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【今朝の経済、私はこう見る】金曜のダウは478ドル高。支えになった提案を、週末にトランプ大統領が拒否しました

今朝の1ニュース

先週、イランの外相が国連総会の場で、ひとつの案を示しました。戦闘の停止や、凍結されたイランの資産の解除などをアメリカが受け入れれば、7日以内にホルムズ海峡を開く、という内容です。ホルムズ海峡は中東の原油を運ぶ船が通る細い海の道で、いまは事実上ふさがれています。

この話を受けて、金曜25日のニューヨークでは原油の値段が2.3%下がり、ダウ平均(アメリカの代表的な30社の株価をもとにした指数)は478ドル上がりました。

ところが現地時間26日の土曜、トランプ大統領はこの案を「受け入れられない」と退けました。

決まる前に、値段は動きます

金曜のニューヨークの上げは、何かが決まったから起きたわけではありません。案が出た、という段階でした。アメリカが受けるかどうかは、その時点ではまだ誰にもわかりませんでした。

金曜の夜の取引でついた日経平均の先物(先の日経平均の値段を売り買いする取引)の値段も、この発言より前のものです。東京の株式市場が拒否のあとで開くのは、今朝が初めてになります。

週末をはさむと、ときどきこういうことが起きます。金曜の夜に聞いた話と、月曜の朝に読む話で、同じ案の向きが変わっているんです。

ガソリンや電気代のほうが気になります

原油が下がったと聞いて、私が気になるのはガソリンや電気代のほうです。株の値段が直接響くのは持っている人ですが、ガソリンや電気代は、ほとんどの人の毎日にかかわります。

ただ、原油の価格が暮らしの料金に届くまでには時間がかかります。金曜に下がった分がそのまま届くとは限りませんし、交渉がどちらに転ぶかは、仲介国を通した正式な返事が出るまでわかりません。トランプ大統領も、拒否しながら「私も取引をしたい」と話していて、話はまだ途中です。

今日のひとこと

イランは、カタールなどの仲介国を通した正式な返事を待つ姿勢で、27日の時点で、仲介国からはまだ何も伝えられていないとしています。

※ 本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

前日の相場のくわしいまとめは「お金バイバイマンの経済ニュース」(https://okanebye-man.com)でも書いています。

ichido-studio|朝の経済コラム|2026年9月28日(月)

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