
「幸運のあかし」に遭遇した
なんてったって、電車好きな私である。
なのだが、オタクのくせに色々と詳しくない(笑)
私の職場は、都内の浜松町という駅が最寄りだ。
駅から会社までの道中、JRの線路沿いを歩く箇所が多い。
在来線だけじゃなく、新幹線は通るわ、特急踊り子号は通るわ。なかなか楽しいのである。
とある通勤帰りのときだった。
なにやら、この道沿いに人だかりができている。
みんな線路のほうを向いて、スマホ片手に写真や動画を撮ろうとしているのだ。
はて?なんだろう?
野次馬根性丸出しで、私も人だかりの一画におさまった。
いつも通りのラインナップ——新幹線、踊り子、在来線——はどんどん通過していく。
何が起こるのだろう?
ドキドキしながら10分ほど待った頃だろうか。
向こう側から颯爽とやってきたのは。
ナント!あの、ドクターイエローではないか!!
ご存じない方のために少しだけ説明すると、新幹線の線路や架線に異常がないかを、走りながら検査する車両である。だから"ドクター"。
営業運転ではないので時刻表には載らず、いつ走るかも公表されていない。
しかも、ドクターイエローって運行が終わったんじゃなかったっけ?
あとで調べてみたら、JR東海の車両は2025年に引退したものの、JR西日本の車両はまだ走っているのだという。
いやいや、そんな講釈はどうでもいい。
あの黄色い車体に、スッカリ目がハートマークである。
あちらこちらで、スマホのシャッターを切る音。
負けじとばかりに、私も"撮り鉄"の本領発揮.....のつもりが。
興奮のあまり、気づいたら動画のボタン押し忘れてた(泣泣)
もう走り去ろうとするその姿を、かろうじて写真に収めるのが精一杯だった。
しかも残念ながら、ややピンボケである。

それにしても。
あの人たちは、なぜこの時刻にドクターイエローが通ることを知っていたのだろう。
やっぱり私は、鉄オタとしては下っ端だ(笑)
さておき。
ドクターイエローに会えるのは幸運のあかし、とどこかで聞いたように思う。
帰り道嬉しくて仕方なかったのは、言うまでもない。