思います。

     参加者の方の狙い通りのタイトルになったでしょうか。それの手応えの一つとならんと思って、感想を残しました。

     あらすじを読むのが楽しみです。

     
     
     

    智子

     
     
    小説家になろうと色々としています。 読んだ本のことを忘れぬように色々な本に関する記事を書きます。

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