
AIが作曲する時代。それでも僕が音楽を作り続ける理由。
最近は、生成AIで音楽も作れる時代になった。
ジャンルや雰囲気を指定すれば、それらしい楽曲が短時間で出来上がる。
本当にすごい技術だと思う。
でも、その話を聞くたびに思うことがある。
AIがあればできることを、僕はずっと前からやってきた。
ロックも、ポップスも、バラードも、アコースティックも。
一つのジャンルに縛られず、さまざまな音楽を作り続けてきた。
ギターを弾き、ベースを重ね、アレンジを考え、ミックスやマスタリングまで、自分の手で仕上げる。
そして、一曲ではなく、一枚のアルバムとして物語を作る。
かつて、ある大人にこう言われたことがある。
「いかにお客さんを驚かせるかを考えないと。」
でも、それは言われるまでもなく、ずっと考え続けてきたことだった。
同じような曲を並べても、おもしろくない。
「次はどんな曲だろう。」
「こんなジャンルまで作れるのか。」
そう思ってもらえるように、一人とは思えないほど幅広い音楽を作る。
それが、僕なりのお客さんへのサプライズだ。
もちろん、AIにはAIの強みがある。
短時間で形にできることも、大量のアイデアを生み出せることも素晴らしい。
でも、人間には感情がある。
嬉しかった日も、悔しかった日も、苦しかった夜も、誰かを想った時間もある。
その感情が、一音一音の選択を変えていく。
だから僕は、これからも音楽を作り続ける。
AIができることに驚く時代だからこそ、自分にしか作れないアルバムを届けたい。